牧場内に造られた粉雪舞うゴルフコース

[西那須野カントリー倶楽部 ]
03.日本のゴルフ場
03.日本のゴルフ場

光と影の魔術師やバンカーの魔術師とも呼ばれているロバート・ボン・ヘギー氏。

栃木県の那須塩原の千本松牧場内に1990年にホウライカントリー倶楽部、そして3年後の1993年に西那須野カントリー倶楽部を設計した。

同氏が日本で設計した他のコースには

有馬ロイヤルゴルフクラブ ノーブルコース(兵庫県 1972年開場)

セントラル福岡ゴルフ倶楽部(福岡県 1975年開場)

河口湖カントリークラブ(山梨県 1977年開場)

カワカミバレーカントリークラブ(長野県 1991年開場)

桂ヶ丘カントリークラブ(茨城県 1992年開場)

マオイゴルフリゾート(北海道 1994年開場)

身延山カントリークラブ (山梨県 1995年開場)

隨縁カントリークラブ西神戸コース(兵庫県 1999年開場)

宇部72カントリークラブ 江畑池コース(山口県 2000年開場)

がある。

同氏は1930年にテキサス州に生まれ、1957年にディック・ウィルソン氏(TPCブルーモンスターatドラルなどを設計)に師事。その後、独立した。2010年にこの世を去るまで、空と池の青、芝と木の緑、白いバンカー、コース内のアンジュレーションの光と影を利用した景観の素晴らしいコースを造り続けた。

そんな同氏の日本国内の最高傑作と呼ばれるホウライCCと西那須野CCを1泊2日でラウンドしてきました。

初日は西那須野カントリー倶楽部。

ティーはブルーティーからティーオフ。

コースレートはブラック72.9(7036ヤード)、ブルー71.0(6647ヤード)、ホワイト69.1(6222ヤード)。

残念ながら初日の西那須野CCはときどき、粉雪が舞う天候で光と影の効果は半減していましたがそれでも美しいコースだと思えました。

 

1番ホール 374ヤード パー4

左ドッグレッグのパー4

 

2番ホール 521ヤード パー5

初めは右、次は左にドッグレッグするパー5

グリーン手前には左に池があります。

 

3番ホール 404ヤード パー4

真っすぐなパー4

フェアウェイ、右サイドに2つバンカーがあります。

 

4番ホール 365ヤード パー4

距離の短いパー4

グリーン手前には巨大なバンカーが。

 

5番ホール 150ヤード パー3

池越えのパー3

オーバーすると奥にはバンカーが。

 

6番ホール 405ヤード パー4

左ドッグレッグのパー4

左にあるバンカーはコース内を横切っています。

グリーン左手前にも巨大なバンカーが。

 

7番ホール 552ヤード パー5

右ドッグレッグのパー5

グリーン左にはビーチバンカー。

グリーンの奥には池があるのでアプローチは慎重に。

 

8番ホール 179ヤード パー3

グリーンの左にはグラスバンカーがあるパー3。

 

9番ホール 403ヤード パー4

コース左に池が続くパー4

TPCソーグラスの18番ホールを模倣しているらしい。

西那須野CC全てに言えるのですがグリーンのアンジュレーションが激しくてこの9番も複雑でした。

 

10番ホール 415ヤード パー4

右ドッグレッグのパー4

グリーンの右側はバンカーでがっちりとガードされていました。

 

11番ホール 390ヤード パー4

左ドッグレッグのパー4

 

12番ホール 141ヤード パー3

三方からバンカーに囲まれているパー3

 

13番ホール 556ヤード パー5

最初は左に、次に右にドッグレッグしているパー5

セカンドショットの落下地点にバンカーが横切っているのでレイアップするか
越えるか判断が必要になります。

 

14番ホール 356ヤード パー4

左右2つのルートがあるパー4

右側は広いのですがグリーンを狙うアングルが難しくなり、左はバンカーを越えた奥にフェアウェイがありますが、二打目が池越えになります。

真ん中あたりから見た風景。この左の土手下に池越えのフェアウェイ。右には打ちおろしになるフェアウェイがありました。

このホール、面白いです。

 

15番ホール 522ヤード パー5

右ドッグレッグのパー4

全体的に左、左から攻めると楽。

 

16番ホール 362ヤード パー4

右ドッグレッグのパー4

グリーンの左手前には大きなバンカーが配置されています。

 

17番ホール 161ヤード パー3

左に池とバンカーでガードされているパー3

18番ホール 391ヤード パー4

左ドッグレッグのパー4

グリーン右には池、奥にはバンカーが配置されています。

曇り、雪空でも十分に楽しめましたが、秋のベストシーズンにもう一度ラウンドしてみたいと思えるコースでした。

そして宿泊は併設されているロッジにも宿泊できますがコース近くの車で15分ぐらいの場所にある大鷹の湯という旅館に宿泊。

ここが1泊2食付きで1万円。

源泉かけ流しの温泉の泉質が最高で肌がすべすべになり、お勧めです。

1万円の宿ということで豪華さはありませんが、コストパフォーマンスがよく次回もここに宿泊したいと思える宿でした。

明日はホウライCCです。

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

芝鳥 のぶあまをフォローする

コメント

  1. […] 「牧場内に造られた粉雪舞うゴルフコース」(西那須野カントリー倶楽部) […]