ゴルフを終えて友人たちをホテルに降ろして、私は一泊4000円の激安ホテル「ひまわりホテル」にチェックイン。
少し仮眠をしてからサイパンで一番の繁華街のガラパンで夕食を取ることに。
ホテルからは徒歩5分ほど。
こちらがガラパンのメインストリート。
え?人がいない。。土曜日の18時なのに。。
まだこれからなのかなと思って食事を終えた後の19時頃の様子もこちら。
全く人がいません。滞在期間中、いろいろと調べたのですがガラパンはこのまま衰退していくしかないだろうなぁという印象を受けました。
もともと、バブル時代に日本人観光客向けに発展して造られた繁華街みたいなところだったようで、バブルがはじけて日本人観光客が減り、さらにその影響で日航が2006年にサイパン便から撤退したことで一気に衰退が加速していったようです。
衰退の理由はバブルの崩壊だけでなくて、サイパンのリゾートのサービスの質の低さもあるような気がします。
バブル時代はお金を簡単にばらまいていた日本人。それに群がるフィリピンや中国からの労働者。
旅慣れた人はそのサービスの質の低さに他のリゾート地に足を運ぶようになったのかなぁと。
サイパンに到着したばかりのころは、この廃れていく街をみて復興するにはどうしたらいいのか?など考えていたのですが、サイパンのいろんな方から話を聞いたり、生活に触れたりする中、帰国する時には考え方が変わりました。
このガラパンはバブリーな日本人が造り上げてしまった虚像の繁華街だったわけで、自然淘汰されていく最中で無理に復興などさせようと思わなくてもいいんじゃないか?
島内の人たちは質素に幸せに暮らしている人も多いのです。ガラパンを少し離れると身の丈にあった営業スタイルで生活している人たちが多くいたのです。
ガラパンのネオンはサイパンという自然が溢れる観光地では過剰供給だったので、無理に復興させるのはいかがなものか?という考えに変わりました。
初心者向けリゾート。海と自然が綺麗なリゾート。それを売りにしていけばいいんじゃないかなぁと。
ネオン街も多少はあってもいいと思うので一旦ガラパンを区画整理して散り散りになっているお店を1つの通りにまとめてみたりするのもいいかもしれません。
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