茨城県の井上誠一氏設計の大洗ゴルフ倶楽部をラウンドする機会があったのでチャレンジしてきました。
大洗ゴルフ倶楽部は大洗の海岸沿いに作られたシーサイドコースで元からあった黒松と砂丘を素材にして作られた難コースとして有名です。
開場は1953年。
バンカーや池などに頼らず、海風と黒松を空中のハザードとして活かす手法をとっています。
とくに斜めに成長している黒松はただでさえ狭いフェアウェイを上空からもプレッシャーを与えて更に狭くしていました。
ブルーティーからティーオフでした。
1番ホール 414ヤード パー4
まっすぐなパー4。グリーン手前70ヤード付近から黒松により絞られて狭くなっています。
こんな感じでグリーン手前の70ヤード付近から右側は林がせり出し、左は黒松が斜めに茂っているので狭くなっています。
2番ホール 501ヤード パー5
右ドッグレッグのパー5。ロングヒッターは正面の林に打ち込んでしまうので右の木越えを狙うかフェードボールで攻める必要があります。
3番ホール 389ヤード パー4
まっすぐなパー4
4番ホール 133ヤード パー3
池越えのパー3
グリーン手前にバンカーがあるのですが、バンカーからグリーンまでは距離があります。
5番ホール 414ヤード パー4
大洗で一番難しいと言われているパー4。フェアウェイの右にある木々が2オンを拒みます。
6番ホール 332ヤード パー4
距離の短いまっすぐなパー4
丘があり、ブラインドになっています。
グリーンの周りはこんな感じでたくさんのバンカーに守られています。
7番ホール 531ヤード パー5
松林によって軽くS字にくねっているパー5
二打目は左にドッグレッグしていて、このように狙えるところが狭くて左の林の一番右側の木越えを狙うか右側に刻むかしかありません。
右側に刻んで距離がでると今度は三打目が狙いにくくなるというピンポイントで攻める必要がある典型的な大洗の特徴がでているホールでした。
左にドッグレッグしている地点からグリーンをみた風景。このアングルならグリーンが狙えますが、もう少し右や先にボールがあると右の林が邪魔をしてグリーンが狙えません。
8番ホール 192ヤード パー3
距離のあるパー3
9番ホール 390ヤード パー4
まっすぐなパー4。右側は7番ホール。9番は左側のほうを狙います。
狙い目は正面の二股にわかれている木の左側を狙う必要があります。
10番ホール 504ヤード パー5
まっすぐなパー5
11番ホール 374ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4。左には池があります。ティーショットは池の右端狙い。
12番ホール 352ヤード パー4
距離の短いまっすぐなパー4。ティーショットの狙い目は右なのですが右の正面の木が斜めに生えているのでこの木に当たることも多いようです。
左に行きすぎると今度はグリーン手前の松がこのように邪魔になります。
13番ホール 410ヤード パー4
まっすぐなパー4
14番ホール 169ヤード パー3
グリーン右には顎の高いバンカーがあるパー3
15番ホール 556ヤード パー5
二打目地点のフェアウェイセンターに木が立っているパー5
右には池が配置されています。
16番ホール 218ヤード パー3
海に向かって打ちおろす距離のあるパー3
17番ホール 418ヤード パー4
まっすぐなパー4
18番ホール 390ヤード パー4
フェアウェイ左のバンカーは去年(2009年)の三菱ダイヤモンドカップで兼本貴司がプレーオフで入れてしまったバンカーとして有名です。顎の高いバンカーから2オンして優勝したバンカーです。
兼本プロが入れたバンカーを見てきたのですがよくここからグリーンに乗せたなぁと感心。
コメント
はじめまして。
大洗・・・
一度行ってみたいコースNO1です。
これまで井上誠一さんが設計したコースにいくつも行きましたが、完全に魅了されてます。
綺麗な写真でのご紹介ありがとうございました。
三度の飯よりさん
はじめまして!
コメントありがとうございます。
ヘタれレポートで恐縮です(笑)
大洗の雰囲気が少しでも伝わればと思ってます。
しかし写真より実際はもっと黒松がプレッシャーがあります。
ラウンド中はコースにやられて凹みますが、帰宅してコースを回想するとまたチャレンジしたくなるコースでした。
ぜひ一度ラウンドしてみてください!
こんにちは。
空中ハザード、私は非常に苦手にしています。(^^;
やきそばパンZさん
ナイスショットが枝に当たって、ぽとりと落ちるとショックですよね
[…] 空中のハザードの黒松と海からの風が立ちふさがるコース 井上誠一氏設計の大洗ゴルフ倶楽部をラウンド […]