ホノカアの町でランチを取った後はこの町にある9ホールのゴルフコースを探してみることに。
そのゴルフコースの名前はハマクアカントリークラブ。
15エーカーの狭い敷地内に9ホールを詰め込んでいます。
敷地が狭いために各ホールが交差しているホールもあるのだとか。
地図を見てホノカアの町のメインストリートのママネストリートから少し丘の上の方向に移動。するとゴルフ場らしき場所を発見。
車が入れる入り口があるので車を停めて車から降りてみました。
近くにティーインググラウンドがあるものの。クラブハウスらしきものは見当たりません。
コース内にはひと組だけがプレイ中なのが見えます。というのがわかるぐらいコースを一望できるぐらいの広さ(というか狭さ)なのです。
後にわかりましたが最初に降りた場所は8番ホールのティーインググラウンドでした。
コース内を少し歩くと対角線上の反対側に建物らしきものを発見。
再び車に乗り、そちらのほうに行くことに。
クラブハウスに行くには19号線をヒロの方向に向かって進み、ママネストリートに交差している地点より数100m手前の道を左折して細い道に入る必要があるので、気にしないで走っていると見落としてしまいます。
クラブハウスを発見。HAMAKUA CC GOLFと屋根には看板が。
ゴルフコースを見てしまうと、どうしてもプレイしてみたくなります。
妻と子ども達に「9ホールだから歩きでも一人でラウンドしたら1時間ぐらいでラウンドできるはずなのでラウンドしてきていい?」とお願いすると「どうぞどうぞ」ということでラウンドすることに。
そしてキャディバッグを降ろしてクラブハウスのほうに移動。
む・無人です。。
そして壁にはポストのようなお札を入れる場所が。
張り紙がしてあったので、読んでみると1日15ドルで回り放題のようです。
15ドル以上、払ってから勝手にラウンドしてねって感じでした。ということで15ドルを支払い口に入れて、ラウンド開始。
ハマクアCCは1926年にフランク・アンダーソンが設計して開場した歴史のあるコースのようです。ハワイ島では、1921年開場のボルケーノゴルフ&カントリークラブについて二番目に古いコースです。
アンダーソンについて調べてみると、他にコース設計を担当した情報は得られなかったのですが、スコットランド出身の技術者で当時、サトウキビ工場で務めていた人物であることがわかりました。
リビエラCCの開場が1927年ですからそれより一年前に開場しています。
そして冒頭にもこのゴルフ場は15エーカーの狭い敷地内に9ホール詰め込んで造られていてホールが交差していると話をしましたが、15エーカーと言われてもピンと来ないと思いますので実際にどんな感じで交差しているかをスコアカードの裏に印刷されていたレイアウト図を見ながら説明します。
左下の「TO」がティーオフする1番ティーの場所。
赤い線がティーインググラウンドからグリーンへのルートで、オレンジ色の数字がそのホールのグリーン。
そこからのびている水色の線が次のホールのティーインググラウンドへのルートになっています。
これだけコースが交差しているので混んでいるとヘルメットとプロテクターが必要になりそうなコース(笑)なのですが、この日は土曜日。それでもラウンドしていたのが夫婦が一組だけ。
私のあとにも三人組の男性がラウンドしに来ただけなので、あまり危険性は感じませんでした。
?
キャディバッグを担いでの歩きラウンド。家族を待たせてはいけないので小走りでのラウンドです。
ハマクアCCは各ホールに少し距離の違う2つのティーインググラウンドが、9ホールを二度ラウンドして18ホールラウンドすることもできますが、今回は9ホールのみラウンドしてきました。
9ホールでパー33、女性の場合はパー37になります。
1番ホール 314ヤード パー4
打ちおろしのパー4。コースの右は普通に民家。
ティーショットはコースの真ん中に。当たり前ですが、フェアウェイもラフもあまり差がありません。
右は少し土手のように盛り上がっています。二打目はグリーン手前のラフに。
3オン。グリーンには松の葉みたいなものが一面に積もってました。え?これでパッティングするの?という状態。こんな感じのグリーンがずっと続くのかと思ったらこのホールだけで他は状態はよくありませんでしたが、松の葉はありませんでした。
掃除するのも面倒なのでこのままパッティングしちゃえ。と、えいや!とパッティングしたら真ん中からカップイン。パー!
2番ホール 220ヤード パー3
距離のあるパー3。女性の場合はパー4になります。
ティーショットはグリーン手前に。グリーンは砲台になってました。
2オン2パットのボギー。
3番ホール 287ヤード パー4
打ち上げでコース内にクリークが横切っているパー4。女性の場合はパー5になります。
ティーショットはまっすぐ。しかし意外にクリークまでが距離がなくクリークに。1ペナ。
二打目以降もきつい打ち上げが続きます。
このままキャディバッグを担ぐと大変なのでレイアウト図を確認。次の4番ホールでもう一度このあたりに戻ってくるので4番ホールのティーショットに必要になりそうなクラブとこのホールで残り使うクラブだけを抜いて移動。
三打目はグリーン手前の土手に。グリーン奥も民家です。四打目のアプローチがグリーンのラフに。
5オン2パットのトリ。
4番ホール 150ヤード パー3
打ちおろしのパー3。左に見えるグリーンは2番グリーン。中央に少し薄い緑に見える部分が4番ホールのグリーンです。
ティーショットはグリーン右横のラフに。2オン2パットのボギー。
5番ホール 458ヤード パー4
打ちおろしのパー4。写真中央のグリーンが5番グリーン。
ティーショットはあたりが完ぺき。しかしアドレスが左を向いていたようで、左に見える木の更に左に。
二打目をコース内に戻すもラフに食われて平らな場所まででず。
レイアウト図をみるとこのホールの中間地点にキャディバッグを置いて必要なクラブだけ抜き差しして移動するほうが楽なことを発見。
三打目でようやくここに。四打目がナイスショットだったのですがグリーン手前の木にあたり乗らず。
5オン2パットのトリ。
6番ホール 385ヤード パー4
右ドッグレッグで打ち上げのパー4。女性はパー5になります。
ティーショットは右のラフに。
二打目は左に見える木の方向に。コースの真ん中あたりに見える黒い影は私のキャディバッグ。
三打目はグリーン手前に。4オン2パットのダボ。
7番ホール 293ヤード パー4
打ちおろしのパー4
急いでラウンドしようと思って、準備不足のままティーオフしたので水を持ってくるのを忘れて水を我慢しながらのラウンド。途中から太陽が照りつけて、かなり喉が渇いてます。
そこで駐車場の車の中で待っている家族に手を振って水を持ってきてとアピール。
反応ありません。気付いてないのかな?電話で呼ぶことに。何度電話してもでません。。
駐車場まではかなりの登り。そこまで歩く元気もないので残り3ホール。
脱水症状になりつつラウンド(笑)
ティーショットはコース中央に。
二打目はグリーン手前に。3オン2パットのボギー。
8番ホール 113ヤード パー3
打ち上げのパー3
ティーショットはグリーン手前に。アプローチがオーバーしてしまい3オン。2パットのダボ。
フラフラ、死にかけ。水をくれ。。。後1ホール。登りが続きます。
9番ホール 270ヤード パー4
打ち上げが続く、クリーク越えのパー4
ティーショットはクリークを越えずに1ペナ。
三打目もトップして辛うじてクリーク越え。四打目がグリーン手前に。5オン2パットのトリ。
水不足でフラフラになりながらも何とかホールアウト。
16オーバー。パー33なので49(17パット)
車に戻ってみたら、案の定、妻、子どもともにクーラーの効いた車の中で熟睡(笑)
この後に飲んだ、水が最高に美味しかったです。
念願のハマクアCCでのラウンドも無事(?)に終え、これから部屋に戻ります。
コメント
写真を拝見したら、意外に斜面がありますね!
297yで女性はパー5があったり、こんな短げなコースで458yパー4があったり、これは侮れませんね。
途中中断してでも水分補給しないと危ないですよ!
しかし無人クラブハウスとは。
やきそぱパンZさん
昨日はご馳走さまでした
楽しかったです
傾斜はスコアカードのレイアウト図の左から右に向けて全体的に急な下り傾斜になっています。
結構、担ぎでのラウンドはきついものがありました。
湿気がないのでまだマシでしたが日本だったら倒れていたかも