オアフ島初日の晩御飯は、話題の韓国料理を食べに行くことに。
そのお店の名前はアーランコリアンレストラン(Ah-lang Korean Restaurant)。
別名、アングリーコリアンレディ(Angry Korean Lady)というお店。
お店のホームページのドメインは別名で取得してるし。。
何が話題かっていうと出てくる韓国料理が美味い。美味いだけのお店ならたくさんありますが、お店の女主人がいつも怒っていることで有名なのです。
客は怒られながら食事をしている。でも繁盛しているという不思議なお店。
リピーターになるか、二度と行かないという人かに分かれるお店。
面白そうじゃありませんか。ということで行ってみることに。
事前に得た情報では、オーダーは自分で記入して厨房のアングリーコリアンレディに渡すこと。
マンドゥ(餃子)がオススメらしいのですが、食べ方があり、マンドゥをタレにそのままつけて食べると怒られる。半分に割ってタレを具に垂らして食べる。
他にもいろいろルールがあるんだと思うのですが、とりあえず怒られるのも楽しもう。
お店に到着。一組外で待っています。すごい人気。そんなにみんな怒られたいのか?
待つこと数分。窓際の席が空きました。入っていいのかどうかもわからないのですが恐る恐る入店。
見ると女主人は奥の厨房に。そしてその女主人のお母さんらしき人がホール担当で二人で切り盛りしてるようです。
テーブルの上には先ほどの客の食べた後の食器などがまだあります。
ボーっとしてると怒られそうなので片づけを手伝います。食器を女主人のお母さんに手渡してテーブルが空くと、いよいよスタートです。
机の上には黄色い伝票とボールペンが。
なるほど。これで勝手に自分で注文したいものを記入して奥の厨房の女主人に持っていくのか。
ガラスのテーブルカバーの下にメニューと店のルールが書いてあります。
まずはルールを熟読。
まず、一番上の行には
「私はすでに怒っている。これ以上、怒らせないでくれ」
緊張が走ります。。
ルールは9カ条(英語力低いので解釈間違いしてるかもしれませんが。。)
1.自分自身でオーダーを記入してキッチンのいる私のところに持ってきない
2.まず食事が先に出てきます。その後に水は出します。それが嫌なら自分で入れなさい。
3.許可なく食べ物を外に持ち出すな
4.テーブルのガラスのカバーには注意しなさい。もし割ったりしたら弁償してもらいます。大きいガラスは$200ドル、小さいガラスは$100です。
5.もしBYOB(飲み物の持ち込み)をしたいなら、私にも飲み物を差し入れしてください。もしくは持ち込み料を払ってください。
a.私にCoors Lightは差し入れないで。頭が痛くなるから。
b.私にYellowTailのワインは差し入れないで。お腹が痛くなるから。
6.もしBYOBするなら自分でコップや食器を持ってきなさい。私のを使わないで。
7.キッチンは閉店時間の15分前に閉じます。私が閉める前にあなたに伝えます。
8.テーブルに何もひっかけないで、ガラスを割らないで。
9.辛い料理は0~8までの辛さのレベルをあなたは選べるので辛さを記入しなさい。
という内容。
あと他にはお母さんは英語が話せず韓国語だけしか会話できないので英語で話しかけても対応できません。
お店の閉店時間は気まぐれで日によっては早めに閉めることもあります。
とかもどこかに書いてありました。
よし、ルールは熟知しました!
そして家族と相談して注文するメニューを決定。
そして私がオーダーを記入して、厨房にいる女主人に恐る恐る渡しに行くことに。
厨房に行くと殺気を感じます。怒りながら料理を作ってます。。
とりあえずオーダー票を渡すことは成功。
そして後は料理が来るのを待つだけです。子どもたちはいつ怒られるのか、ワクワクソワソワしています(笑)
私は余裕をかまして、あのおばちゃんが走ってやってきて怒ってきたらどうする?とか子ども達にからかっていたのですが、突然、女主人が叫びながらホールにやってきました。
何やら、オーダー票を読みながら、「・・・・・・を注文したのは誰!!」と怒鳴っています。
一気にホールに緊張が走ります。妻が私に一言「あなたが注文したやつじゃない?」
私「え?」
恐る恐る女主人に手を挙げてアピール。
つかつかと私のテーブルまで来て、怒涛のお怒りの言葉。
あまりにも突然の出来事で何を言ってるのか分からず(笑)
とりあえずわかったふりをして女主人に厨房に戻ってもらうことに。
妻が言うには、注文の個数を記入してないからじゃない?
よく見るとマンドゥとカルビの個数が記入できてなかったようです。
記入し直して再チャレンジ。
女主人に恐る恐る渡して注文する数を見てもらってOKをいただいたので席に戻りました。
そしてやってきました!
まずはマンドゥ(Mandoo)。
子ども達とわざと違う食べ方してもう一度怒られようか?と話をしながら、やっぱり怖いのでルール通り食べることに(笑)
半分に割ってタレを垂らして食べると美味。美味い!!!
ふと気が付くと、まだ水が出てきません。女主人のお母さんは優しそうな人なので水をくださいと伝えたいのですが英語ができないので、韓国語で「ムル・ジュセヨ(水ください)」と話しかけてみました。
すると笑顔で対応してくれました。韓国語が少し喋れて助かった。
困ったときはこのお母さんを盾にしよう(笑)
続いてやってきたのはカルビ(Kalbi)5pcs。
まずまずの味。5ピース以上、入れてくれてました。
そしてチキンフライドライス(Chiken Fried Rice)。
キムチフライドライス(キムチチャーハン)を頼みたかったのですが子ども達の要望で今回はこちら。
妻と娘はご飯のおこげがパリパリしていて美味しいと気に入ってました。
私はやはりキムチチャーハンのほうが美味しかったかなぁと思ったり。
こちらはチャイブのチヂミ(Chive jun)。チャイブの香りが口いっぱいに広がって美味い。
ミソチゲ(Korean Miso Soup)
メニューには別枠にSoonDobu。という項目があるのですがそれらと違うPotStewという項目にあったKorean Miso Soupを注文してみました。
見た目はスンドゥブチゲと同じなのですが豆腐が純豆腐(スンドゥブ)ではなくて日本で食べる形のしっかりとした豆腐が入っているぐらいの違いなのでしょうか。次回はスンドゥブチゲを注文したいと思います。
今まで食べたスンドゥブチゲの中でもかなり上位に入る美味さでした。
辛い物があまり得意じゃない妻も辛いけど美味しいと結構食べてました。
チェックも自分で計算して厨房に持っていきます。
美味しかったとお礼を言うと、アングリーコリアンレディがスマイリーコリアンレディに。
怒られるのもイベントとして遊び心として楽しめる人はぜひお薦めのお店です。
せっかくなら怒られるほうが面白いので次回もわざと怒られてみます(笑)
それとBYOBしてビールでも差し入れしたいと思います。
アングリーコリアンレディ Ah-lang Korean Restaurant(Angry Korean Lady)
Located in the Imperial Plaza on the 1st Floor fronting Cooke St.
725 Kapiolani Blvd. C-119B Honolulu, HI 96813
Phone: 808-596-0600
Open Mon-Sat, 11:00 AM – 9:00 PM
コメント
けったいなお店ですねー。(笑)
私は遠慮させていただこうかと思いました。
やきそばパンZさん
確かに人を選ぶお店だと思います
他の人のブログを見ると二度と行かないと言ってる人もいますし
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