先日、武蔵カントリークラブ豊岡コースをラウンドしてきたばかりですが、それに続き、笹井コースのラウンドもお誘いいただいたのでラウンドしてきました。

笹井コースは豊岡コースと同じく設計は井上誠一氏。

ただし基本設計が井上氏が担当して詳細設計は井上氏の弟弟子の和泉一介氏が担当。

和泉氏は施行管理も担当。

豊岡コースはバンカーと砲台グリーンが特徴の難コースだったのに対して笹井コースは豊岡コースより距離が長く、バンカーが少なく砲台グリーンは少ない対照的なコースでした。

クラブハウスも豊岡コースが斬新なガラス張りの平屋の洋風スタイルで笹井コースが檜の丸太を使った和風のクラブハウスとこちらも対照的。

２つの個性のあるコースがある武蔵CCは、やはり魅力のあるコース。

 

笹井コースはフラットな地形に造られていて同じフラットな豊岡コースより、やや単調な印象があり、それを解消するために2012年にコース改造とクラブハウス新築を計画していたようだが震災の影響でコース改造はしばらく凍結に。

（クラブハウス新築は計画通りに2012年に行われる予定）

コース改造は実は設計図までは完成しているようで担当したのはジム・ファジオ氏。

1グリーン化と距離の延長を行う予定だったらしい。

ジム・ファジオ氏はオアフ島のタートルベイ・リゾート・ファジオコースを設計したジョージ・ファジオ氏の甥で、弟にはトム・ファジオ氏がいる。

トム・ファジオ氏設計で私がラウンドしたことがあるコースはカリフォルニアのペリカンヒルゴルフクラブがありますが、バンカーの配置、バンカーの淵のラインの造形などが素晴らしく私のお気に入りの設計家の一人でもあります。

その兄が井上誠一氏が設計したコースをリデザインする。

計画は凍結されましたがとても興味があります。改造前にラウンドできたのでラッキーでした。コース改造されたらまたラウンドしにきたいと思います。

ジム・ファジオ氏が日本国内で設計したコースはオールドオーチャードゴルフクラブ（茨城県）、造成中で11ホールだけ部分開場している花葉カントリークラブ（千葉県）があります。

 

名門コース改造を海外の設計家に依頼するケースでは、最近では東京ゴルフ倶楽部のギル・ハンス氏、井上誠一氏設計のコースでは茨木カンツリー倶楽部西コースのリース・ジョーンズ氏がありますが、どちらも改造前には賛否両論あったようですが、改造後は実行してよかったと高評価を得ているので、笹井コースも楽しみです。 

そんな武蔵カントリークラブ笹井コースでのラウンド。

自分のゴルフ人生の中でこれ以上ないという経験をすることができました。

1ラウンド終えた後に追加ハーフですごい方と同伴してラウンドすることができたのです。

その話は後半で。

笹井コースはAグリーン、Bグリーンの2グリーン制。この日はAグリーン。Aグリーンのほうが距離があります。

ティーはバックティー（ブラック）、レギュラーティー（ブルー）、フロントティー（ホワイト）、レディースティー（レッド）とあり、せっかくなのでということでバックティーからラウンド。
 

 

10番ホール　429ヤード　パー4

真っ直ぐでグリーンまで右がOBのパー４

ティーショットはフェアウェイキープ。

二打目がミスしてゴロ。Aグリーンは左。三打目がグリーン手前に。４オン２パットのダボ。

 

11番ホール　553ヤード　パー5

左サイドに長いバンカーがあるパー５

ティーショットは右のラフに。

二打目はまずまず。三打目がひっかけて左のバンカーに。

左に見えるバンカーにつかまってしまいました。Aグリーンは右グリーン。120～130ヤードあります。

四打目はグリーン手前の花道に。アプローチを寄せて1パットのボギー。

 

12番ホール　413ヤード　パー4

やや右ドッグレッグのパー４

ティーショットは左の木の枝にあたり、真下に。

二打目はまずまず。

Aグリーンは右。

3打目はグリーン手前に。４オン。２パットのボギー。

 

13番ホール　240ヤード　パー3

距離のあるパー３

Aグリーンは左。ティーショットはBグリーンの手前の花道に。

2オン2パットのボギー。

 

14番ホール　498ヤード　パー5

距離の短いパー５

本来は右に高く見える松の木の横に三本、斜めにコース側にのびている木が生えていてフェアウェイが狭くみえるコースだったようですが、今年の秋に直撃した台風のために折れてしまったようです。

それ以来、コースが広くなり簡単になったのだとか。

ティーショットはナイスショットでフェアウェイキープ。

二打目が左に飛び出し左のラフに。

三打目はグリーン手前の花道に。Aグリーンは左。

四打目のアプローチがシャンクしてグリーン右のバンカーに。ここ得意のアプローチでシャンクがでてしまいます。

五打目のバンカーショットをグリーンエッジに。パターで寄せて1パットのダボ。

 

15番ホール　350ヤード　パー4

距離の短くA,Bグリーンが池を中央に２つに分かれているパー４

ティーショットはフェアウェイキープ。

Aグリーンは右。中央に見える木の先には池があり、左のBグリーンを右のAグリーンの間にあります。

二打目はトップしてグリーン手前に。アプローチを寄せてパーを！と思ったのに、またまたアプローチでシャンク。

４オン２パットのダボ。

Aグリーンから振り返った風景。

 

16番ホール　170ヤード　パー3

池越えのパー３

Aグリーンは右。ジム・ファジオの改造プランではAグリーンが廃止されて次の17番のティーグラウンドになり、Bグリーンが残されてティーを後ろに移動させるようです。

ティーショットはグリーン手前のラフに。２オン２パットのボギー。

 

17番ホール　434ヤード　パー4

やや左にドッグレッグしているパー４

ティーショットはフェアウェイキープ。

Aグリーンは左グリーン。二打目はグリーン手前に。3打目がまたまたシャンクして右のバンカーに。

４オン２パットのダボ。

 

18番ホール　445ヤード　パー4

距離の長いパー４

ティーショットはフェアウェイキープ。

二打目もまずまず。三打目がグリーン左のラフに。４オン２パットのダボ。

前半は５１（１６パット）、アプローチのシャンクを３度したわりにはバックティーからこのスコアなので自分としては上出来です。

 

で、ここからがタイトルにある夢のようなラウンドの話。

 

私を武蔵CCに招待してくれたYさんとのラウンドが終了して、追加ハーフラウンドしましょうか。という話になりました。

別の組でラウンドしていたYさんの友人も合流することになり、その友人がホールアウトするのを待つことに。

Yさんは女子プロゴルフ界の第一人者のCプロとゴルフ仲間でよく一緒にラウンドしていると聞いていたのですが、別の組で今日はCプロもラウンドしているのだとか。

（プライベートで来場されていたので、念のためにここでは実名は控えさせていただきます。ちなみにCは名前のイニシャルではありません。まあ女子プロゴルフ界の第一人者というだけで誰かは限定されてしまいますが。。）

そのCプロの組で回っているYさんの友人を最終ホールのグリーンそばでホールアウトするのを待っていました。

そんなこともあり、Cプロのアプローチを近くで見ることができて感激。

ゴルフを始めて４年の私はCプロが現役時代に活躍されていたことはリアルタイムでは知りませんがその偉業はもちろん知っています。

そのCプロが間近にいるのです。かなり興奮。

 

そして、Cプロの組がホールアウトした後、合流する予定の友人の方と挨拶。

挨拶しているとCプロも追加ハーフをラウンドするという流れに突然決まりました。

え。。こんなヘタレの私が一緒にラウンドしていいのだろうか。。

やばい。。嬉しさと緊張が混じった不思議な気持ちに。

あれよあれよという間に追加ハーフのティーオフに。追加ハーフはアウトコースなので、アウトコースの紹介はこのCプロとのラウンドの模様で紹介します。（写真は１ラウンド目の写真です）

 

1番ホール　513ヤード　パー5

左がOBのパー５

Cプロが目の前にいます。緊張MAX。

今まで色んなプロ、若手で頑張っているプロからツアーで活躍している有名なプロともラウンドしたことがありますが、緊張はありませんでしたが、今回はある意味、伝説の人です。

空振りしたらどうしよう。。とか色んなことが頭をよぎります。

口の中、カラカラでティーショット。まずまずでフェアウェイキープ。

二打目が右のラフに。

Aグリーンは左。コースの中央に松の木が生えてます。

三打目は松の木のあたりに。４オン。３パットしてしまいダボ。

 

2番ホール　430ヤード　パー4

左OBが続くパー４

ティーショットは右のラフに。

Aグリーンは右。3オン2パットのボギー。

ショットが安定してきてます。緊張がいいほうに作用しているみたいです。

 

3番ホール　167ヤード　パー3

距離の短いパー３

Aグリーンは右。ティーショットはグリーン左手前のバンカーに。

Cプロもバンカーに。バンカーショットは完ぺき。

よし！自分もと思ったバンカーショットは力みあったのか脱出失敗。

それを見てCプロが私にアドバイス「ボールをもう少し左足側に、そしてスタンスはオープンに」

我流で感覚でバンカーショットしている私にとっては初の感覚。

ボールを直接打ってしまいグリーン奥に。４オン２パットのトリ。

いただいたアドバイスを忘れないようにしたいと思います。

 

4番ホール　358ヤード　パー4

距離の短いパー４

ティーショットは右のラフに。

歩きながらCプロと会話。

Cプロ「もっとスイングを修正したらあなたは若いんだからもっと飛ぶはず。私より飛んでないなんてダメよ（笑）いろいろ教えたいけど、ラウンド中にいろいろ教えるとグチャグチャになっちゃうから」

私「我流でやっているのでかなり変則的なスイングなんですよ」

Cプロ「それはそれで完成されているから、そのスタイルでもいいんじゃない」

私「元々、グチャグチャなのでよろしければアドバイスをいただけますか」

Aグリーンは左。3オン2パットのボギー。

 

5番ホール　454ヤード　パー4

距離の長いパー４

ティーショットはフェアウェイキープ。

ティーショットを終えた後、Cプロが「もう一度アドレスをしてみてください」と言ってアドレスをしてみてスイング。

いただいたアドバイスは

アドレス時にもっと胸を張ってアップライトに構える

バックスイングで右ひざが右に流れるので流れないように。

もう１球打ってみてくださいと言われたので何度か素振りをしてからティーショット。

いい球がでませんでしたが、気を付けてスイングしてみようと思います。

まだまだ距離が残っています。２打目は右のラフに。

膝を意識してスイングするといい球が出てくれる気がします。

Aグリーンは左。残り１００ヤードぐらい。三打目もいいボールでナイスオン。

グリーンに行ってもボールが見当たりません。高くいいボールだったのでグリーンからこぼれることはないので、もしや？と思ってカップを覗くとボールが。

チップインバーディー。

「いただいたアドバイスがすぐに効果でました（笑）ありがとうございます！」と冗談が言えるようになり、少し緊張が和らいできました。

 

6番ホール　431ヤード　パー4

やや左ドッグレッグのパー４

このホールでCプロに写真を一緒に取っていただけませんかとお願いすると快諾してくれました。

2ショットで記念撮影。ありがとうございます。

バーディー獲ったので、慣れないオナー（笑）

ティーショットはボールがつかまるようになりいい感じに。左のラフに。

二打目もいいボールが。

Aグリーンは左。3オン2パットのボギー。

 

7番ホール　426ヤード　パー4

ティーグラウンドの先に池があるパー４

ティーショットはフェアウェイキープ。

3オン。アプローチが上手く寄ってパーチャンス。これを外してしまいボギー。

 

8番ホール　524ヤード　パー5

左にバンカーがあるパー５

ティーショットはフェアウェイキープ。

二打目もまずまず。

Aグリーンは右。

５オン１パットのボギー。

 

9番ホール　217ヤード　パー3

Aグリーンは左。２つのグリーンの間にはバンカーがあるパー３

ティーショットは２つのグリーン中央にあるバンカーに。

バンカーからのショットはグリーン左奥に。三打目のアプローチをカップまで１ｍ以内に。

ボギーで終了のつもりが最後、しっかりとストロークできず、ショートしてしまい2パットのダボのご愛嬌で終了。

追加ハーフは４７（16パット）

夢のようなラウンドはあっという間に終わってしまいました。

Cプロからいただいたアドバイスを忘れずにレベルアップしていきたいと思います。