宿敵シングルパパさんと来月、四連戦があります。

初戦は千葉県のキングフィールズゴルフクラブ

そして北海道に場所を変えて

第二戦　室蘭ゴルフ倶楽部

第三戦　札幌ゴルフ倶楽部由仁コース

第四戦　桂ゴルフ倶楽部

と続きます。

現在、15勝20敗と５つ負け越している状況。

 

そんな中、成田ゴルフ倶楽部での勝負。

言ってみればこの成田GCでの勝負は四連戦の天王山の前哨戦になります。

ここで勝利しておけば、四連戦を四連勝すれば一気に追いつけますが、負ければ６つ差に広がるので四連戦を全勝してもまだ２つ差が開いている状態。

これ以上、差を広げられないためには負けられない一戦。

そんな大事な勝負なのですが前の食べ歩きの記事にも書いてあるように台風15号の上陸のために新幹線が運転見合わせのためにティーオフの時間に間に合わない可能性がありました。

 

何とか間に合うことができたわけですが、その顛末を思い出としてまとめておきます。

前日の14時半に京都駅から東京に向かうつもりで駅に行くと、台風の進路が関西に上陸せずに進路が変わり、浜松のほうに上陸するらしい。そのために、新幹線の運転を見合わせ。

夜には東北のほうに台風が抜けていくようなので夜まで運転再開を待つという選択肢もあったのですが、万が一ということもあるので少しでも東上しておくほうがいいと思い、在来線で東に向かうことに。

ただ、在来線で東京に向かうだけだと疲れるので途中下車しながら、各地の名物を食べ歩きしながら少しずつ東に向かうことに。

まず最初に16時頃に途中下車したのは岐阜県の大垣。

水の都として有名で、そのふんだんに湧き出る地下水を利用した「水まんじゅう」を食べてみました。

「水の都、大垣、金蝶園総本家の水まんじゅう」

そして大垣から再び在来線に乗り、東に。最初は名古屋で降りようかと思ったのですがもう少し東に行っておこうと思い、豊橋で18時頃に途中下車。

豊橋の名物で選んだのは「豊橋カレーうどん」と「菜飯田楽」

「豊橋新名物の豊橋カレーうどん」

「東海道五十三次の吉田宿の名物料理「菜飯田楽」」

菜飯田楽を食べ終えたのは 19時半頃でした。

もう新幹線も運転を再開しているかなと思って駅に戻ると、まだ再開の見通しが立たず。

と、ここまでが1つ前の記事までの出来事。

 

豊橋駅の駅員さんに話を聞くと、富士川の水位が危険水位に達しているので本日中の再開は難しいかもという話も。

頼みの綱の在来線も浜松、静岡辺りが台風で停電や線路に倒木などで復旧中。

という状態。

いろいろ検討した結果、お昼の12時半ぐらいに出発する予定だった新幹線が豊橋駅に停車したままという情報を得たので、その席を確保。

１時間もすれば運転再開するだろうと思い、新幹線の中で待つことに。

21時過ぎにようやく運転を再開。しかしこの日は静岡止まりでその先は富士川の増水のために進めないとのこと。

徐行運転で何とか静岡に到着。このとき時間は深夜1時半。

新幹線は本日はここから先には行かないことが決定。ホームには行き場をなくした乗客が山のようにいました。

当然、静岡駅前のホテルはすでに満室。

臨時宿泊用の新幹線車両もいつ到着するのかわからないということなので、乗客の一部はJRの職員に詰め寄る光景も。気持ちはわからなくもないが、うーん、みっともない。

難民状態だな。。

 

私の選択肢は次の２択

１．静岡駅前のバーで朝まで飲んで始発の新幹線で移動。

２．少しでも東に行く方法を考えて前進する。

豊橋から静岡に向かう新幹線の中で車内に備え付けの情報誌に時刻表が載っていたので調べていたのですが、朝の始発は静岡発と三島発の２本あるようです。

朝の７時半に品川でピックアップしてもらう約束になっていて、どちらでも７時半にはギリギリ間に合うのでこのまま静岡で時間をつぶすのもありだと思ったのですが、朝になっても新幹線の運転が再開される保証もないので後者を選択。

少しでも東京に近付いておけば、最悪間に合わない場合はタクシーで六本木まで行き、そこからヘリコプターをチャーターでもすれば何とかなるだろうという算段。

 

そして在来線の電光掲示板を見ると三島行きの電車が静岡から出発するようです。駅員さんに聞くと、どこまで進むがわからないのですが、とりあえず出発するらしいので、この各駅停車に乗車することに。

順調に行けば三島に到着するのはAM３時前。

しかも多くの人は静岡駅での野宿を選んだらしく、この電車にはほとんど人が乗っておらずシートを独り占めできるのでベッドとして使用できるのでラクチン。

 

これで何とか時間までに間に合うなと安堵していたのですが、再びトラブル発生。

途中の富士駅で停車した後、一向に出発せず。

車内アナウンスが入り、前方の沼津行きの電車が車両故障が発生して修理がおこなわれるまで、出発できないとのこと。

時間はAM２時過ぎ。まあ、朝の６時までに三島につけばよいので焦らずに待とう。４時半まで待って動かない場合はタクシーで移動すればいいかと考えてました。

何とか電車は動き出し、三島にも無事に到着。このとき朝の６時前です。

新幹線乗り場に移動すると三島発の新幹線は定刻通りに出発。一方、静岡発の新幹線は富士川の水位が戻っていないので定刻通りに出発できない可能性もあり、出発できたとしても徐行して運転になるとのこと。

無理して三島まできて良かった～

ということで約束の集合時間の７時半に品川は間に合うことができました。

ゴルフ場に到着したのは８時半。

実に京都を出発して１８時間かけて到着しました（笑）

多くの人は呆れるかもしれませんが、私、こういうアホなことが結構好きなんです。

 

同伴者の皆さんには、ゴルファーたるものゴルフ場がクローズにならない限りは同伴者との約束を守るために、何としても駆けつけるとかカッコつけて話をしてましたが、本当はサバイバルな状況と各駅停車の食べ歩きを楽しんでいただけなのです（笑）

到着しただけで妙な達成感を得てしまいましたが、ここから本番です。

ティーはバックティー好きのシングルパパさんの希望もありバックティーから。

スコアカードのヤーデージを見ると飛ばない私からするとかなり厳しい条件ですが、受けて立ちましょう。

成田ゴルフ倶楽部は川田太三氏が設計して1988年に開場。

立会人は川奈以来の勘黒さんとさかもっちゃん。

さて勝負はどうなるやら。

 

1番ホール　393ヤード　パー4

打ちおろしで右ドッグレッグしているパー４。「ザ・オープニングホール」とウェブサイトでは紹介されています。

ティーショットはひっかけて左の木の方向に。2打目は木が邪魔になりコースに転がして戻すだけ。

グリーンに向かってやや打ち上げ。3打目はグリーン手前に。４オン１パットのボギー。

ティーショットをミスしたわりにはボギースタートなので上出来です。

シングルパパさんはトリスターと。

２打リード。

 

2番ホール　405ヤード　パー4

右ドッグレッグでドッグレッグ地点から打ちおろしになっているパー４。

「山越せば花咲く村あり」と紹介されています。

ティーショットはまたまた左に。左の土手の斜面で停止。

2打目は平坦な場所に出すだけ。3打目はドッグレッグしている少し先の右のラフに。

グリーンに向かって打ちおろし。低いボールはグリーン右に４オン。

ピンは左です。長いファーストパットをよいタッチでパットできたのですが２パット目が入らず３パットのトリ。

シングルパパさんはボギー。

２打リードあったのに僅か１ホールで振り出しに戻る（笑）

 

3番ホール　567ヤード　パー5

距離のあるグリーンに向かって打ち上げているパー５。「危険と報酬　Risk&Reward」

ティーショットはフェアウェイキープ。

2打目もナイスショットでフェアウェイに。

3打目もまずまず残り80ヤード。

４オンを狙うもグリーン手前のバンカーに。

バンカーショットが完ぺき、ピンそばに１パットのボギー。

シングルパパさんは左の木に打ちこんでしまったトラブルもあり、ダブルパー。

私の４打リードに。

インの16番ホールとグリーンが繋がっていました。

 

4番ホール　198ヤード　パー3

打ち上げの距離のあるパー３。「面の見えないグリーンに乾杯」

私の場合、ドライバーで届くかどうか。狙い通りに右の花道方向に。

２オン２パットのボギー。

シングルパパさんはグリーン左横のラフに。アプローチを寄せて１パットのナイスパー。

これで私の３打リードに。

 

5番ホール　418ヤード　パー4

打ちおろしで2打目以降はグリーンに向かって緩やかに打ちあげていく距離のあるパー４。

「ゴルフはコンター（起伏）のゲーム」

ティーショットは左に引っ掛けて左の斜面に。

2打目は右のラフに。3打目はグリーン手前に。アプローチを寄せて1パットのボギー。

シングルパパさんはダボ。

私の４打リードに。

 

6番ホール　550ヤード　パー5

左ドッグレッグのパー５。「プレーイングルートの決断」

ティーショットはスライスして高く上げてしまい正面に見えるカート道の手前のラフに。

距離が出なかったので2打目がかなりタイトになります。右は1ペナ。

スプーンで方向性を重視してショット。ナイスショットでフェアウェイセンターに。

3打目をミスして4打目をグリーン手前に。

5オン。2パットのダボ。

シングルパパさんはティーショットが完ぺきな当たり、2打目が右の1ペナゾーンに。そのまま打てそうなのでソールせずに打った3打目が木にあたり再びトラブル。そんなこともあり９点。

これで私の６打リードに。

 

7番ホール　188ヤード　パー3

打ち上げのパー３。「グリーン上での格闘」

強いアゲインストもあり、私はドライバーで。グリーン手前に。

アプローチをミスして寄らず。7歩ぐらいのパットを沈めてパー。

シングルパパさんは1オン成功。2パットのパー。

 

8番ホール　424ヤード　パー4

真っ直ぐで距離のあるパー４。「高台の風に吹かれて」

ティーショットは左に引っ掛けてOB。左の土手の向こうは池でOBでした。

打ちなおしも左の木の枝にあたりフェアウェイまで出ず。

4打目がナイスショット。5打目がグリーン手前に。６オン２パットのダブルパー。

シングルパパさんはボギーで私の３打リードに。

 

9番ホール　456ヤード　パー4

右ドッグレッグの距離のあるパー４。「左サイドに見える女神の微笑み」

ティーショットはまずまずの当たりですがフェアウェイにも届かず。後ろのティーは辛いなぁ～。

2打目は池を越えずに左に刻むことに。

グリーン向かって打ち上げになる3打目はグリーンの横に。

アプローチを寄せて1パットのボギー。上出来です。

シングルパパさんはダボで私の4打リードで後半に。

前半は５０（１４パット）

 

10番ホール　532ヤード　パー5

真っ直ぐなパー５。「セカンド地点での誘惑」

ティーショットはフェアウェイキープ。

本来なら2打目がフェアウェイを横切るバンカーを越えるか刻むかを考えるレイアウトなはずなのですが、飛距離のでない私の場合、後ろからのティーだったのでセカンド地点の誘惑はありませんでした（笑）

スプーンでバンカー手前に。

3打目はグリーン手前に。４オン２パットのボギー。

 

11番ホール　431ヤード　パー4

フェアウェイが左右に分かれているパー４。右のフェアウェイが低くなっています。

「スプリットフェアウェイ」

私のティーショットはそのスプリットフェアウェイにも届かず。。

2打目がナイスショットでナイスショットでフェアウェイに。

3オン成功。

下りの長いパットのためファーストパットを寄せるもボギーパットを外してしまいダボ。

シングルパパさんもダボで差は変わらず。

セカンド地点の右側には川田氏設計コースにおなじみの大象のシンボルマウントが。

高室池GCの10番ホール「プロ二人に囲まれてラウンド」

みずなみCCの14番ホール「ゴルフ５レディストーナメント開催コースでラウンド（後半）」

森永高滝CCの15番ホール「身分不相応（その４）」

と今までラウンドしてきた川田氏設計のコースには全て配置されています。

 

12番ホール　180ヤード　パー3

左にバンカーがあるフラットなパー３。「奇跡（エース）の証人」

ティーショットはグリーン手前に。アプローチがミスしてショートして2オン。

ファーストパットもミスして3パットのダボ。

シングルパパさんはボギー。

私の3打リードに。

 

13番ホール　454ヤード　パー4

距離のあるパー４。「難関ホールとの決闘」 

ティーショットは右のラフに。2打目がラフに食われてミスショット。

3打目でようやくフェアウェイに。

4打目をミスしてしまい左に見えるバンカーに。50ヤードぐらい距離のあるバンカーショット。

5打目のバンカーショットをグリーンに。しかし3パットしてしまいダブルパー。

シングルパパさんも付き合いがよくダブルパー。二人とも難関ホールとの決闘に負けました（笑）

 

14番ホール　359ヤード　パー4

池越えで左ドッグレッグのパー４。「ドライブエーブルPAR4」 

ティーショットはフェアウェイキープ。

2打目は打ち上げ。グリーン右手前に。3オン2パットのボギー。

シングルパパさんはティーショットを曲げて右のバンカーに入れたトラブルもあり連続ダブルパー。

これで私の6打リードに。

 

15番ホール　429ヤード　パー4

距離のある真っ直ぐなパー４。「ドナルド・ロスに挑む」 

ドナルド・ロス氏設計のどこかのホールに似ているのでしょうか？私にはわかりません。

ティーショットはフェアウェイキープ。

まだまだ距離が残っています。スプーンでグリーン手前に。3オン2パットのボギー。

シングルパパさんもボギーで6打リードのまま。

 

16番ホール　208ヤード　パー3

打ちおろしのパー３。「スコットランドへの追憶」

ティーショットは左のラフに。アプローチをショートさせてしまい3オン。

2パットのダボ。シングルパパさんはボギーで私の５打リードに。

 

17番ホール　501ヤード　パー5

右ドッグレッグのパー５。「永遠なる挑戦者たち」 

ティーショットはスライスして右のラフに。

左のコース内に戻すことも考えたのですが右が開いているので右を狙うことに。

3打目もグリーン右手前に。グリーンの右には池がありました。

４オン２パットのボギー。

シングルパパさんもボギー。

５打リードのまま最終ホールに。

 

18番ホール　447ヤード　パー4

池越えの距離のあるパー４。「　女神への告白「ゴルフよ、永遠なれ」　」と紹介されていますが、この日はこのホールで終わってほしい（笑）

池を越えるにはキャリーで210ヤード以上必要です。

シングルパパさんはナイスショットなら250ヤード以上飛ぶので、池越えにチャレンジ。

当たりはよかったのですがアゲインストの風に戻されて向こう岸の届くも、転がって池ポチャ。

今日の私の飛距離は180～200ヤード。アゲインストもあるので当然池越えせずに左のレギュラーティー方向狙いに。ティーショットは狙い通り。

2打目は右バンカー手前のフェアウェイに。

3打目はグリーン手前に。

勝利を確信したために気が緩んだのでしょうか。4打目はシャンク。

５オン２パットのトリで終了。

後半は５３（２１パット）

シングルパパさんはダブルパーで終了。結局６打リードで私の完勝。

１８時間かけて駆け付けたかいがありました（笑）

 

トータルは１０３（３５パット）

１１～１３番の３連続３パットと８番のOBは悔やまれるのですが、距離のあるタフなこのコースのバックティーからこのスコアなので私としては十分に自分の力を出し切ったと思います。

 

これでシングルパパさんとの通算戦績は私の１６勝２０敗。

あと４つ。

来月からの４連戦。最低でも３勝１敗で乗りきって差を縮めます！