ワイピオ渓谷を一望できる展望台で絶景を楽しんだ後は、来た道を少し戻り、ワイピオ渓谷のツアーの申し込みを行っているワイピオ・バレー・アートワークス(Waipi’o Valley Artworks)に行ってみることに。
こちらがそのお店。聖なる木といわれるコアウッドから作った商品を販売しているお店です。
一番最初のツアーの開始時間は9時から。お店に着いたのは8時半。
ワイピオ渓谷のツアーにはいろんな種類のツアー(業者)があります。
4WDの車で渓谷の下まで降りて観光するツアー
渓谷の上から乗馬で景色を見るツアー
渓谷の下に4WDで降りて乗馬するツアー
などいろいろあります。(このお店でなくて違うお店でチェックインする別のツアーなどもあるようです)
お店の人に乗馬ツアーのことを聞くとお店の右奥の小部屋でチェックインできると聞いたのでそちらに行って聞いてみたところ、予約がいっぱいとのこと。
うーん、残念。人気のツアーなので事前に予約しておいたほうがよさそうです。
帰ろうかなと思ったのですが4WDのシャトルバンのツアーなら行けるということだったのでそのツアーをその場で申し込みました。
乗馬は次回の機会に楽しみたいと思います。
迎えのバンが来るまでお店の中をブラブラ。そしたら素敵な帽子を発見。
帽子のツバがコアウッドのキャップ。デザインもハワイらしくて気に入ったので思わず購入。
9時になったら迎えのバンがやってきました。
どうやら我々家族四人だけで貸切状態。ラッキー。
ガイドさんは英語しか喋れないのでなんちゃって英語でコミュニケーション。
ワイピオ渓谷のシャトルツアーの出発です。
まずは先ほどのワイピオ渓谷の展望台を通過。
その脇にある狭い坂道を下りていきます。車が一台しか通過できないので対向車がきたらすれ違うのも大変な道。しかも急こう配なので4WDじゃないと大変です。
歩いて下までいく観光客もいました。途中で坂道を登っている観光客ともすれ違ったのですが笑顔がなく死にそうな顔で坂道を登っていました。
下り坂の途中でワイピオ渓谷を撮影。上からみても水が豊富で青々とした木々が茂っているのがわかります。
ここでガイドさんがZトレイルという道の説明をしてくれました。
向こうの渓谷にトレイル用の道があり、Zの文字のようにスイッチバックしていると説明してくれました。
写真ではわかりずらいので拡大してみます。
こんな感じのトレイルルートがあります。登る人いるんかな。。
いつか上まで登ってみたい。
昔はワイピオ渓谷にはたくさんの人が住んでいたようですが、津波の後は多くの人はこの地を去り、現在は50人程度の住人が住んでいるようです。
マンゴー、パパイヤ、バナナなどの果物なども豊富に自生しているのでここに小屋建てたら、完全に自給自足の生活が送れそうなので、ちょっと興味も。
実際に渓谷の奥でテントを張ってヒッピー生活している人もいるのだとか。その人と途中ですれ違いました。
収入なくなったら、ここに住もうかなぁ(笑)
そして谷底に到着。ここから更に奥に進みます。
途中でガイドさんが車を停止。ワイピオに水を供給しているヒイラベの滝です。
高さ400mぐらいあるようです。
そして途中でまたまたガイドさんが車を停止。
スリーピングハイビスカスという花が開かないハイビスカスを紹介してくれました。
これで咲いている状態のようです。このスリーピングハイビスカスを窓からいくつかちぎって手渡してくれました。
蜜が甘いので吸ってみてと言われたので吸ってみると、確かに甘い。
左はホワイトジンジャー、いい香りがします。右はダブルハイビスカス。
こんな感じでいろんな植物を紹介してもらいながら渓谷の奥に。
しばらく進むと前方に小川が横切っています。4WDじゃないと進めませんね。
ここで対向車とすれ違い。ガイドさんがその対向車の運転手とあいさつして何やら会話。
どうやらワイピオに住んでいる人らしいです。
何となく会話を聞いてると「ポイある?」「今日はポイはないんだよ」みたいなやり取り。
ポイがない代わりにタロイモを蒸しパンのような餅のような感じに加工した食べ物を入手して我々にくれました。
クロロという食べ物でタロイモとココナッツミルクと黒糖を使用しているようです。
食べるとほのかに甘みがして体に良さそうな味。餅のようなウイロウのような蒸しパンのような不思議な食感でした。
そして川に沿って進んでいくと湧水がある場所を教えてくれました。飲みたいとリクエストして車を停めてもらって家族全員で湧水を飲んでみることに。
なめらかな澄んだ味で美味しかったです。
そして先ほどの横切った小川より更に大きい川が登場。ここも4WDなので進んでいきます。
横を向くとこんな感じで普通に川です。
川を渡ってしばらく行くとまたまた色んな植物・果物があり、それを説明してくれます。
日本でいうワラビの種類。日本のワラビより苦みが少なく甘みがあるとのこと。かじってみるとネトッとした食感の中にかすかな甘みが。子ども達は苦手なようでしたが私は美味しく感じました。
そんなこんなで折り返し地点のタロイモ畑に到着。
タロイモを育てるには豊富な水が必要のようです。
畑の下流の小川にタロイモの苗が転がっているのをガイドさんが発見。
拾って見せてくれました。
そして黒い木の実のレイの材料のククイの実が食べれると教えてくれて、石で割ってくれました。
食べると栗と胡桃を足して二で割ったような味。美味しいです。
そしてそろそろ戻ろうかと思ったらタロイモ畑の横に野生の馬が登場。
草を食べにきていました。
せっかくだから僕(私?)の写真を撮ってよと言わんばかりの絶妙なタイミングでした。
そして今来た道を折り返して戻ります。
およそ往復1時間半のツアー。色んな植物に触れることができて満足。
マナの充電もできたかな。今度は乗馬のツアーに行ってみたいと思います。
ワイピオ渓谷を後にしてホノカアの町で昼食を取ります。
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