2010年2月から利用していたさくらインターネットからこの度、国内最速と言われているサーバーのConoHa WINGに引越ししました。
この「ゴルフバカの気まぐれブログ」のサーバーの歴史をこの機会にまとめておきます。
2008年1月 「ゴルフバカの気まぐれブログ」をGDOブログで開始
2009年6月 GDOブログが画像容量100MBで容量オーバーになり「ロリポップ!レンタルサーバー」にブログ移転。Movable Tyepを導入
2010年2月 ロリポップのサーバーが非力で記事数500で重くなり、「さくらインターネット」にブログ移転
2011年2月 GDOブログの記事を全て「さくらインターネット」に引越し完了
2014年7月 記事数増加でMovable Typeで処理できなくなり、WordPressに移行(この時点で2500記事ぐらい)
2019年2月 ブログをスマホ対応に
こんな感じで移転やバージョンアップを進めてきました。今ではブログの記事が増えてこの記事で6311記事目に。
来年の2023年1月には当ブログが15周年になります。我ながらよくここまで続けられたなと思います。
個人が運営するサイトで世界中のゴルフコースとゴルフ旅を取り上げるブログでは国内最大のサイトに育ちました。
サーバー引越しの理由
今回引越しした理由はスマホでのブログの表示速度を速くしたいなというのが目的でした。私のブログもいろいろなプラグインを入れたり画像が多いのでスマホだと結構、待ち時間が発生していました。
調べてみると多くのブロガーさんがConoHaに引越ししてスピードアップに成功されています。
さくらインターネットのサーバーも今年の2月から高速サーバーを用意して新規のユーザーにはそのサーバーを提供し、既存のユーザーにも、いつか移行する予定と書いてあったのでさくらインターネットに問い合わせてみました。
いつ移行するのか? 時期は未定
新サーバーと他社サーバーのベンチマーク比較などあるか ない
個人で先にさくらインターネットの新サーバーに引越しすることもできるのですが、その質問をしたときのさくらインターネットの問い合わせた人の対応が悪く(今までは対応良かったのでその人だけだと思います)、回答もちょっとカチンとくる内容だったので、12年以上お世話になったのですが、契約期間が残っている間にConoHaに引越しすることにしました。
さくらインターネットからConoHa WINGへの引っ越し
サーバーの契約をして引越しするのにConoHaの「WordPressかんたん移行」というので簡単に移行できる(らしい)ので気楽に考えていたら、これが大変でした。
まず「WordPressかんたん移行」が全く使えなかった。小規模なブログなら移行できるみたいですが、私のような記事数では、移行プラグインが対応できないようでした。
データベースを容量を半分以下に削減したり、いろいろとしたのですが。。これで1週間潰れてしまいました。
結論から言うと、WordPressのバックアッププラグインのUpdraftPlusを使用しての引っ越しが一番確実かなと思います。
私の移行前のWordPressはSSL対応済みでgolf-bk.comの同じドメインで引越しする場合
手順をまとめました(自分用に備忘録で書いているのと知識不足のために内容は保証しません)
1.ConoHa WING(移行先)の契約し、golf-bk.comのドメインをコンパネから追加
2.移行先のDNSの設定を一旦、さくらインターネット(移行元)のIPアドレスに変更しておく。(後にConoHaのネームサーバーに設定変更した時に一旦は旧サーバーを指して見れない時間をなくすため)
3.移行元のWordPressのバックアップをUpdraftPlusで行う。このバックアップしたファイルをローカルに保存する。
4.念のために移行元のサーバー内のWordPress以外のファイルを全てローカルに保存もしておく。
5.移行先に新規でWordPressをインストール(これはコントロールパネルで簡単にインストールできました)SSLは未対応でOK
6.hostsファイルを書き換えてローカル内で移行先のgolf-bk.comを確認できるようにする。(hostsファイルの場所はC:\Windows\System32\drivers\etc)※確認後はhostsファイルを元に戻すこと。
7.hostsファイルを書き換えた後、移行先のWordPress管理画面にgolf-bk.comでログインできることを確認
8.移行先のWordPressにログインしたら、3でバックアップしたファイルをUpdraftPlusの機能を使い、手動でアップロードして復元
9.この時点で復元したWordPressがSSL対応になっているので移行先のWordPressにはログインできなくなるが気にしなくてOK
10.ドメインを管理している業者のコンパネにログインして移行先のネームサーバーのns-a1.conoha.ioなどに変更する。(私の場合はムームードメイン)
11.ここが一番重要
移行先でSSL対応の処理をコンパネから行う。
無料独自SSLという項目をONにするだけでSSL対応をしてくれるのですが、これが曲者でした。最初に設定ボタンを押すと
失敗しました。
無料独自SSL設定変更
サイトにアクセス出来ません。Aレコード (wwwあり・なし)やネームサーバーにConoHa のものを設定してください。
というエラーが表示されます。少し待つと設定できるらしいので何度か設定ボタンを押していたら今度は
失敗しました。
無料独自SSL設定変更
同一コモンネームへの設定が繰り返されたため一時的に機能を制限をしています、時間を置いて再度実行してください。
というエラーが表示されました。どうやら短時間で何度もSSLの設定準備が整っていないのにボタンを押すと1週間ほど設定ができなくなるようです。これを知らずに1週間待つことに。。
1週間待った後に、再度SSL設定のボタンを押してしばらく待つと無事に設定完了になり利用中に。
12.SSL化が対応できたので再度、hostsファイルを編集してローカルから移行先のgolf-bk.comのWordPressにログインする。今度はログインできるようになっています。これでデータが移行できているか確認して問題なければ、2で一旦変更しておいた移行先のDNSをConoHaの契約しているIPアドレスに戻すと引越し完了です。
13.私の場合、旧MovableTypeの時の画像データはWordPressと連動しておらずURL参照になっているのでそのデータもFTPでサーバーに移行する必要がありました。
引っ越した結果のサイトスピード
WordPressのコンパネにアクセスする速度は速くなったと思います。PCからのアクセスも少しアップしました。
スマホでアクセスすると速くなった気がしますが、サイトの速度を計測するとなぜか数値は変わらず。
その後、スマホの表示も計測するとかなり早くなっていました。しかし、まだまだ改善できるところは多そうです。
3年ぶりにWordPressのシステムに触れたので、ボトルネックになっている部分を探して更にスピードアップしていこうと思います。
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