片山津ゴルフ倶楽部白山コースで開催された「第４４回中部アマチュアゴルフ選手権競技」の観戦に行ってきました。

観戦に行ったのは最終日。

目的は、ある選手のことが気になり、応援するため。

その選手とは川村昌弘選手。現在、福井工大福井高の３年生。

川村選手を知ったのは、前回の北陸ツイコンできみねぇが連れてきて後ろの組でラウンドしている様子を見てファンになりました。

最初、ティーグラウンドで会話したときは、普通のゴルフ部の高校生ぐらいでしか思ってなかったのですが、前から後ろ組の川村選手のボールを見ているとバンバン飛ばすし、グリーンはピン筋で狙ってくるし、すごいなぁと思っていると、やはりすごい選手だったようでナショナルチームに高校一年から三年連続で選出されていた選手でした。

ナショナルチームには今年のマスターズでローアマになった松山英樹選手も選出されていて仲もいいのだとか。

そんなこんなで、途中からは自分のプレイのことより、川村選手の打つショットのことばかりが気になり、ずっと後ろを振り返ってボールを見ていました。

そして技術以上に素晴らしいと思ったのはその人間性。コンペ後の成績発表時に少しだけ会話させていただいたのですが、真面目でひたむきにゴルフに向き合っているのがすぐにわかりました。

戦歴もおもな戦績だけでも

2010　全日本パブリックアマチュアゴルフ選手権競技 優勝
2010  中部アマチュアゴルフ選手権競技 優勝 
2009  日本アマチュアゴルフ選手権競技 3位   
2009  中部アマチュアゴルフ選手権競技 優勝

と素晴らしい内容。

つまり今回の中部アマは三連覇がかかっていた大会でした。

日本アマへの出場権はすでに獲得しているので、今回の中部アマは三連覇のために出場したようなものです。

会期中、川村選手はなかなか調子が出ずに最終日を迎えてトップと7打差の4位タイからのスタート。

猛チャージを期待しての観戦です。

きみねぇとケンジさんと1番ホールのグリーンで合流。川村選手のご両親とご挨拶。到着するなり、川村選手、おはようバーディー。

2番ホールに移動する前に川村選手が私のことを覚えていてくれて、挨拶してくれました。記憶力いいなぁ。

その後は一進一退の耐えるゴルフ、前半もパープレイ、後半もパープレイでホールアウト。

調子が悪いなりにもパープレイで上がってくるのはさすがです。この日のベストスコアでした。

しかし、結果はトップと3打差の3位。

残念ながら中部アマ三連覇はならず。7月の日本アマに期待します。

今回のラウンドを観戦していてますますファンになったのは彼の人間性というかプレイスタイル。

高校生という多感な時期にも関わらず、ミスしても険のある表情を一切見せずにひたむきにプレイしている姿に感心しました。

他のプレイヤーはミスするたびに若さのため、見ていて気持ちのいい表情ではない表情を出してしまっているのに川村選手は堂々と落ち着いて大人のゴルフをしていました。

ゴルフに限らず、一般社会に出ても確実に大物になるタイプの好青年。

ホールアウト後、川村選手がお母様と会話している時の表情と会話はやはり高校生らしい表情がでていたので、オンとオフを切り替えできる素晴らしい選手だと確信を持てました。

このまま順調に進んでいってほしいなぁとおもいます。これからも応援します。頑張ってください。