ハワイのペブルビーチと呼ばれる米軍コース

[カネオヘクリッパー ]
05.ハワイゴルフ
05.ハワイゴルフ

オアフ島2日めは、家族四人でゴルフ。

場所はカネオヘクリッパー(Kaneohe Klipper )というガイドブックには、あまり載っていないコース。

というのもこのコースは米軍のミリタリーコースでカネオヘの海兵隊の基地内にあり、米軍関係者と一緒でなければラウンドできないのです。

基地内は軍人の家族が住んでいて1つの町のようになっているので基地に入る前にゲートでセキュリティチェックを受けてから入場。

敷地内には歴戦の戦闘機が展示されていて気分が高まります。

カネオヘクリッパーはハワイのペブルビーチと呼ばれています。

オアフ島のゴルフコースは離れた場所から海が見えるコースはあるのですが、実は海沿いのコースは少ないのです。

海沿いのコースはこのカネオヘクリッパーとソニーオープンが開催されているワイアラエカントリークラブと別の米軍コースのヒッカム・ママラベイゴルフコースぐらいしかありません。

そのカネオヘクリッパーのバックナイン13~15番ホールは海岸線沿いにあり景色がよいコースとして有名なのです。

開場は1949年。設計はウィリアム・P・ベル氏(ウィリアム親子の父親のほう)が担当してアウトコースのみで開場。その三年後にジミー・ウカウカ(Jimmy Ukauka)氏がバックナインを設計しました。

ウィリアム・P・ベル氏は1953年に亡くなっていることと、第二次世界大戦後は息子のウィリアム・F・ベル氏にも設計の仕事を手伝わせていたのでこのコースもおそらく息子も手伝っていたのだと思います。

ウィリアム・P・ベル氏は私が好きな設計家のジョージ・C・トーマス氏の弟子として各地でコース設計を担当していて有名ですが、ジミー・ウカウカ氏は初めて聞く名前です。

ウカウカ氏のことを調べてみると、ハワイ出身のプロゴルファーで1955年にオリンピッククラブで開催された全米オープンに出場して予選通過をして53位タイという成績を残しています。

1988年にはハワイゴルフ殿堂が制定されて初代の選出メンバーに選出されています。(同じ年にはフランシス・イイ・ブラウン氏やテッド・マカレナ氏も選出)

コース設計ではショートコースですが、同じカネオヘにあるベイ ビュー ゴルフパーク(1963年開場)の設計も担当したようです。

そんなカネオヘクリッパーのティーはバックティー、ミドルティー、フォワードティーとあります。

バックティーが6528ヤード、コースレート72.5、スロープ130でミドルティーが6211ヤード、70.9、128。

今日はミドルティーからラウンドすることにします。

息子は1つ前のラウンドでベストスコアを更新したのでこのラウンドもやる気満々です。

1番ホール 379ヤード パー4

やや左ドッグレッグのパー4

2番ホール 408ヤード パー4

クリーク越えの左ドッグレッグのパー4

ティーショットは左のラフに。

3番ホール 481ヤード パー5

真っ直ぐなパー5

4番ホール 153ヤード パー3

左にバンカーがあるパー3

5番ホール 297ヤード パー4

左ドッグレッグの距離の短いパー4

ティーグラウンドにはウッド禁止の看板がありました。

アイアンでティーショット。フェアウェイキープ。

6番ホール 142ヤード パー3

グリーン右手前にバンカーがあるパー3

7番ホール 552ヤード パー5

左ドッグレッグのパー5

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8番ホール 370ヤード パー4

左のウォーターハザードがあるパー4。二打目はクリーク越えになります。

9番ホール 344ヤード パー4

真っ直ぐなパー4

ティーショットは左のラフに。木の根元。

いよいよバックナインはハワイのペブルビーチと呼ばれる海沿いの美しいホールが登場します。

フロントナインはペブルビーチ?という印象。

そう、カネオヘクリッパーはバックナインからが真骨頂なのです。

10番ホール 481ヤード パー5

真っ直ぐなパー5

11番ホール 160ヤード パー3

グリーンの左右にバンカーがあるパー3。

前にいた司令官クラスの上級将校さん達がお先にどうぞと譲ってくれたのでティーショット。

ちなみにアメリカのミリタリーコースは上官になればなるほどプレイフィーが高くなるシステムらしいのです。よいシステムですね。

写真撮るの忘れたのでホールアウト後、グリーン奥からティーグラウンド方向を撮影。

12番ホール 299ヤード パー4

打ち上げでやや右ドッグレッグのパー4

13番ホール 431ヤード パー4

距離ある真っ直ぐなパー4。右には海岸線があるカネオヘクリッパーのシグネチャーホールです。

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あいにくの曇り空。晴れてたらもっと綺麗だったと思いますが実際に見る風景はもちろん写真より綺麗でした。

コースは右に傾斜しているので狙うならやや左目か。

風が強いのは右の木のしなりでわかります。

ティーグラウンドから海を見た風景。

コース途中からティーグラウンド方向を振り返った風景。

息子はこの日はドライバーが絶好調。

14番ホール 378ヤード パー4

左ドッグレッグのパー4

ティーショットは右のラフに。

距離が残りました。二打目はまずまず。

15番ホール 395ヤード パー4

右ドッグレッグのパー4

ティーショットの狙い目は正面の右に見える林越え。狙い通り。

緩やかな打ち上げです。

16番ホール 483ヤード パー5

緩やかに右に曲がっているパー5

ティーグラウンドから振り返って海岸線を見た風景。少し晴れてきました。

この時点で息子は14オーバー。

息子のベストスコアは前回のシーマウンテンゴルフコースでの114。

前半を57でホールアウトしているので後半は56(20オーバー)でベストスコア更新。

残り2ホールで6オーバーしてもベスト更新。

俄然やる気満々の息子。

17番ホール 283ヤード パー4

距離の短い緩やかな打ち上げのパー4

息子はパーオンは逃しましたがきっちりと3オン。

3mぐらいのパットをきっちり沈めて、ナイスパー。

息子はまだ14オーバー。最終ホールがダボ以下なら初の110切りというおまけもついてきます。

息子は何としても110を切りたいようです。緊張してきたとポツリ。

緊張に打ち勝てるでしょうか?

18番ホール 175ヤード パー3

打ちおろしのパー3

さて緊張の息子のティーショットはナイスショットでグリーン手前に。アプローチを乗せて2オン。

パーチャンス。パーを逃しましたがこれをきっちりと2パットのボギーで終了。

息子は後半は15オーバーで51と大健闘。

ベストハーフ更新。スコアも初の110切りで108。ベストスコアも更新して大喜び。

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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コメント

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