間宮堂の塩帆立ラーメンと帆立カレーを食べた後は高台にある宗谷岬平和公園を散策してみました。
まずは間宮堂の隣の日本最北端の寿司屋「むせき寿し」
間宮堂にはたくさんお客さんが入ってますがこちらは出入りなし。大丈夫だろうか?
そして駐車場から海のほうをみると宗谷岬灯台が。
高台にあるので高さはそれほど要らないのでしょうか。高さ17m。
もちろん日本最北端の灯台。
日本の灯台50選にも選ばれてるのだとか。ちなみに朝に見たノシャップ岬にある稚内灯台も選ばれてるらしい。
灯台の横にモニュメントが2つ建てられているので近くに行って見てみた。
こちらは「ラ・ペルーズ顕彰記念碑」
1700年代のフランス人で1787年に欧州人として初めてサハリンと北海道の間の海峡の宗谷海峡(フランス名ではラ・ペルーズ海峡)を通過した人物で2007年10月に220周年を記念して建てられたモニュメント。
そしてその隣に建つ「あけぼの像」
昭和46年に、北海道の牛乳生産量100万トン突破と飼育乳牛50万頭突破を記念して建てられたらしい。北海道酪農の曙を記念したからあけぼの像なのでしょうか。
高台から海を見た風景。最北の宿という屋根も見えます。
このあたりは最北の・・・商法で集客してますね。
そしてこちらは宗谷海峡を見渡せる高台の先に造られた「大岬旧海軍望楼」
明治7年に樺太千島交換条約が成立して樺太全島はロシア領になりましたが宗谷海峡における日露の緊張は高まるばかりで当時の日本海軍は明治35年にこの望楼を建設して国境の警備・監視を続けたらしい。
形も船のブリッジを形作る異色の望楼で稚内市の有形文化財(1968年12月指定)にもなっている。
望楼から見る宗谷岬灯台。
宗谷丘陵には宗谷黒牛が飼育されています。
内地のほうに目を向けると風車の建物が目に入ります。
「宗谷丘陵展望休憩施設(ゲストハウス・アルメリア)」という風車が目印の無料施設。
宗谷丘陵で飼育された宗谷黒牛料理などを食べることができるレストランや稚内のお土産などを購入することができるらしい。4月29日~11月3日までの営業。
ゲストハウスアルメリアの駐車場から宗谷岬を見下ろした風景。
右には祈りの塔なども見えます。
祈りの塔は高さ20mの塔で1983年9月1日にサハリン沖で起きた大韓航空機撃墜事件の慰霊碑。
2年後の1985年9月1日に建立。
先っぽが折れているが、事故発生のモネロン島の方角を指すらしい。
何やら慰霊碑やら旧海軍施設などが残っていて生々しさも感じる宗谷岬。
快晴で今日みたいな平和な日が続いてほしいものです。
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