福岡センチュリーをラウンド後、菓蔵家でカフェオレ大福を食べて次に向かう場所は紅乙女酒造。
試飲販売所の紅乙女 山の貯蔵場に。
到着すると、今は一線を退いて顧問をされている前副社長の林田さんがわざわざお出迎えいただき、案内をしていただけました。
まずは、ゲストハウス内にある試飲コーナー!!
紅乙女は胡麻祥酎で有名です。
左から順番に試飲。試飲の量を越えて普通に酒盛り状態(笑)
胡麻以外に麦焼酎、米焼酎も製造しています。
私は麦焼酎の時の超越(38度)が気に入りました。
胡麻祥酎も胡麻の風味がほんのりしていて美味しかったです。
続いてアランビック蔵を見学。
フランス製のシャラント型蒸留機です。ここで蒸留した直後の何も手を加えていない原酒を試飲させていただきました。
まさに上質なモルトウイスキー。最高に美味い。。。思わずおかわりをしてしまいました。
たっぷりと注いでいただきありがとうございます!
奥にはホワイトオークの樽が並んでいます。
紅乙女酒造の胡麻祥酎の祥が一般的な焼でない理由ですが、焼酎の焼は焼ける(やける)と読めるのでヤケ酒のお酒などと昔は揶揄されていたのを、創業者の林田春野さんという前社長が、これまでの焼酎の概念を払しょくするために、焼ではなく「おめでたいしるし」という意味の祥を用いて命名したと教えていただきました。
口にすると、福がやってくる「口福の祥酎」、女性の社長ならではの素敵な考え。
春野さん、残念ながら今年の3月に97歳の長寿を全うされ永眠されました。
しかし、その女性らしい焼酎造りのこだわりは今後も引き継がれていくと思います。
たとえばこの第3貯蔵庫の扉を見ただけでも先代のセンスの良さが伝わります。
紅乙女酒造のトレードマークの紅乙女(バラ)がデザインされたステンドグラス。
他にも長寿蔵と呼ばれる蔵の両サイドにも素敵なステンドグラスが飾られていてその正面のシャッターを開けていただくと蔵の奥にある森が額縁の絵のように現れます。
ホワイトオークの奥に見える森が絵画のように見えて感動。。
そして素焼きの琉球甕(泡盛を貯蔵する甕)を使用して胡麻祥酎を保存している蔵の鶴亀蔵のステンドグラスもオシャレ。右に見える窓も正面から見ると奥の風景が絵のように見えました。
裏庭の森に植えられている色んな植物も案内いただき、大満足の酒蔵見学。
紅乙女酒造、随所にみられるこだわりと丁寧な姿勢が祥酎造りにも反映されているのがよくわかります。
見学後は、自分用に祥酎などをお土産に購入。顧問からお土産もいただき、ありがとうございました。
これから紅乙女酒造のお酒、愛飲させていただきます!
コメント
気に入っていただけたようで、ご案内した甲斐がありました
これからは、紅乙女酒造の外部営業マンとしてご活躍下さい
その活躍が認められれば、幻の名酒が届くかも???
シングルパパさん
紅乙女酒造のお酒を作る姿勢・志が素晴らしく感動しました。
先代の西洋の文化を取り入れたオシャレなこだわりも素敵でした。
どんどん宣伝しておきます