フランス三日目の朝食はラデュレで。
日本にもお店があり、マカロンで有名ですね。
私が大好きなパティシエのピエール・エルメもかつてはフォションで活躍後、ラデュレの経営を立て直すために1996年に副社長に就任し、彼の代表作のイスパハンを作ったので今でもイスパハンはラデュレでもいただくことができます。
そんなラデュレで今日はパンペルデュをいただきます。いわゆるフレンチトーストのことをフランスではパン・ペルデュと呼びます。
ペルデュのフランス語の意味は「失う」という意味で、パン・ペルデュは、時間が経ってダメになったパン、硬くなったパンという意味になります。
硬くなったパンを卵や牛乳に浸して柔らかくしてから焼いて食べやすくしたのがパン・ペルデュというわけです。
もちろんですが、ラデュレは古くなったパンは当然使ってません。パン・ペルデュのためにだけに焼いたブリオッシュを使用しています。
メニューにはパンペルデュ・ラデュレとパン・ペルデュ・ローズ・フランボワーズ・ラデュレの2種類が。
ラデュレっぽい後者をオーダーしました。
メニューに書いてある”coulis(クーリ)”はピューレ状の野菜や果物のソースの意味で”coulis de framboise”でフランボワーズのピューレソース
“Chantilly(シャンティイ)”は地名ですが、ここではシャンティイ城で作られたホイップクリームのことを指すので”Chantilly à la rose”はローズのホイップクリームという意味です。
飲み物はカフェクレムで。
パン・ペルデュ・ローズ・フランボワーズ・ラデュレ
このローズの香りがほんのりとするホイップクリームが最高でした。
作り方、知りたいぐらい気に入りました。
今日は美術館巡り、まずはルーブル美術館から。
Ladurée(ラデュレ)
コメント