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味芳斎スタイルを沖縄で昇華した麻婆豆腐
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味芳斎スタイルを沖縄で昇華した麻婆豆腐

2026年4月5日

8年ほど前、麻婆豆腐にハマり、全国の名店を食べ歩いていた。

その年、記憶に強く残った麻婆豆腐が2つある。
ひとつは大阪のエスサワダ、もうひとつが東京の味芳斎だ。

当時のブログを読み返すと、エスサワダの麻婆豆腐は「星三つを飛び越えて星五つ」と書いている。
深い旨味が口の中に広がり、今まで食べてきた麻婆豆腐とは明らかに次元が違うと感じた一皿だった。

辛さは最初は控えめで、そこに自家製のラー油を足して自分好みに仕上げる。
このラー油がまた秀逸で、持って帰りたくなるほど完成度が高かったのを覚えている。

それに対して味芳斎は、まったく逆のベクトルで魅力のある一皿に仕上がっていた。

エスサワダが洗練された「星付き麻婆豆腐」だとすれば、
味芳斎はその対極にある「B級麻婆豆腐の王様」。

辛くて、荒々しくて、でも妙に癖になる。いい意味でのジャンキーさが際立った一皿だった。

当時はお店の近くで仕事をしていたこともあり、その後も時々通っていた。

そんな味芳斎の名前を、久しぶりに目にした。
沖縄にオープンして1か月ほどの店「沖華」のThreads投稿だった。

「味芳斎のスタイル」と書かれた麻婆豆腐。

懐かしさに引っ張られて、さっそく食べに行ってみた。

ゆし麻婆豆腐が目当ての麻婆豆腐で、その下にあるピーマンレバーは味芳斎のもう1つの名物のピーマンレバー炒めだと思う。間違いなくシェフは味芳斎で修業してきたのだと思う。

オリオンビールを頼むと、つまみでピリ辛に味付けしたメンマが出てきた。
これを食べた瞬間、この店は美味しいと確信した。

ゆし麻婆豆腐を定食(ご飯・スープ付き)でオーダー。

豆腐の崩し方は確かに味芳斎と同じ。ただ見た目は本家より赤みが弱く、辛さも控えめにしているのがわかる。

実際に食べてみると、想像通りで、辛いものが苦手な人でも食べられるバランス。味芳斎のような凶暴さはない。

完全再現を少し期待していたが、店も「味芳斎のスタイル」と言っている通り、これは別物だと思った。

むしろジャンキーさを削ぎ落とし、全体のバランスを整えた、より洗練された味わい。
味芳斎をそのまま再現するのではなく、沖縄で上手く昇華させた一皿という印象だった。

沖縄を代表する麻婆豆腐の一つと言っていい美味しさだと思う。

日曜日に訪れたので、この日はランチメニューはなかった。
ただ、平日ならランチメニューでミニゆし麻婆豆腐も注文できるようだ。
次は平日に訪れて、ピーマンレバーを定食で、ご飯大盛り、そこにミニゆし麻婆豆腐を追加して食べてみようと思う。

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芝鳥 のぶあま

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芝鳥 のぶあま

世界25か国・932コースをラウンドしたゴルフトラベラー。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

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