地獄巡りを終えた後は明礬温泉に。
明礬温泉にはいろんな旅館があるが一番奥にある明礬 湯の里という日帰り温泉施設に。
明礬温泉はその名の通り、明礬が大量に製造されている温泉であちこちに、明礬を製造する湯の花小屋が建っていた。
明礬(ミョウバン)はウニの加工時の型崩れを防いだり、保存するために利用されるあのミョウバンである。
右にあるのが湯の花小屋を模した家族風呂。
左にあるのが本物の湯の花小屋。
湯の花小屋では実際に今も昔の製法で明礬が生産されていてその様子を見学することができます。
湯の花小屋の中を覗くと地面に明礬の結晶ができていた。
明礬温泉での明礬の製法は青粘土を小屋の地面に敷き詰めて、粘土の中にある鉄分と噴出する温泉成分を結晶化させて造るらしい。
地面の断面図はこんな感じになってるみたい。
小屋で作業をしていた方が手に取って舐めてみていいですよと言ってくれたので採取してみた。
実際、普段の生活で明礬に触れる機会はあまりないので少し新鮮な気持ち。
口に入れて舐めてみると、当たり前だがあの安物のウニから感じるミョウバン臭の強烈バージョンの風味が口に広がった。
酸っぱいさの中に昆布の風味があるというか、何とも言えない風味。
お土産コーナーで肌にいい湯の花の薬用ローションなどを購入してホテルに戻ることに。
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