Horrible Horseshoeを参考にしたホール
2011年3月21日 08:46
[ウインドワードヒルズカントリークラブ]
グアムゴルフの第7ラウンドはタロフォフォゴルフクラブの1kmほど北側にあるウインドワードヒルズカントリークラブ。
ウインドワードヒルズCCはグアム最古のゴルフ場で開場は1951年。
設計はジーン・ホルブロック氏。米国海軍のパイロットだったようです。同じグアムの海軍のアドミラル・ニミッツ・ゴルフコースと空軍のパームツリーゴルフコースの設計も担当した人物。
こちらウインドワードヒルズCCはパブリックコース。コースメンテナンスや設備はグアムの他のコースより劣るのですが、他のコースが日本の匂いがするのに対して、ウインドワードヒルズは完全にアメリカのパブリックコースの雰囲気。
ゴルフ場内のレストランにも地元の人が食事にのみ訪れたりしていて地域密着型。
練習用の無料のショートホールも併設していました。
日本ナイズされた観光客向けなコースではないので、今回私はグアム島の中で一番気に入りました。
プレイフィーを払った後は、自分でカートにクラブを積んで、いつでもスタートOK。みたいなカジュアルなノリでゴルフができるコースです。(他のコースに比べるとオンボロなのでリゾートゴルフを期待する方にはお勧めしません)
ウインドワードヒルズCCの名物ホールは4・5・6番ホールと15番ホールとグアムゴルフネットで紹介されています。
4・5・6番ホールはテキサス州フォートワースにあるコロニアルカントリークラブを参考にしたようです。
そのコロニアルカントリークラブは南部で初めて全米オープン(1941年)の会場になったコースで、1946年からは毎年、クラウンプラザインビテイショナル・アット・コロニアルが開催されています。
フォートワースはベン・ホーガンのホームタウンで、この大会に5度優勝していることでも有名です。
今年も5月16~22日の日程で第65回の大会が開催されます。
コース設計はジョン・ブレデマス氏(John Bredemus)の設計ですが、その後、ペリー・マックスウェル(Perry Maxwell)が改修しました。
コロニアルCCで有名なのは「Horrible Horseshoe」(恐ろしい蹄鉄)と呼ばれる3・4・5番ホール。
オーガスタナショナルのアーメンコーナー(11~13番),パームビーチのベアートラップ(15~17番)、イニスブルックのスネーク・ピット(16~18番)のようにこの3ホールをどのようにクリアするかが重要なのだとか。
5番ホールは私の愛読書の「THE 500 WORLD'S GREATEST GOLF HOLES」のThe One Hundredの中にランクインしていて、The Most Difficult HolesとThe Best Holes In Americaの18ホールの中の1つにも選ばれているホールでもあります。
ではなぜホリブルホースシューと呼ばれるのかというとコロニアルCCの3・4・5番を上から見ると以下のような感じになっています。
この3ホールの形が蹄鉄のように見えるのでそう名付けられたのでしょうか?
名前の由来は実際のところはよくわかりません。ご存じの方がいたら教えていただければと思います。
そしてウインドワードヒルズCCの4・5・6番も上から見ると以下のような感じになっています。
赤枠で囲まれているホールが画像ではコロニアルCCの写真と統一するために3rd Holeとなっていますが実際にはウインドワードヒルズCCでは6番ホールになります。
コロニアルの3・4・5番がウインドワードヒルズの6・4・5番の参考になっているのではないでしょうか。
そんなウインドワードヒルズCCはアウトコースは距離はそこそこあるが比較的フラットでよいスコアがでるレイアウトで、インコースは一変して山岳コースになり距離は短くなりますが地形をそのまま生かしたトリッキーなレイアウトになり、2つの顔を持つコースでした。私は特にインコースが気に入りました。
そんなウインドワードヒルズCCはブルーティーが6136ヤード(アウト3270ヤード、イン2866ヤード)、ホワイトティーが5869ヤード(アウト3029ヤード、イン2840ヤード)と距離が短かったのでブルーからラウンドすることに。
1番ホール 400ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
ティーショットはナイスショットでフェアウェイキープ
二打目がトップするもグリーン手前に。平坦なホールでラッキーでした(笑)
3オン2パットのボギー
2番ホール 370ヤード パー4
右OBで左ドッグレッグのパー4。フェアウェイはドッグレッグしている地点から受けていて左に傾斜しています。
ティーショットはフェアウェイキープ。
二打目がシャンクして右の方向に。3オン2パットのボギー
3番ホール 530ヤード パー5
左ドッグレッグのパー5
ティーショットは左のラフに。
二打目をコースに戻して三打目がまずまず。
四打目がグリーンに乗らず5オン2パットのダボ。
4番ホール 190ヤード パー3
右OBで左がトラブルのパー3。コロニアルCCの4番ホールを参考にしたホール。
ティーショットはグリーン左の方向に。木の根元にボールが。アンプレイヤブルで3オン2パットのダボ。
5番ホール 590ヤード パー5
右ドッグレッグのティーショットが谷越えのパー5。コロニアルCCの5番ホールを参考にしたホール(コロニアルではパー4)
ティーショットはナイスショットでフェアウェイキープ
坂道を上りながらセカンドショットの位置に来てカートに積んであるキャディバッグを見ると。。あれ?ない。。
後ろを振り向くと遥かかなたのカート道にバッグが転がってます。カートがオンボロなのできっちりとバッグが固定できないようです。。
運の悪いことにウッド類のクラブのヘッドカバーをめんどくさいの全部外していました。
ドライバーもフェアウェイウッドもヘッドが傷ついてボロボロ(涙)
気を取り直して傷ついたスプーンで二打目を。完璧な当たり。
三打目は打ち上げになります。距離が残っているのでこれまた傷ついた21度のユーティリティーで。
これまたナイスショットで3オン。
2パットのパー。
パー取れたのですがお気に入りのクラブが傷ついたのでダメージ大(笑)
6番ホール 380ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4。コロニアルCCの3番ホールを参考にしたホールです。
ティーショットは真っすぐ打つとOBになるようなのでカート道の左を狙うことに。
ボールを見に行くとそれでもギリギリでした。もっと左でもいいみたいです。
右のラフからの二打目を2オン。2パットのパー。
ウインドワードヒルズのホリブルホースシューを3ホール中2ホールをパーで通過。上出来です。
その代わり、クラブがやられました(笑)
7番ホール 355ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
ティーショットはフェアウェイキープ
3オン2パットのボギー
8番ホール 145ヤード パー3
平坦なパー3
ティーショットはショートしてグリーンをとらえられず。2オン2パットのボギー
9番ホール 310ヤード パー4
距離の短い左ドッグレッグのパー4
ティーショットはフェアウェイキープ
セカンドはやや打ち上げ。2オン成功。2パットのパー。
前半は8オーバー、44(18パット)、上出来です。
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2011年3月21日 08:46 | カテゴリー: 10.グアムゴルフ | コメント(0) | トラックバック(0)
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