「人生最後にプレーしたいコース」の話が書かれている本の話をする機会があった。
その話の流れで、 ふと私ならどこかな?と思い考えてみた。
先に、私の人生最後にプレーしたいコースの答えをつたておくと、ハワイ諸島のラナイ島にあるマネレゴルフコース(旧名:チャレンジ・アット・マネレ)である。
最初、どのコースかな?と考えた時にまずスコットランドやアイルランドのリンクスを思い浮かべた。
私が記憶に残るコースの多くがリンクスであるからだ。
多くのゴルファーが選ぶリンクスで想像できるのがオールドコースやドーノッホ、マクリハニッシュ、バリーバニオンなどだ。
リンクス経験者の多くのゴルファーはスコットランドやアイルランドの自分のお気に入りのリンクスを選ぶのだと思う。
次に、私がラウンドした世界中のゴルフ場の中から選ぶベスト100の上位のコースでのラウンドも想像してみた。
私のベスト5は、ロイヤルカウンティダウン、NGLA、シネコックヒルズ、ノースベリック、ペブルビーチ。
少し質問の内容が違うが、ジャック・ニクラスが「生涯最後のショットをするなら、ペブルビーチ8番のセカンドショットを迷わず選ぶだろう」という話も有名な話だ。
どのコースも最後にプレーするコースにふさわしく素晴らしいコースだ。
しかし、頭に浮かんできたコースがしっくりこないのだ。
なぜか考えてみた。
まず、スコットランドなどのリンクスは、まだまだ元気な時ならよいが、 人生最後、死ぬ前に気力も体力も残ってない状態で厳しいリンクスに打ちのめされたいという気持ちには私はなれない。
次にNGLAやシネコックヒルズのアメリカのプライベートクラブの凛とした雰囲気は心地よいが、人生最後のゴルフは気楽にラウンドしたい。
ではペブルビーチならパブリックなので気楽にラウンドできるのでは?と思ったが、人気のコースで人が多く、コースを独り占めできない。
というのが理由である。
やはり基本お気楽ゴルファーの私にとって最後のゴルフは暖かいハワイのリゾートコースでのんびりとラウンドしたいなぁという考えになった。
そして観光客の多いコースではなく、人が少ないひっそりとしたコースでピッタリのコースが頭に浮かんだ。
それがラナイ島のチャレンジアットマネレだった。
そういえば自分のSNSのアイコンはマネレのシグネチャーホール12番のティーショットを絵画風にレタッチした画像を使用していたので、ずっと潜在意識の中ではそう思っていたのだと思う。
しかも、私は「どのコース」と同じぐらい「誰と」というのも大事だと考えてる。
実はマネレは12年前、まだ12歳の私の息子と二人でラウンドした思い出のコースなのだ。
観光客の少ないラナイ島、のんびりと過ごし、ほとんど誰もプレーしていないチャレンジアットマネレを息子と二人だけでラウンドした時の気持ちよさは忘れられない。
その時、息子と約束したのだ。
「次は、君がお父さんをここに招待して連れてきてほしい」と。
30年後ぐらいにちょうど今の私ぐらいの年齢になった息子にラナイ島に連れてきてもらい、人生最後のラウンドを息子と二人だけでマネレで楽しめたら最高だ。
コメント
良いですねー
息子さんと
ニクラスは海越えのショットが好きなのですね
僕はどこだろう?
Dos Lagosかなぁ
最後って決めにくいですね。まだ次がある気持ちで終わっとくのが良いかも?
Dos Lagosって
https://www.doslagosgolf.com/
ですかね?
きっとここに色んな思い出があるのかな。
適度に高低差があり、気持ちよさそうなコースですね。