ウィスコンシン州のミシガン湖沿いにあるウィスリングストレイツに到着。
英語で書くとWhistling Straits。Whistlingの読み方をウィストリングと書いてあるメディアもあるが、ここでは発音に近いウィスリングと表記します。
ミルウォーキーから北上すること55マイル。
シボイガンカウンティのコーラーという街に到着する。コーラーという浴槽や洗面台などの水回りの陶器を製造販売する企業の名前がそのまま街の名前になっている。
そのコーラー社がこの街のシボイガン川沿いにブラックウルフランというリゾートコースをピート・ダイ氏設計で1988年にオープンさせ、その成功の元、コーラー社が10年後の1998年にシボイガンの北側のミシガン湖沿いに造った2つめのリゾートコースがウィスリングストレイツらしい。
設計はブラックウルフランと同じくピート・ダイ氏。
ウィスリングストレイツにはミシガン湖沿いにルーティングされたストレイツコースとそのストレイツコースの内側に造られたアイリッシュコースの2コースあり、まずは午前中はアイリッシュコースをラウンド。
全米プロ選手権が開催されるストレイツコースの記事はこちら「汽笛がなる海峡沿いにあるコース」
アイリッシュコースはストレイツコースの開場2年後の2000年に開場されて、その名の通りアイルランドの草原や砂丘をピート・ダイ氏がイメージして造ったコース。
ティーはブラック(7201ヤード)、ブルー(6750ヤード)、グリーン(6366ヤード)、ホワイト(5992ヤード)、レッド(5109ヤード)とあり、ブルーティーからティーオフ。
各ホールにホール名がついているのでそれも合わせて紹介します。
1番ホール(High Ground) 387ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
2番ホール(Giant's Leap) 360ヤード パー4
左に池がある左ドッグレッグのパー4
ティーグラウンドからミシガン湖側をみた風景。広すぎるので湖というより、海のようです。
3番ホール(Sleeper) 138ヤード パー3
池越えのパー3
4番ホール(Sandbanks) 443ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
5番ホール(Devil's Elbow) 517ヤード パー5
右ドッグレッグのパー5
セカンドはクリーク越えになります。
クリークはこんな感じで横切っています。
6番ホール(Mulligan's Watch) 149ヤード パー3
360度バンカーに囲まれたパー3
7番ホール(Troll) 363ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
8番ホール(Garden Creek) 542ヤード パー5
ティーショットは谷越えで右ドッグレッグのパー5
二打目も谷越えになります。
9番ホール(Last Gaspe) 409ヤード パー4
二度のクリーク越えがあるパー4
ティーショットは右目が安全。
グリーン手前にもクリークがあります。
10番ホール(Shepherd's Post) 387ヤード パー4
打ち上げでやや左ドッグレッグのパー4
グリーンまで打ち上げが続きます。
11番ホール(Lamb Chop) 193ヤード パー3
巨大なバンカー越えのパー3
右はミシガン湖、ストレイツコースがあります。グリーンは写真左側。
12番ホール(Highland Trek) 396ヤード パー4
ストレートなパー4
ホールからミシガン湖側を見た風景。見えるコースはストレイツコース。昼からラウンドします。
13番ホール(Blind Man's Bluff) 160ヤード パー3
谷越えのパー3
グリーンは見た目以上に大きかったです
14番ホール(Tullamore Dew) 520ヤード パー5
やや左ドッグレッグのパー5
コース左には巨大なバンカーがこのように続いています。
グリーン手前はクリーク越え。
15番ホール(Frog Water) 459ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
距離があるので右をギリギリ狙いたいところですが、リスクも高いコース。
16番ホール(Deep Dye) 436ヤード パー4
ブラインドのパー4
ティーショットの狙い目は左。
コース内には羊が放牧されています。スコットランドのリンクスのバンカーは元々、放牧されていた羊達が風よけで掘った穴がバンカーになったということもあり、このウィスリングストレイツでもそれにならって放牧されているのだとか。
17番ホール(Irish Mist) 355ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
コース左には池が続きます。
18番ホール(Black and Tan) 536ヤード パー5
右ドッグレッグのパー5
セカンドは打ち下ろしになります。
グリーン手前はクリーク越えでグリーンは砲台になっていました。
クリークとドッグレッグを巧みに活用したタフなコース。
そして、羊と共生している素敵なコースでした。
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