シングルパパさんとの北海道ゴルフ3連戦の最終ラウンド（私の北海道ゴルフはまだまだ続きますが、対戦ラウンドは今日が最後）は桂ゴルフ倶楽部。

8月下旬に行われるニトリレディスゴルフトーナメントの会場です。この大会は昨年の2010年から開催されたばかりの試合。

設計はロバート・トレント・ジョーンズJr.氏が担当。

ラウンド中の桂ゴルフ倶楽部の印象はカリフォルニアのモントレーにある同じくジョーンズJr.氏設計のポピーヒルズに物凄く似ている印象。

桂ゴルフ倶楽部でのラウンドの日、小雨混じりの天候でポピーヒルズでのラウンドの時も雨。

天候のせいだけではないと思い、ずっとラウンド中、その理由を考えていました。

ポピーヒルズでのラウンドレポートはこちら「雨のポピーヒルズ」

ポピーヒルズのスケール感や自然の中に溶け込んでいる雰囲気がそっくりなのです。

 

広い北海道の敷地に造られたので雰囲気が似てるんだろうなと思っていたのですが、帰ってきて桂ゴルフ倶楽部について調べてその理由がわかりました。

桂ゴルフ倶楽部の敷地は43万坪あり、当初の計画では27ホール造る予定だったようです。

土地の視察に来た当時の経営陣がこの森を見て考えが一変したらしい。

「美しい森をできるだけ残して自然と共存してコースを造る」

詰め込めば36ホールも造れる敷地内に自然を残しながら18ホールを造るという、このコンセプトがなければ同じジョーンズJr.氏が設計したとしても、ポピーヒルズと同じく雄大なコースにはならなかったと思います。

そして18番ホールには桂の大木がコース内にあるのですが、この大木を守ることを、自然と共存していくことの象徴としてにするために「桂ゴルフ倶楽部」と命名したようです。

 

そんなポピーヒルズに似た雄大な桂ゴルフ倶楽部の同伴者に、ポピーヒルズで一緒にラウンドしたAさん、Yさんも一緒に合流したというのは偶然ではない気がします。

シングルパパさんとの北海道ラウンドの最終戦。

ティーはチャンピオンティー、バックティー、レギュラーティー、フロントティーとあり、チャンピオンティーは7116ヤードですが、バックティーは6495ヤード、レギュラーティーは6093ヤードと短めということもあるのでバックティーからラウンド。

ゴルフ場に入る前に隣にショートコースがあることを知り、今日もプレーオフならこのショートコースで決着つけますか？と冗談を言いながらティーオフ。

さて結果はどうなるか？

 

10番ホール　521ヤード　パー5

最初は右に次に左にドッグレッグするパー５

私のティーショットは右の木の方向に一直線。左に飛び出すことはあっても右に飛び出すのは珍しい。。

木の根元からコースに出すショットは木に直撃して脱出失敗。

3打目でコース内に。

4打目はナイスショットでフェアウェイに。

5打目でグリーン手前に。６オン。長めのパットを気合いで沈めて何とかダボスタート。

トラブルに見舞われた割りにダボでスタートできたので上出来です。

シングルパパさんも仲良くダボスタート。

 

11番ホール　162ヤード　パー3

グリーン左にバンカーが２つあるパー３。

ティーショットはグリーン手前の花道に。2オン2パットのボギー。

シングルパパさんもボギー。

 

12番ホール　373ヤード　パー4

左ドッグレッグのハザード越えのパー４

ティーショットの狙い目は向こうに見えるバンカー狙い。

しかし怖いので私は更に右狙い。何とかフェアウェイに。

2打目が右のラフに。3打目がグリーン右のバンカーに。バンカーショットをミスして5打目でグリーンに。1パットで沈めてダボ。

シングルパパさんはボギー。

 

13番ホール　420ヤード　パー4

距離のある右ドッグレッグのパー４

ティーショットは左の木の方向に。OBの可能性もあるので暫定球を。

何とか1球目がセーフ。スイングがほぼできないのでユーティリティーをハンマーっぽく使ってパンチしてコース内に。

キャディーさんが褒めてくれました。

ええ、こういうトラブルショットだけは上手なんです。。

4打目で乗らず、5打目のアプローチを寄せて1パットのダボ。

シングルパパさんはボギー。

これでシングルパパさんの2打リード。

 

14番ホール　531ヤード　パー5

真っ直ぐなパー５

ティーショットはナイスショットでフェアウェイキープ。

2打目もナイスショット。

3オンが狙える位置に。

シングルパパさんは左右にボールが飛んでOBなどもあり苦戦中なのでチャンス！

しかし3打目はグリーン手前のバンカー方向に。ギリギリバンカーに入らずラフで停止。

アドレスが取りにくく、このアプローチをミスしてバンカーに。。

5打目のバンカーショットはミスして6打目でグリーン奥に。7オン。2パットの９点。

あわよくばパー、悪くてもボギーのつもりが。。今日負けたとしたらこのホールが敗因になりそう（笑）

 

15番ホール　364ヤード　パー4

右に池が続く右ドッグレッグのパー４

ティーショットはフェアウェイキープ。

シングルパパさんのティーショットは完ぺきなショットでグングン飛んでいきベストポジションに。

私はグリーンを狙わずに3オン狙い。3オン2パットのボギー。

シングルパパさんは果敢にグリーンを狙いナイスオン。こんなカッコいいパパさんを見たのは久しぶり。思わず拍手！

きっちりと2パットで沈めてパー。

これでシングルパパさんの3打リードに。

 

16番ホール　161ヤード　パー3

斜めにハザードが横切っているパー３

私のティーショットは右の深いバンカーに。

慎重にバンカーショット。イメージ通りに完ぺきなショットができました。

あわやチップインしかけたショットだったようです。タップしてパー。

シングルパパさんはボギー。2打差に詰め寄りました。

 

17番ホール　390ヤード　パー4

右ドッグレッグのパー４

ティーショットはフェアウェイキープ。

2打目をグリーン手前に。3オン。しかし3パットしてしまいダボ。

シングルパパさんはボギーで再びパパさんの3打リードに。

 

18番ホール　397ヤード　パー4

左ドッグレッグのパー４。フェアウェイの右側には桂ゴルフ倶楽部のシンボルツリーの桂の木が。

ティーショットはナイスショット。左のラフに。

2打目が右のラフに。

3打目がショートしてグリーン手前に。４オン２パットのダボ。

シングルパパさんはトリで前半は終了。

私は５２（１５パット）

シングルパパさんは５０でシングルパパさんの２打リードで後半戦に突入。

 

1番ホール　376ヤード　パー4

真っ直ぐなパー４

ティーショットはフェアウェイキープ。

3オン2パットのボギー。

シングルパパさんはセカンドを右の林に入れてしまい、その後も苦戦してしまいダブルパー。

ここで一気に逆転して私の1打リードに。

 

2番ホール　353ヤード　パー4

右ドッグレッグのパー４

狙いはフェアウェイ右に生えている木の左なのですが、私のティーショットはフェアウェイキープするもののその木の右に。

2打目は何とか木の間を狙うことができてグリーン手前の花道に。

3オン2パットのボギー。

シングルパパさんはトリで私の3打リードに。

 

3番ホール　502ヤード　パー5

2打目がクリーク越えになっている左ドッグレッグのパー５

ティーショットはフェアウェイキープ。

私のティーショットは飛距離が出てないので2打目のクリーク越えが微妙なところ。

キャディさんがクリークはドライクリークです。という言葉でまあ越えなくてもドライクリークならそこから打てばいいかと思ってクリーク越えにチャレンジ。

その2打目がトップしてクリークに一直線。アワワ。。

何とかラフで停止してギリギリセーフ。

そのドライクリーク、見に行くと確かにドライで水が流れていませんが、ラフというかブッシュ。

ボールが見つかっても打てなさそう。。危なかった（笑）

3打目をナイスショットでフェアウェイに。

4打目のアプローチをショートして5オン。3パットしてしまいトリ。

4打目のアプローチミスがもったいなかったなぁ。

シングルパパさんは2打目まで完ぺきだったのですがその後にミスが続き、９点。

シングルパパさんがグリーン周りが上手になったら勝ち目はないなぁ。

これで私の4打リード。

 

4番ホール　419ヤード　パー4

右ドッグレッグした距離のあるパー４

ティーショットはナイスショットでフェアウェイの左のバンカー横のラフに。

バンカーの先から下ってグリーンに向かってまたのぼっています。

2打目が左にある小さなポッドバンカーに。

なんでこんな小さなバンカーに入れてしまうんだろう。。

脱出するもその後のアプローチをチャク、チャクしてしまい5オン。2パットのトリ。

シングルパパさんもトリで私の４打リードのまま。

 

5番ホール　155ヤード　パー3

ブッシュ越えのパー３

ティーショットはフェアウェイの花道に。

２オン。しかし３パットしてしまいダボ。シングルパパさんはこのホールをナイスパー。

私の２打リードに。

ティーグラウンドの近くにはエゾジカが。まさに自然と共有しているコースです。

 

6番ホール　290ヤード　パー4

谷越えの距離の短いパー４

二打目以降は打ち上げになっています。ティーショットはフェアウェイキープ。

二打目はグリーン右横のラフに。3オン2パットのボギー。

シングルパパさんはダボで再び私の３打リードに。

 

7番ホール　ヤード　パー

右ドッグレッグのパー５

ティーショットはフェアウェイキープ。

二打目もナイスショット。

楽々ボギーかと思っていたのですがその後、ミスが続き、7オン1パットのトリ。

一方、シングルパパさんはナイスパー。

これで再び並ばれました。後2ホール。今日もプレーオフ？（笑）

 

8番ホール　161ヤード　パー3

右に池、左にバンカーでガードされているパー３

パーを奪取して追いついたオナーのシングルパパさんはイケイケでグリーンを狙ってきました。

僅かに届かず池ポチャ。

ここは安全に左に刻んで2オン狙いと思った私のティーショットは左に行きすぎて木の方向に。

ボールを見に行くとライは普通でしたが、バンカー越えのアプローチで木の枝が邪魔になり低いボールでしかグリーンを狙えない状態。

低い弾道でグリーンを狙うもあと少しのところでバンカーに。

シングルパパさんはグリーンのそばからきっちりと3オンを狙ってくるので私もこのバンカーショットをきっちりと寄せないとという気持ちが先走ってしまったのか、バンカーショットをシャンク！！

池にコロコロとボールが。。。

ピンまで距離がありバンカーの顎も低かったので時々やる普通のアプローチのようにボールを直接打つショットをしてしまったのがミスです。普通にバンカーショットしておけばよかったのですが、少しでもピンに近づけようと、技に走ってしまったのが悔やまれます。

失意の4打目のアプローチはまたまたチャックリ。５オン。２パットの７点。

万事休すか？と思ったのですがシングルパパさんも３打目のアプローチをミスして６点。

シングルパパさんの１打リードのまま最終ホールに。２打リードだと勝ち目はないですが１打リードならまだ頑張れます。

何としてもパーを取るぞと宣言して最終ホールに。

 

9番ホール　372ヤード　パー4

左ドッグレッグのパー４

ティーショットはスライスしてしまい右のラフに。

二打目をフェアウェイに。気合いを入れた三打目が３オンしてピンそば２ｍぐらい。

一方、シングルパパさんも３オン。距離のあるファーストパットをオーバーしてしまいピン奥の３ｍぐらいの下りの難しい位置に。

私がパーを取れば、プレーオフ決定。更にまだシングルパパさんは難しいボギーパットが残っているので外せば私の勝利。

慎重にパーパットを沈めてまずは私がパーセーブ。

これでプレーオフは確定。

そしてシングルパパさんの難しいボギーパット。

これをシングルパパさんもきっちりと沈めてボギーでホールアウト。

なんと二試合連続プレーオフに突入（笑）

私は後半１８オーバーの５４（１８パット）

８番ホールのミスが痛い。。

トータルは１０６（３３パット）

シングルパパさんは５０、５６の１０６。

 

１４番ホールの四打目のアプローチミスと８番ホールのバンカーショットのショット選択ミスが悔やまれます。集中力とショットマネジメントが足りませんね～

勝負かかっていて負けられない一戦だと、どうしても冷静さを欠いてしまいますね。 

 

そんなわけで同伴者のAさん、Yさんとはこの後、空港で仕事の打ち合わせをする予定だったのですが、少しだけプレーオフの時間をいただき、隣のショートコースでプレーオフしてきます（笑）