マウイ島のマケナゴルフコースで知り合ったランディのホームコースに招待してもらいました。
イリノイ州のオリンピアフィールズカントリークラブ。
2003年に開催された全米オープンの会場になったコースです。
ジム・フューリックが優勝。
オリンピアフィールズは1915年に創設。
1928年にも全米オープン(ジョニー・ファレルが優勝)が開催されています。
全米プロも1925年(ウォルター・ヘーゲンが優勝)、1961年(ジェリー・バーバーが優勝)と二度開催されている歴史あるコース。
ノースコースは1923年にウィリー・パークJr.が設計。
第一回の全英オープンの優勝ウィリー・パークの息子で自身も全英オープンを二度制している。
2013年に世界ゴルフ殿堂入りした人物でもある。
ウィリー・パークJr.が設計した他のコースにはサニングデールゴルフクラブがあり、カーヌスティーゴルフリンクスやガランゴルフクラブの改造なども手がけている。
ランディーとクラブハウス前で待ち合わせ。二ヶ月ぶりの再会。
まずはクラブハウス内をいろいろと案内していただき、ジャック・ニクラスが1968年のウェスタンオープンで優勝したときのスコアカードなどを見学。
そしてクラブチャンピオンのボードのところに行き、僕の名前がありますと教えてくれてみると1992年のところにランディーの名前が。
クラチャンに案内してもらえるのは光栄です。
そしてオリンピアフィールズはかつてファーストコース(1916開場、トム・ベンデロー設計)、セカンドコース(1918年開場、ウィリアム・ワトソン設計)、サードコース(1920年開場、ベンデローとワトソン共作)、フォースコース(1922年、ウイリー・パークJr.設計)と4つのコースがあったことも教えてくれました。
クラブハウスの北側にあるのがフォースコースで現在のノースコース、クラブハウスの下の左のコースがファーストコースで現在のサウスコース。
昔のオリンピアフィールズCCの風景。広大な敷地に4コースが広がっています。
練習場も広々としていて鹿が横切っていました。
ラウンドしたコースはノースコース。全米オープンが開催された方のコースです。14番ホールは、The 500 World’s Greatest Golf HolesのThe Five Hundredに選出されています。
ティーはチャンピオンシップティーからどうぞと言ってくれたのですが、身の丈に合わせてレギュラーティーからティーオフ。
1番ホール 542ヤード パー5
距離のあるストレートなパー5
コース左側には線路が続いています。
2番ホール 430ヤード パー4
距離のある右ドッグレッグのパー4
3番ホール 409ヤード パー4
ブラインドになっているパー4。ハンディキャップ1の一番難しいホール。
セカンドショットはクリーク越えになります。
グリーンから振り返った風景。
4番ホール 365ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
5番ホール 347ヤード パー4
ストレートなパー4
6番ホール 164ヤード パー3
クリーク越えのパー3
7番ホール 400ヤード パー4
ティーの前方にクリークが流れるパー4
8番ホール 197ヤード パー3
9番ホール 433ヤード パー4
ストレートなパー4
右のバンカーが斜めに配置されているのでティーショットの落としどころが難しいホール。
10番ホール 417ヤード パー4
やや左ドッグレッグのパー4
11番ホール 375ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
12番ホール 377ヤード パー4
ストレートなパー4
セカンドはクリーク越え。
13番ホール 150ヤード パー3
やや打ち上げのパー3
14番ホール 420ヤード パー4
オリンピアフィールズのシグネチャーホールであるストレートなパー4
狭いフェアウェイにティーショットはクリーク越え。そのクリークがコース右側に沿って続き、再びグリーン手前でコースを横切っています。
無理にパーオンさせるよりグリーン手前の花道に刻むのも1つの手かもしれません。
グリーンからコースを振り返った風景。
15番ホール 550ヤード パー5
右ドッグレッグのパー5
右側は林がせり出してきています。
16番ホール 175ヤード パー3
打ち下ろしのパー3
グリーン手前にはクリークが横切っています。
17番ホール 369ヤード パー4
コース右側にクリークが流れているパー4
18番ホール 485ヤード パー4
距離のあるやや左ドッグレッグのタフなパー4
グリーン右手前には池が配置されています。
オリンピアフィールズノースコースはコース内に流れるバターフィールド川を巧みに設計に活かしてバンカーも効果的に配置されていて素晴らしいコースでした。
ラウンド後、クラブハウス内でランディと食事。
そして、再会を約束してお別れ。ランディ、ありがとうございました。
次の目的地はイリノイ州の北側にあるウィスコンシン州。
コメント
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