アメリカ中西部ゴルフの第二ラウンドは、ウィスコンシン州のエリンヒルズゴルフコース。
2017年の全米オープンの開催コースに決定しています。
開場は2010年。設計はマイケル・ハードザンとダナ・フライとロン・ウィッテンの共作。
ハードザンの代表作はニュージャージー州のハミルトンファームゴルフクラブ(2010~2012年までLPGAのサイベースマッチプレー選手権の開催コース)やカナダのオンタリオ州にあるデビルズ・プルピットやデビルズ・ペイントブラシなどがある。
フライはハードザンの助手として一緒にコース設計を行っており、トム・ファジオの元で設計のイロハを学んだ人物。
ハードザンが経営しているコース設計会社のURLはこちら
ウィッテンはゴルフコース評論家でいろんなゴルフコースに対する本も執筆している人物。
その三人が広大なエリンヒルズの土地に造ったゴルフコースは360度視界が広がる壮大なコースに仕上がっていました。
練習場ももちろん広大。
こちらはバッグドロップ。どことなく牧場にきている感じになります。
ティーはブラック(7823ヤード)、ブルー(7234ヤード)、グリーン(6756ヤード)、ホワイト(6423ヤード)、レッド(5123ヤード)とあり、ブラックはUSオープン向けで長すぎるのでブルーからティーオフすることに。
1番ホール 563ヤード パー5
左ドッグレッグのパー5
ティーショットの狙い目は正面に見えるバンカーのやや右が安全。
コースは左にずっと曲がっています。全体的にコースは左に傾斜気味なので二打目も右が安全。
グリーンは写真の左の平坦な場所がグリーンです。
2番ホール 341ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
一見すると左ドッグレッグに見えますが正面のバンカーの奥側にグリーンがある右ドッグレッグのホールです。ティーショットが右に行き過ぎるとバンカーのある土手が邪魔になりブラインドショットになります。
上手くティーショットを左の土手方向に打てるとグリーンが見えます。
3番ホール 451ヤード パー4
距離のあるストレートな打ち下ろしのパー4
フェアウェイはやや左に傾斜しています。
4番ホール 398ヤード パー4
コース中央にバンカーが配置されているストレートなパー4
コース中央には2つのバンカーが配置されています。
5番ホール 439ヤード パー4
ストレートなパー4
6番ホール 208ヤード パー3
縦にグリーンが長いパー3
7番ホール 574ヤード パー5
やや左にドッグレッグしているパー5
8番ホール 439ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
9番ホール 150ヤード パー3
グリーン周りに多くのバンカーで囲まれているパー3
10番ホール 476ヤード パー4
距離のあるストレートなパー4
11番ホール 359ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
12番ホール 432ヤード パー4
やや右ドッグレッグのパー4
右ドッグレッグというよりか、グリーン手前のフェアウェイは右側だけになり、左は小山になっていて左にボールがいくとグリーンがブラインドになります。
13番ホール 193ヤード パー3
左の大きなバンカーが配置されているパー3
14番ホール 579ヤード パー5
右ドッグレッグのパー5
15番ホール 359ヤード パー4
フェアウェイにバンカーが配置されているパー4
グリーンは砲台グリーン。
16番ホール 184ヤード パー3
17番ホール 445ヤード パー4
ストレートなパー4
18番ホール 630ヤード パー5
距離の長いパー5
最後、グリーンは左側に配置されています。
スケールの大きい距離もしっかりあるタフなコースでした。
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