私が思う、究極のジビエ 月鍋を食べに比良山荘に行ってきました。
比良山荘は春は山菜、夏は鮎、秋は落ち鮎と松茸と素晴らしい料理がいただけるお店です。
このブログでも何度か紹介したことのある私が大好きなお店。
冬は、月鍋をいただくことができます。
月鍋とは熊鍋のこと。月の輪熊を使用しているので、比良山荘では月鍋と呼びます。
比良山荘は鯉の洗いも美味しいのです。鯉の洗いは泥臭いイメージがありますが、この鯉を泳がしている池を見ていただければ泥臭さはないのが一目瞭然。
この澄んだ水の中で泳いでいれば泥臭さはありません。
まずは八寸。鮎のなれ鮓、猪の燻製、香茸、金柑など、山と川の幸を楽しめます。
続いて、鯉の洗いと鹿肉の刺身。
そして鰻の筒焼。
輪切りにした状態で焼いているので皮はカリッとしていて肉厚な鰻の白身を楽しむことができます。
そしていよいよ月鍋です。
こちらが熊肉です。月の輪熊のロース。脂身ばかり?と思われますが、この脂身が美味いのです。
主食がどんぐりなので臭みがなく、全く脂っぽくなく、トロトロのコラーゲンの塊で甘目のだしによく合うのです。
お店の方が、ずっとつきっきりで給仕してくれます。
できあがりました。
このプルプルした脂身が最高に美味いのです。しっかりとした旨みを感じることができます。
いよいよ締めに向かいます。
まずは栃の実を使った栃餅を鍋に入れます。
この鍋には白いお餅より栃餅のほうがこのスープに負けずに合うと思います。
旨みを吸った栃餅を食べた後は
うどんを入れて少し煮込みます。
甘めの出汁に脂が溶け出して、締めのうどんが最高の料理に。
お腹いっぱいです。
最後にご飯と鯉こくがでて食事は終了。
今回のデザートは苺の寒天でした。
究極のジビエ 月鍋でした。
比良山荘
住所:滋賀県大津市葛川坊村町94
電話:077-599-2058
営業時間:11:30~14:00 17:00~19:00 火曜休み
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