バンドンデューンズゴルフリゾートに到着。
バンドンデューンズの第一ラウンドはパシフィックデューンズから。
その前に簡単にこのゴルフリゾートについて紹介しておきます。
このバンドンデューンズゴルフリゾートは、再生紙のグリーティングカードの事業で財を成したマイク・カイザーがオーナーとなり、オレゴン州のバンドンの海沿いの砂丘地帯を発見し、そこに自分の理想のリンクスを作りました。
まず最初に1999年にバンドンデューンズが開場。設計はデビッド・マクレイ・キッド。当時20代の若手の設計家でした。
このバンドンデューンズは世界中から大絶賛され、続いて第2コースとして造られたのが今回ラウンドしたパシフィックデューンズです。
パシフィック・デューンズは現在、最も評価の高い設計家の一人のトム・ドークが担当し、2001年に開場。
ドークがどれだけ評価が高い設計家なのかは、ゴルフマガジン社が発表している世界ゴルフ100選(2013年)の中に彼が設計した以下の5コースがランクインしていることからもわかります。
20位 パシフィックデューンズ
34位 バーンブーグルデューンズ
38位 ケープキッドナッパーズ
75位 バリーニールゴルフアンドハントクラブ
88位 オールドマクドナルド
パシフィックデューンズはトム・ドークの最高傑作と言われています。
そして、ドークは翌年の2002年にシープ・ランチというマイク・カイザー専用のプライベートコースをバンドンデューンズの北端にも設計しています。(第3コース)
続いて2005年にはビル・クーア&ベン・クレンショーのコンビが設計したパンドン・トレイルを第4コースとして開場。
そして、2010年には再び、トム・ドークが彼の右腕のシェーパー、ジム・ウルビーナとコンビを組みオールドマクドナルドを第5コースとして開場。
その他では2012年に13ホールのパー3コースのバンドンプリザーブをクーア&クレンショーが開場。
更に、2015年にはパッティングコースのパンチボウルコースがトム・ドークの設計で開場予定と年々進化をしているゴルフリゾートです。
クラブハウスに到着。
友人二人はキャディ付。私は自分でラウンドしたいのでプルカートでラウンド。
最終18番ホールの風景。ハリエニシダが綺麗に咲いていて気分はスコットランドです。
ティーはブラック、グリーン、ゴールド、ロイヤルブルー、オレンジとあり、グリーンからティーオフ。
1番ホール 304ヤード パー4
距離の短いパー4
ティーショットはフェアウェイ左がねらい目。
グリーン奥からコースを振り返った風景。
2番ホール 335ヤード パー4
距離の短いパー4
フェアウェイ左と真ん中にバンカーが配置されています。
グリーン奥から振り返った風景。
3番ホール 476ヤード パー5
海に向かって進む距離の短いパー5
グリーンの奥から海の方向(13番ホール)を見た風景。
4番ホール 449ヤード パー4
右に海が続く距離のあるパー4
次の5番ホールのティーグラウンドに続く道から4番ホールのグリーンをみた風景。
5番ホール 181ヤード パー3
縦に長いグリーンのパー3
6番ホール 288ヤード パー4
距離の短いドライバブル(1オン可能)なパー4
7番ホール 436ヤード パー4
距離のあるパー4
グリーン左サイドには複数のバンカーが配置されています。右にも2個配置。
8番ホール 369ヤード パー4
ストレートなパー4
9番ホール 379ヤード パー4
アッパーグリーン、ロワーグリーンと2つのグリーンがあるパー4
この日はロワーグリーン(左)を使用。ティーショットのねらい目は左に見える丘を登る道狙い。
ロワーグリーンは正面に見えます。アッパーグリーンは写真右のバンカーの奥。
コースから振り返った風景。
こちらはロワーグリーン。使用グリーンによって次の10番の使用するティーが変わります。
ロワーグリーン奥から振り返った風景。
10番ホール 163ヤード パー3
9番は2つのグリーンがありましたが、今度は10番は2つのティー(アッパーティー、ロワーティー)があるパー3
こちらは低い方のロワーティーからの風景。9番でロワーグリーンを使用した場合はこちらになります。
こちらはアッパーティーからの風景。9番がアッパーグリーンだった場合にはこちらになります。
ロワーティーからはグリーン左手前に小山がありグリーン面が見え辛く、創造力を働かせながらティーショットをする必要があり、アッパーティーからのほうは打ちおろしを計算する必要があります。
ロワーティーから左を向いて海を見た風景。
11番ホール 131ヤード パー3
距離の短いパー3。グリーンは小さく、周りはハザードに囲まれています。
グリーン奥から振り返った風景。
12番ホール 507ヤード パー5
やや左にドッグレッグしているパー5
グリーンからコースを振り返った風景。
13番ホール 390ヤード パー4
左に太平洋が続くパー4
グリーン右にはバンカーが。
グリーンは縦に長いです。
グリーン奥から海をみた風景。
グリーンからコースを振り返った風景。
14番ホール 128ヤード パー3
距離の短いパー3
15番ホール 504ヤード パー5
ストレートなパー5
フェアウェイにはバンカーが横切っています。
16番ホール 338ヤード パー4
距離の短い左ドッグレッグのパー4
17番ホール 189ヤード パー3
距離のあるパー3
左手前のバンカーは深いです。
18番ホール 575ヤード パー5
フェアウェイ左に巨大なバンカーがあるパー5
私が今までラウンドした海沿いのコースで一番好きなコースはペブルビーチゴルフリンクスでしたが、このパシフィックデューンズも違う種類の感動で素晴らしく記憶に残るコースになりました。
ペブルビーチはダイナミックな感動に対して、パシフィックデューンズは全体的にジワジワとくる感動というのでしょうか。
スコットランドのリンクスはまだ未訪ですが、ますます訪問したくなったラウンドでした。
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