大垣から在来線で豊橋までやってきました。時間は18時過ぎ。
豊橋の名物を調べると、菜飯田楽という大根の葉を混ぜたご飯に味噌田楽がついている定食のような郷土料理と最近、B級グルメによる町おこしが流行っているので、豊橋にも何か新メニューをということで考案された豊橋カレーうどんが有名であることがわかりました。
いつもなら両方食べちゃえ!ってなるんですが、ただいまダイエット中。
そのため、どちらを食べようかなと思案して、豊橋カレーうどんがちょっと変わった食べ物なのでそちらを食べることに。
どう変わっているのかというのは「豊橋カレーうどん」の5箇条というのがあり、
1. うどん麺は自家製麺とする。
2.器の底から、ご飯、とろろ、カレーうどんの順に盛る。
3.日本一位の生産量を誇る「豊橋産のうずら卵」を具に使用する。
4.福神漬または壺漬け・紅ショウガを添える。
5.愛情を持って作る。
この2番の部分が気になりました。
カレーライス+カレーうどんで、しかもカレーライスのご飯がとろろご飯という異色なコラボ。
もともと豊橋市のうどんは100年以上の歴史があり、うどんの消費量も多いのですがなかなか全国区のメジャーになれない状態が続いていたので、豊橋市のうどんをアピールするために考えられたメニューのようです。
最初はカレーうどんを食べて、その後、とろろご飯の層が出てきたらカレーと絡めて食べることで二度楽しめるというご当地グルメ。
現在、豊橋市内では48店舗のお店が上記の5箇条を守りながら独自の豊橋カレーうどんを販売しているのです。
そんな48店舗の中から、豊橋カレーうどんのWEBページを見て私が選んだお店は「勢川本店」。
WEBには、
老舗の味 昔ながらの素朴な味にたっぷりお肉と油あげを入れてコクと旨味を引き立てたカレーうどんです。
と紹介されています。
正統派のカレーうどんで勝負しているのが好感が持てます。
営業時間、休業日なども調べて、開いていることを確認。
駅から歩くこと5分。台風が上陸するので商店街のお店が閉まり気味だったので気になっていましたが、やはり台風のため、臨時休業。
ガーン。
他の店も開いてないんじゃないかなと思いながらも代わりのお店を探すことに。
次に目を付けたお店は
1965年創業の老舗「蕎麦匠 まつや」
蕎麦屋ですが、こちらも老舗。
紹介文は
従来のカレー南蛮に、当店秘伝のそぼろ味噌を加え、うどんともご飯ともバランスの良いコクのある味わいに仕上げてあります。
ということでこちらも美味そう。
今いる場所から場所も近いのでこちらに決定。開いてるかなぁ。
開いてました!
そして、豊橋カレーうどんを注文。
やってきました。
豊橋カレーうどん。ミニトマトが可愛いです。
まずはルーを味見。やはり蕎麦屋ということで出汁が効いている優しいカレー。
もっとスパイシーなカレーうどんが好みですが、これはこれで子どもも食べれる万人向けのカレーでありな味。
そしてトマトの酸味もよいアクセントになっています。
順調にうどんを食べた後はいよいよとろろご飯が顔を出してきました。
とろろとカレーが混じるとちょっとビジュアル的にはよろしくありませんが、見た目はこんな感じ。
更に優しいカレーになり、とろみもついて新鮮な食感。
雑炊的にさらさらと食べれます。
他のお店もいろいろ趣向を凝らしているので、いろいろ食べ比べするのも面白そうです。
お腹がいっぱいになったのですが、まだ新幹線が動きそうにないので、せっかくなので菜飯田楽も食べることにしました。
今日はダイエットは休止です。
「蕎麦匠 まつや」
豊橋市松葉町3丁目63-4
TEL.0532-52-4950
AM11:00~PM2:30 PM5:00~PM9:30(日祝PM8:30)木曜日休み
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