北陸初の日本オープンゴルフ選手権開催コース(前半)
2011年3月26日 07:11
[片山津ゴルフ倶楽部片山津ゴルフ場白山コース]
加賀市内の隠れ家的なお店で蟹を堪能した翌日は石川県の片山津ゴルフ倶楽部でゴルフ。
片山津ゴルフ倶楽部は小松空港に隣接している片山津ゴルフ場(白山コース・日本海コース・加賀コース、54ホール)と福井県との県境山代山中ゴルフ場(36ホール)の二か所に分かれています。
今回、ラウンドするのは片山津ゴルフ場の白山コース。
2004年に北陸で初めて日本オープンゴルフ選手権が開催されたコースになります。
白山コース、日本海コース、加賀コースとも設計は佐藤儀一氏。
当時、廣野ゴルフ倶楽部のキャプテンであった佐藤氏は石川県の政財界から北陸初のゴルフ場を造るために招聘され、コース造成地の選定から設計まで担当。
廣野GCと言えば、C・H・アリソン氏が設計したコース。その廣野のキャプテンをしていただけあり、佐藤氏がこの片山津で最初に設計した白山コースは廣野のようなアリソンバンカーと砲台グリーンが特徴になっていて話題になっていたようです。
佐藤氏の設計コースでラウンドしたことがあるコースは城陽カントリー倶楽部、田辺カントリー倶楽部、相生カントリー倶楽部。
特に城陽CCはバンカーが効いていてグリーンも砲台グリーンでミスショットにラッキーはないレイアウトになっていて好きなコースの1つ。
そんな佐藤氏が設計したコースで、以前からラウンドしたかったコースの1つなので楽しみ。
そして、白山コースはもともと2グリーンだったのを日本オープン開催に向けて1グリーン化を施し、コース全体の改造を行ったようです。
改造を担当したのは数々の名コースを設計している加藤俊輔氏。
その加藤氏が1グリーン化以外にどのようにコースの改造を行ったのかを調べると、以前の特徴のあるトラップは活かしていくという前提の元
1.アウトとインの入れ替え
2.18番パー5の延長
3.17番パー3のグリーン周りの改造(左手前に池、右手前に3つのバンカーを新設)
4.14番パー5と15番パー4を入れ替えやその他のホールのルーティングも入れ替え
と、ルーティングまで変更する大改造だったようです。
4つめの14番と15番ホールの入れ替えですが、現在の地図を見てもどういう風に入れ替えたのかがよくわかりません。各ホールのジョイント部分を見ても今のルーティングのほうが自然なので元の状態がどうだったのかが興味があります。
(※その後、14番、15番だけでないことがわかりましたので取り消し線で消しておきます)
ルーティングまで変更するという大英断を決意した倶楽部側はそうとう勇気がいったと思います。
コース改造の勇気ある決断で思い出したのが、
今年の1月から8月末まで改造に入った茨木カンツリー倶楽部西コース。
井上誠一氏設計コースにリース・ジョーンズ氏が1グリーン化を施す改造です。
以前の記事はこちら「井上誠一×リース・ジョーンズの化学反応」
こちらの改造の結果も楽しみです。
白山コースは以前のレイアウトを知らないのですが、ラウンドした感想や周囲の評価から判断すると改造は時代のニーズに沿い大成功だったと思います。
そんな白山コースはこの日はレギュラーティー(ホワイトティー、6585ヤード、コースレート72.0)からティーオフ。
同伴者は、きみねぇとそのお友達のケンジさん。
1番ホール 542ヤード パー5
打ちおろしのパー5。フェアウェイが左に傾斜しています。
ティーショットは右のラフに。まだ昨晩の雪が少し残っている場所でした。
二打目がゴロ。。三打目はまずまず。
グリーン左手前には池があります。四打目がグリーン手前に。5オン2パットのダボ。
2番ホール 385ヤード パー4
やや左ドッグレッグンのパー4
ティーショットは距離が出ずもフェアウェイに。
二打目は左の木の中に。三打目は出すだけ。4オン2パットのダボ。
3番ホール 351ヤード パー4
フェアウェイが右に傾斜しているやや左ドッグレッグのパー4
ティーショットはひっかけてチョロ。。ゴロボール。
二打目もチョロ。。トホホ。。三打目もミス。。四打目でグリーン手前に。
5オン2パットのトリ。
4番ホール 395ヤード パー4
ほぼ真っすぐなパー4
ティーショットは右のラフに。日陰に今日はボールが集まります(笑)
二打目がチョロ。グアムからの帰国後、チョロのミスが多いです。なんでだろうなぁ。
三打目がグリーン手前に。4オン2パットのダボ。
5番ホール 189ヤード パー3
砲台グリーンのパー3
ティーショットはショートして右手前の深いバンカーに。
一打目脱出失敗。二打目で脱出。何とかラフで停止。四打目のアプローチを寄せて1パットのダボ。
6番ホール 318ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
ティーショットは左のラフに。またまた日陰です。
二打目も左のラフに日陰(笑)
グリーン左手前には深いアリソンバンカーが。
せっかくなので入れてみようかなぁと言ったショットは狙い通り(笑)にバンカーに。
一打目で出せず。二打目で脱出成功。5オン。2パットのトリ。
7番ホール 161ヤード パー3
左右にバンカーがガードしているパー3
ティーショットは左のラフに。2オン2パットのボギー。ようやく本日ダボ以下が。。。
8番ホール 423ヤード パー4
一打目、打ちおろし。二打目が打ち上げの距離のあるパー4
ティーショットはフェアウェイキープ
二打目は打ち上げ。予定通りに二打目はゴロ。三打目がグリーン手前に。4オン2パットのダボ。
各ホール1打ずつ多い感じ(笑)
9番ホール 487ヤード パー5
ゆるやかに左に曲がっているパー5
ティーショットは左のラフに。
なんやかんやあり、6オン。1パットのダボ。
ドライバーはあかんわ、セカンドはあかんわ、で悪い日の典型的なゴルフでした。
前半は55(16パット)
コースはグリーン周りのバンカーが効いていてやはり面白い。調子がよければもっといいのになぁ。
後半、頑張ってみます。
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2011年3月26日 07:11 | カテゴリー: 03.国内ラウンド | コメント(4) | トラックバック(1)
コメント
だーっ! さすがやわぁ、何時の間に写真撮ってたか全く分かんない(笑)
コースのレイアウト変更はティボックスとグリーンを逆にしたホールもあって新参会員のわたしは全く覚えられません…(苦笑) つか、よく調べられてます。恐れ入り!
2011年3月26日 08:51 | きみねぇ
きみねぇ
なるほど!
ティーグラウンドとグリーンを入れ替えたホールがあったと言うことですね。
これで疑問が解けました!
14.15番のホールの入れ替えはティーグラウンドとグリーンの場所の入れ替えもしたんだと思います。
それなら以前のルーティングも繋がりそうです。
後半の記事にこのことも掲載しておきます。
情報ありがとうございます!
2011年3月26日 09:56 | harry
倶楽部ハウスに小さなライブラリ(本棚です、笑)があるんです。そこに昔のレイアウトの資料があるかも知れません。
見つけたらお知らせしますね。
2011年3月28日 01:33 | きみねぇ
きみねぇ
今、わかっているのは、
1.旧1番=>現12番ホール
2.現14番と現15番を入れ替え
3.アウトとインを入れ替え
ということなのですが、そこから地図を見ながら古いルーティングを推測すると、
旧1番=>現12番
旧2番=>現13番
旧3番=>現15番
旧4番=>現14番
旧5番=>現16番
旧6番=>現17番
旧7番=>現18番
旧8番=>現10番
旧9番=>現11番
か、
旧1番=>現12番
旧2番=>現11番
旧3番=>現10番
旧4番=>現13番
旧5番=>現15番
旧6番=>現14番
旧7番=>現16番
旧8番=>現17番
旧9番=>現18番
のどちらかかなぁと想像しています。
何かわかったら教えてください
2011年3月28日 05:21 | harry
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