シンガポールで人気の黄亜細肉骨茶の元祖のお店

本日、2度目の朝食はバクテー。

バクテーは肉骨茶と書き、マレーシアとシンガポールで食べられている骨付き肉のスープのことをいいます。

マレーシアのクアラルンプール近郊のクランという港町が発祥だといわれていますが、シンガポールのクラークキーが発祥という説もあるようです。

マレーシアのバクテーは黒醤油ベースで漢方ハーブの薬膳風味が強い黒いスープ（福建式）に対して、シンガポールのバクテーは白胡椒ベースのスパイシーな白いスープ（潮州式）。

元々はシンガポールも黒いスープだったようなのですが、白いスープが登場して、シンガポールでは白胡椒ベースのスープのほうが人気がでてきたのだとか。

白い潮州式では黄亜細肉骨茶餐室と発起人肉骨茶餐館の2店舗が人気らしい。

その黄亜細の元祖が今回訪れた老亜弟肉骨茶。

もともと、老亜弟肉骨茶の創業者の亜弟さんがバクテーを販売していて人気のお店となっていたのですが、バクテーの販売をやめることになり、その味を友人が引き継ぎ、黄亜細肉骨茶餐室を立ち上げたのだそうです。その後、亜弟さんが再び、ファンの声にこたえてバクテーを復活させて現在にいたります。

バクテーは揚げパンかご飯と一緒に食べるのですがせっかくなので両方をオーダー。

胡椒が効いていて美味い。スープはお代わりできます。

そしてバクテーは肉骨茶と書くように最後はお茶で締めます。烏龍茶をオーダー。

お店の方に作っていただきました。

お茶を飲んで口の中をリセットしてもう一軒、朝食を食べに行きたいと思います。

Lau Ah Tee Bak Kut Teh(老亜弟肉骨茶)
Blk 34 Whampoa West. #01-67, 330034
営業時間：7:00～15:00 旧正月期間休み