日本でゴルフ場付きゲーテッドコミュニティは受け入れられるか？

千葉県のブリストルヒルゴルフクラブをラウンドしてきました。

ここブリストルヒルは、ゲーテッド・コミュニティとして開発されています。

ゲーテッド・コミュニティとは、ブリストヒルのWEBサイトから説明文を抜粋すると、

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ゲーティッド・コミュニティとは、警備員が配置されたゲートを入り口に設置、外部から敷地内に勝手に侵入できないように管理された住宅地のこと。海外では、高級住宅地や高級ゴルフリゾートに多く特別な安心と安全を求める人々に人気が高いと言われています。
日本においては厳しい開発規制や宅地を含む大規模用地確保等の問題もあり、このスケールのものはこれまで実現できませんでした。プライベートゴルフコースを持つ類を見ないゲーティッド・コミュニティとしての希少性がおわかりでしょう。

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と説明されています。

先日、見学に行ったハワイ島の高級リゾート「クキオ」もゲーテッド・コミュニティの一つです。

その時の記事

「プライベートリゾートのクキオのゴルフ場を見学」

「クキオのクラブハウスやリセール中の別荘を見学」

 

最近、日本でも複数のマンションや住宅地を柵で囲い、ゲートから住人のみが出入りできるゲーテッドマンションなどが販売されてそういったニーズも少しずつでてきていますが、ここブリストヒルは千葉県の富津という山の中に作られていて普段、住むにはかなり不便なところにあるので色んな意味で微妙な物件でした。

バリバリ働く人からすると都心からアクアラインを利用すると車で1時間ぐらいで通える場所は通勤エリアとしては圏内だと思いますが、価格が見合っていないので、ほとんど売れてないんじゃないかなぁと思っています。

ターゲットが富裕層なんだと思いますが、付帯する施設をクオリティをもっと上げないと買ってくれない気がしました。

 

コースはトリッキーながらも私はよくできた面白いコースだと思いました。

コース設計はロドニー・ライト氏が担当。私がラウンドしたことあるコースではハワイ島のコナカントリー・アリイマウンテンコースなどがロドニー氏の作品。

トリッキーにした理由は、何度ラウンドしても飽きがこないようにするためかもしれませんね。

このコース、好き嫌いがはっきりと分かれるコースです。

日本っぽくないコースで、強いて言うなら、ハワイ島のハプナゴルフコースにオアフ島のコオラウゴルフクラブのエッセンスを足したような、少しでも曲げるとブッシュがあり、ボールがロストしてしまうタフなコース。

どしゃぶりの雨＆スランプ中という悪条件でのラウンドでスコアはさっぱりでしたがそれでも楽しくラウンドできました。

私は晴れた日にもう一度、チャレンジしたいなぁと思いました。

（晴れた日はフェアウェイにカート乗り入れ可能） 

この日はレギュラーティーから。

ブリストルヒルはインがパー５が３つ、パー４が４つ、パー３が２つでパー３７

アウトがパー５が２つ、パー４が４つ、パー３が３つでパー３５の合計パー７２のコースになっています。

 

 

1番ホール　416ヤード　パー4

やや右にドッグレッグしているパー４

スタートホールは広々としていてプレッシャーを感じない造りになっていました。

広々していますが左右はブッシュのため入ると高確率でロストします。

 

 

2番ホール　458ヤード　パー5

右ドッグレッグのパー５

セカンド地点からの風景。フェアウェイが波打っています。

 

3番ホール　575ヤード　パー5

右ドッグレッグでティーショットが谷越えのパー５。

左右はブッシュです。

右の窪んでいるところは谷になっています。

 

4番ホール　164ヤード　パー3

打ちおろしで右に池があるパー３

 

5番ホール　392ヤード　パー4

左ドッグレッグで二打目が谷越えのパー４

 

6番ホール　413ヤード　パー4

右ドッグレッグの距離のあるパー４

7番ホール　124ヤード　パー3

左に大きなバンカーがあるパー３。砲台グリーンになっています。

 

8番ホール　324ヤード　パー4

真っすぐなパー４

9番ホール　148ヤード　パー3

打ち上げのパー３

 

10番ホール　409ヤード　パー4

真っすぐなパー４

ティーショットはフェアウェイが狭くプレッシャーがあります。

フェアウェイは途中から段差がついていて、右には池があり更にフェアウェイが狭くなります。

このあたりからフェアウェイは右に傾斜していて池にボールがドロップしやすくなっていました。

 

 

11番ホール　484ヤード　パー5

二度の谷越えがある右ドッグレッグのパー５。

ブリストルヒルを象徴しているホールだと思います。 

 
まずティーショットは谷越えで左右には林があり、強烈なプレッシャーが。 

 

続いて二度目の谷越え。この谷越えがボールの落とし所が狭く難しいのです。 

左手前のほうにもフェアウェイがありますが、細く斜めに延びていて少しでもオーバー、ショートするとペナルティになります。かといって奥のフェアウェイを狙うには距離が必要でこちらも難しいのです。 

3打目はやや打ち上げになります。 

グリーンの上から先ほどの二度目の谷越えの地点を振り返って撮影。

 

12番ホール　355ヤード　パー4

左ドッグレッグのパー４

ティーショットの狙いは右側。

グリーンの手前は窪地になっています。

 

13番ホール　468ヤード　パー5

フェアウェイが左に傾斜しているパー５

フェアウェイがうねっていて落とし所が難しいです。

三打目の谷越えはこんな感じ。

 

14番ホール　529ヤード　パー5

インコース、３つめのパー５。三打目地点が右に直角にドッグレッグしています。

右にドッグレッグしている地点の右にはバンカー。左の土手はブッシュで1ペナとここもプレッシャーがあるホールです。

グリーン奥から見た風景。

 

15番ホール　169ヤード　パー3

谷越えのパー３。写真右にはポツンと建設中の住宅が。寂しそう。。

16番ホール　389ヤード　パー4

打ちおろしのパー４

17番ホール　147ヤード　パー3

グリーンの右に段差のあるバンカーのあるパー３

 

18番ホール　359ヤード　パー4

グリーン左に池がある真っすぐなパー４

今までのプレッシャーのあったレイアウトから一変して広く開けたホールになっています。

ただしフェアウェイの中央から右側には横長のバンカーが横たわっています。