神奈川県の湘南カントリークラブをラウンドしてきました。
湘南カントリークラブは、三菱グループの若手社員向けに作られた独身寮「思斉寮」の出身者が中心となり「三菱社員が親睦と友好を深める場として、質の高いコースと品位あるメンバーシップを誇るゴルフクラブを作ろう」ということで三菱グループが出資して計画が進められたコースです。
コース設計は井上誠一氏。井上氏を説得したのは赤星平馬氏(三菱グループであった小岩井農牧社長)。
赤星氏は、井上氏の旧制成蹊中学の先輩だったので説得し易かったのでしょう。
こうして、富士山と相模湾を望む湘南の丘陵地に湘南カントリーが造られることになったのですが、用地買収が思うように進まず、1959年(昭和34年)5月にアウトコース9ホールのみで仮オープンし、18ホール(パー70)でオープンできたのは1961年(昭和36年)4月でした。
しかしその後も用地の問題は続き、井上氏の設計に沿ったパー72のコースになったのは1971年(昭和46年)までかかったようです。
グリーンは2グリーン制で平成(芝種はL-93)、昭和(芝種はペンクロス)と名付けられている。
この日はメイングリーンの平成グリーンを使用。
ティーはレギュラーティーからティーオフ。
1番ホール 405ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
平成グリーンは右。
2番ホール 492ヤード パー5
左ドッグレッグのパー5
正面左に見える木は米寿の欅と呼ばれている。
平成グリーンは左。
3番ホール 367ヤード パー4
やや左ドッグレッグのパー4
平成グリーンは左。
4番ホール 138ヤード パー3
フラットなパー3
平成グリーンは右。
5番ホール 388ヤード パー4
緩やかな打ち上げのパー4
右に見える木は還暦の松と呼ばれていて還暦になるとこの松を越えなくなると言われています。
平成グリーンは左。
6番ホール 482ヤード パー5
打ち下ろしのパー5
セカンドもうちおろしが続きます。
グリーン手前には池が。平成グリーンは左。
7番ホール 327ヤード パー4
距離の短いやや左ドッグレッグのパー4
ちょうどティーショットの落としどころに松が二本生えています。
ワトソンの松と呼ばれています。1984年にトム・ワトソンが来日した時に名づけられたようです。
三菱の会報誌にはトムワトソンはティーショットの落としどころに二本の松の配置に感動した。と掲載されていますが、実際のところ、コース中央に配置されているこの松はアンフェアだとワトソンは思ったような気がしますが。。
そのころ、私は13歳ですので、真偽のほどは定かではありません。
セカンドは緩やかな打ち上げ。平成グリーンは右グリーン。
8番ホール 196ヤード パー3
フラットで距離のあるパー3
平成グリーンは左。
9番ホール 379ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
セカンドは緩やかな打ち上げ。
平成グリーンは左。
10番ホール 384ヤード パー4
打ち下ろしで右ドッグレッグのパー4
セカンドは緩やかな打ち上げ。平成グリーンは左。
11番ホール 483ヤード パー5
打ち下ろしのパー5
ちょうど雲で隠れてしまっていますが、正面には富士山が見えます。
コース右には池があり、ティーが前でロングヒッターは池に入る可能性もあります。
平成グリーンは右。
12番ホール 390ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
平成グリーンは右。
13番ホール 176ヤード パー3
フラットなパー3
平成グリーンは右。
14番ホール 424ヤード パー4
打ち下ろしの距離のあるパー4
平成グリーンは右。
15番ホール 318ヤード パー4
距離の短いパー4
セカンドは急な打ち上げ。平成グリーンは右。
16番ホール 352ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
平成グリーンは左。
17番ホール 149ヤード パー3
池越えで打ち下ろしのパー3
平成グリーンは左。
18番ホール 506ヤード パー5
左ドッグレッグのパー5
セカンド以降は打ちあげ。
平成グリーンは左。
丘陵コースでありながら林間コースの雰囲気もあるコースでした。
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