ニュージーランド第8ラウンドはオークランドにあるティティランギゴルフクラブ。
ティティランギゴルフクラブの歴史は1909年まで遡ることができ、ワンスリーヒルと呼ばれる土地に1909年に開場したMaungakiekieGC(マウンガキエキエゴルフクラブ)が前身になります。
ワンスリーヒルはパブリックな土地であったので新しい場所を探す必要があり、現在のニューリンの土地を購入してFGフッドとギルバート・マーティンの設計で1920年に新コースがオープン。
しばらくは2つのコースで運営されていて当時はニュージーランドで一番大きなクラブに発展しました。
そして1927年にサイプレスポイントやオーガスタナショナルを設計したことで有名なアリスター・マッケンジーがニュージーランドにやってきて、9つのグリーン(5,6,7,9,11,14,16,17,18H)を改造するプランを練り、そのプランを元にコースが改造され1928年に完了しました。
その後、1930年にワンスリーヒルのコースとニューリンのコースがそれぞれ別のクラブに分かれることになり、ニューリンのコースがティティランギゴルフクラブを名乗るようになりました。
訪れた時は1番ホールのグリーンが改造中で1番ホールはクローズ。その代わりに5番ホールのパー5がパー4とパー3にテンポラリで分けて18ホールで営業中でした。
そのためティーオフは8番ホールからティーオフして8~18番までプレイ、1番をスキップして2~7番までプレイという変則的なルーティングで営業していました。
記事は通常営業時の順番で紹介しておきます。
ティーはブラック、ブルー、ホワイト、イエロー、レッドとあり、ブルーからティーオフ。
1番ホール(First) 282m パー4
距離の短いストレートなパー4
グリーンが改造中でした。
2番ホール(Crossing) 290m パー4
距離の短い、やや右ドッグレッグのパー4
3番ホール(Cookes) 363m パー4
距離のあるパー4
4番ホール(The Pitch) 169m パー3
打ち下ろしのパー3
5番ホール(Longfellow) 478m パー5
通常時はパー5ですが、この時は346mのパー4と145mのパー3で営業されていました。
マッケンジーが改造したホールです。
テンポラリグリーンとして左に見えるバンカーの奥にグリーンがありました。
こちらはテンポラリホールの5A番パー3のティーインググラウンド。
この日は5A番のグリーンでしたが、こちらが通常営業時の5番ホールのグリーン。
6番ホール(Terraces) 387m パー4
距離のある左ドッグレッグのパー4。マッケンジーが改造したホールです。
セカンドは打ち上げ
7番ホール(Pavilion) 170m パー3
マッケンジーが改造したホールです。
8番ホール(Island) 306m パー4
打ち下ろしで距離の短い右ドッグレッグのパー4
グリーン左サイドと手前はウォーターハザードです。
グリーン右サイドから見た風景。
9番ホール(Midway) 386m パー4
距離のある右ドッグレッグのパー4。マッケンジーが改造したホールです。
10番ホール(The Turn) 357m パー4
ストレートなパー4
11番ホール(Redan) 161m パー3
マッケンジーが改造したホールです。レダンホールに改造しました。
グリーン右サイドから見た風景
12番ホール(Titirangi) 415m パー4
距離のあるパー4
13番ホール(The Wrecker) 467m パー5
谷越えのパー5
セカンドショットは窪地越え。
14番ホール(Ramparts) 167m パー3
距離のある谷越えのパー3。マッケンジーが改造したホールです。
15番ホール(Temptation) 362m パー4
谷越えで左ドッグレッグのパー4
16番ホール(Assouan) 367m パー4
ストレートなパー4。マッケンジーが改造したホールです。
17番ホール(Highway) 425m パー4
距離のあるパー4。マッケンジーが改造したホールです。
18番ホール(Sunset) 309m パー4
距離の短い左ドッグレッグのパー4。マッケンジーが改造したホールです。
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