コルカタでの最後の食事は、どローカルな食堂に行くことにした。
店はHotel Sidheswari Ashram(ホテル・シデシュワリ・アシュラム)。

通りに面した看板はあるが、入口の雰囲気だけだと営業しているのかどうか分かりにくい。


路地を進んで階段を上る。そこでやっと「あ、ここだ」と確信できるタイプの店である。


頼んだのはRuhi Kasa(ルイ・カーシャ)とAlu Bhaja(アルー・バジャ)。
バナナリーフの上に盛られて出てきた。
葉の青さと白い米、そこに赤茶のカレーが乗るだけで、ベンガル料理は一気に絵になる。

Ruhi(ルイ)はインドでよく食べられているコイ科の川魚で、ベンガル地方でも定番の魚である。
Kasa(Kosha/Kasa)は、香味野菜やスパイスと一緒に煮詰める調理法である。Ruhiをヨーグルト、玉ねぎ、スパイス(ターメリック、チリ、クミン、コリアンダーなど)で煮込んだ、濃厚なカレーという印象だった。
ベンガル料理は魚を使った料理が日常的に食べられているが、Ruhiは祝い事などで欠かせない魚とされている。
Ruhiは、骨は多かったが、全く臭みがなくて辛さは強すぎず、旨味が前に出てくるタイプで米が進み、気づけば完食していた。

Alu Bhajaは、Aluがジャガイモ、Bhajaが揚げたもの/炒めたものという意味でじゃがいもをマッチ状にカットして塩とターメリックで味付けしカリカリに揚げ焼きにしたもの。
そのまま食べても美味しいし、カレーの汁気に混ぜて食べるのも良かった。

コルカタでの最後に、ローカルな店で、こういう一皿を食べられたのがよかった。
派手さはないが、ちゃんと「コルカタの街の味」を体験できる。
ベンガル料理が日本人の口に合うと言われる理由が、わかった。



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