ノシャップ岬を後にしてホテルに戻る途中、稚内港の北埠頭に設置されている北防波堤ドームと朝日が綺麗だったので撮影。
昭和6年から11年にかけて建設された建造物で、当時、北海道と樺太を結ぶ鉄道連絡船(稚泊連絡船)の桟橋を利用する乗客や鉄道に波の飛沫がかからないようにするために造られたようです。
建設後、稚内駅からドームの手前まで線路を延長し、「稚内桟橋駅」が開設され、乗客はドーム内を歩いて連絡船に乗りこんだらしい。
古代ローマ建築物を思わせる円柱と曲線のドームは全長427m。
世界でも珍しく2001年には北海道遺産にも指定されたのだとか。
第二次世界大戦が終戦を迎えたことにより、稚泊連絡船は廃止されて、それとともに桟橋駅に続く線路もなくなったのですが、現在も防波堤としての機能は維持していて、礼文島、利尻島への船が発着する稚内港を守り続けています。
ドームの内側はまさに古代ローマ建築物っぽい。
夜、ライトアップされたらまた雰囲気がいいらしいと聞いたので夜にも見に行ってみた。
日本最北端の港に古代ローマ風建築物。
ムードたっぷりでした。
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