滋賀県の名神八日市カントリー倶楽部をラウンドしてきました。
比叡コース、鈴鹿コース、伊吹コースの27ホールあり、1965年(昭和40年)に開場。
設計は相馬正胤。開場時は18ホールで開場し、昭和51年に伊吹コースが増設。
昭和49年に日本女子オープン、昭和55年に三菱ギャランゴルフトーナメント、昭和56年に関西オープン、昭和57年に日本プロゴルフ選手権、昭和57年にLPGAマツダジャパンクラシック、昭和58年にパリスレディスクラシック、平成4年に日本女子オープン、平成17年に日本女子プロゴルフ選手権と多くのプロの試合が開催されてきて2015年には関西オープンが久しぶりに開催される予定。
設計の相馬正胤は他には埼玉県の日高カントリークラブを設計していて、東京ゴルフ倶楽部のグリーン委員長だった兄の相馬孟胤は駒沢ベントを発見して日本でのベント芝の普及に貢献した人物。
近年、比叡コースの3番ホールがビアリッツと呼ばれるグリーンを再現する改造を行ったらしいのでラウンドしてきました。
ティーはブラック、ブルー、ホワイト、レッドとありブルーティーからティーオフ。
コースは比叡コースと鈴鹿コースをラウンド。
比叡1番ホール 500ヤード パー5
やや左にドッグレッグしているパー5
比叡2番ホール 419ヤード パー4
ストレートなパー4
比叡3番ホール 158ヤード パー3
ビアリッツと呼ばれるグリーンの形状を再現したホールです。
ビアリッツはフランスのビアリッツゴルフクラブの3番パー3がオリジナル(現存していないようです)。ウィリー・ダンが設計。
ビアリッツゴルフクラブでの3番ホールのグリーンは長方形の縦長のグリーンの中央にスウェルとよばれる窪みがあり、グリーンの左右にバンカーが配置されていました。
このグリーンの特徴を1900年代初期に活躍したC.B.マクドナルドやセス・レイナーが自身が設計するコースに導入しました。
現在、ビアリッツとして認識されている定義はおおよそ次のグリーンをビアリッツグリーンというようです。
「グリーンの面積が広くて縦長(長方形ではなくてもよい)で、グリーンの真ん中にスウェルが横切っているパー3のグリーン」
名神八日市CCの比叡3番ホールもビアリッツグリーンの要素を満たしています。
グリーンセンターに横切っているスウェルはかなり深いです。
横から見たらこんな状態。
グリーン奥からみた風景。1オンしてもピンある面と同じ面にボールがないと3パットの可能性がとても高くなるグリーンです。
比叡4番ホール 409ヤード パー4
コース右にクリークが続くストレートなパー4
比叡5番ホール 459ヤード パー5
グリーン手前で右にドッグレッグしているパー5
比叡6番ホール 153ヤード パー3
右サイドに池があるパー3
比叡7番ホール 417ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
比叡8番ホール 322ヤード パー4
ティーショットは打ち下しの距離の短いパー4。右は池。
セカンドショットは打ち上げになります。
比叡9番ホール 439ヤード パー4
距離のあるストレートなパー4
鈴鹿1番ホール 379ヤード パー4
ストレートなパー4
鈴鹿2番ホール 496ヤード パー5
右ドッグレッグのパー5
鈴鹿3番ホール 538ヤード パー5
左ドッグレッグのパー5。パー5が続きます。
桜が綺麗でした。
鈴鹿4番ホール 159ヤード パー3
谷越えのパー3
鈴鹿5番ホール 358ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
鈴鹿6番ホール 161ヤード パー3
フラットなパー3
鈴鹿7番ホール 314ヤード パー4
距離の短い右ドッグレッグのパー4
セカンドは打ちおろし。
鈴鹿8番ホール 369ヤード パー4
ストレートなパー4
鈴鹿9番ホール 354ヤード パー4
ストレートなパー4
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