三重県のセントレイクスゴルフ倶楽部。
開場は1989年。設計はピート・ダイ。私の大好きな設計家の一人です。
ピート・ダイ設計のコースは今まで海外で15コースほどラウンドしてきていますが、このセントレイクスはその中で日本では最高傑作のコースの1つだと思います。
まずドライビングレンジが広々としていて距離も十分でティーオフ前からテンションが上がります。
チャンピオンシップティー(ブルーティー)からティーオフ。
調子はイマイチでしたが、このタフなレイアウトを歩いているだけでも十分に楽しめました。
特にインコースのレイアウトにはしびれました。
1番ホール 331ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
左には大きなバンカーがあるので狙いはフェアウェイセンターあたり。
2番ホール 314ヤード パー4
打ちおろしの距離の短いパー4。グリーンは右の木の奥方向にあります。
距離は短いのですがタフなコースです。右は池なので当然スライスはだめですし左右のバンカーがプレッシャーをかけてきます。
残り80ヤード。しかしグリーンはグリーン手前のコブが盛り上がっているのでピンも見えません。
グリーンの奥は即、池なので距離感がいつも以上に重要です。
グリーン手前にポッドバンカーがあり、見事にバンカーイン。
3番ホール 135ヤード パー3
左に池があるパー3
この日のピンは手前に切られていたのであまりプレッシャーはありませんが、奥に切られているときはかなりプレッシャーを感じそうです。
4番ホール 432ヤード パー4
距離のある右ドッグレッグのパー4
5番ホール 478ヤード パー5
打ち上げでフェアウェイの左に大きなバンカーが続くパー5
フェアウェイは写真のように一度途切れています。途切れたあたりは窪地のラフに。
6番ホール 382ヤード パー4
フェアウェイが左に傾斜していて途中でフェアウェイが途切れているパー4
セカンドは打ちおろしになっています。こんな感じでバンカーががっちりとガードしています。
7番ホール 348ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
二打目は打ちおろしになっています。
8番ホール 165ヤード パー3
左ががっちりとバンカーでガードされているパー3。
グリーン右は窪地になっているのでグリーン右に落としてもアプローチが難しく反対方向のバンカーに。そしてバンカーから窪地にという魔のスパイラルに陥る可能性の高いパー3でした。
9番ホール 499ヤード パー5
右ドッグレッグのパー5。
ドッグレッグ地点の左側から見た風景。
今度は左側にバンカーと池がガードしています。
10番ホール 369ヤード パー4
打ちおろしの右ドッグレッグのパー4
右に傾斜していて右にはバンカーがあります。ドライバー持つと飛距離の出る方は危険。
11番ホール 476ヤード パー5
まっすぐな打ち上げのパー5
12番ホール 166ヤード パー3
右に池、グリーン左手前には鼻のようにとがった土手とその前のバンカーがガードしているパー3。グリーンの右手前には見えないバンカーも配置されています。
セントレイクスのゴルフ場作りを手伝った方のホームページには、ピート・ダイが「この12番ホールは完璧な右ドッグレッグのパー3だ!」と言ったと書いてありました。
位置によってはピンが見えず、安全にラウンドするには一度左側のフェアウェイに刻んだほうが安全なこともあるかもしれません。
13番ホール 432ヤード パー4
池越えの距離のあるまっすぐなパー4
14番ホール 509ヤード パー5
ここから16番ホールまではオーガスタのアーメンコーナーに習い、ピート・ダイ・コーナーと呼ばれていてスコアメイクの要になっているようです。
左ドッグレッグのパー5。
グリーンの手前には複数のバンカーが待ち構えています。
15番ホール 361ヤード パー4
ティーグラウンド前方とグリーンのまで右側にバンカーが続くパー4。
このホールはブラックホールならぬ、「White Hole」と名付けられているようです。
16番ホール 317ヤード パー4
この日、私が一番しびれたホールでした。左ドッグレッグの距離の短いパー4。
一打目はブルーティーからだと160~170ヤードぐらい刻む必要があります。
このホールは、半島状の場所に小さいグリーンが空中に浮いているように作られているために「In the Air」と呼ばれています。
そしてどれだけしびれるのかは次のセカンドショット地点の写真をご覧ください。
打ちおろしで奥、左右ともにOB。グリーンもめちゃめちゃ小さいです。
このアングル見ているだけでワクワクします。
17番ホール 171ヤード パー3
17番ホールは「Stray Kids」と名付けられています。StrayKidsの意味は迷子。
なぜ迷子?と思うのですがグリーンまで行くと意味がわかりました。
この日のピンはグリーン奥の左の上段部分に。
ティーショットはまずまずでナイスオン。二段グリーンでかなりの傾斜がついています。
後もう少しで上段に乗るところだったのですが惜しくも届かず傾斜に戻され、グリーンの下段部分に。
と思ってグリーンに行ってみると二段グリーンではなくてグリーンの奥側の右は見た目通りに完全な二段グリーン。
しかし、左側は上ったあとにまたまた下っていて凹んでいるとんでもないグリーンでした。
私の稚拙な文章では説明しきれないので、写真で説明します。グリーン右サイドから左をみたアングル。
(※この写真は別のラウンド時の写真なのでピン位置が違います。)
こんな感じでグリーンに段差が付いています。この写真の左側がグリーンの手前になり、写真と同じぐらい下っているのです。
記事のラウンド時は、ちょうどこの写真の左の高い部分にラウンド時はピンが切られていました。
もう少しで上段に残るのにと思っていた私のティーショットもそのまま進んでいたら左奥の凹んだグリーンに転がっているところでした。
18番ホール 374ヤード パー4
池越えのタフなパー4
私の弱々しいティーショットは何とか池越え。フェアウェイキープ。
もう一度チャレンジしたいなぁと思う素晴らしいコースでした。
好き嫌いは極端に分かれるコースだと思いますが私は大好きなコースです。
コメント
スイング改造中はスコアーはあきらめるしかないでしょうね 」って、、、
逆にラウンドで改造中のスイングを前に戻さないように
我慢も要りますね、、、僕もラウンドで元に戻っちゃうんで
インストラクターに「元に戻ってますよ
一進一退、、、3歩進んで2歩下がるです
こんにちは。
スイング改造中のラウンドは仕方がないですよね。
微変更なら何とかなるケースもありますが。
ラキテンさん
ラウンド中、前のスイングに戻してしまっています
しかも前の打ち方忘れてしまってるし。。
一歩進んで五歩下がるって感じです
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やきそばパンZさん
根底からスイング改造したのでどうにもなりません
もう少しだけ我慢してみようかなと思っています