岐阜県の新陽カントリー倶楽部をラウンドしてきました。
1989年開場。設計はデズモンド・ミュアヘッド。
ミュアヘッドは設計するコースにテーマを設定して設計することで有名で、千葉のオークビレッヂGCはアーサー王伝説、茨城のセゴビアGCはスペイン、山梨の富士クラシックは富嶽三十六景、佐賀の若木GCは有田焼の陶器をテーマにしてきていました。ここ新陽カントリー倶楽部はギリシャ神話をモチーフにしています。
各ホールにユニークなホール名が名づけられていたのですが、アコーディアグループの傘下になってからホームページ上でホール名の説明がされなくなりました。
調べてみたのですが、
6番ホール「トロイカ」、7番ホール「アポロンの池」、8番ホール「鳥」以外はわからなくなっていました。
ミュアヘッドの奇抜なデザインは、ホール名がわかるほうが更に楽しめると思うのですが残念です。ご存知の方がいらっしゃいましたらご一報ください。
※2022.8.23追記
この記事を読んだ読者の方が新陽をラウンドした時にゴルフ場の古参スタッフの方に聞いて調べて連絡をいただけました。
Eさん、情報ありがとうございます。
7番ホールは「アポロンの池」ではなく「扇子」だったようです。全ホールいただいた情報を元に更新しました。
レギュラーティーからティーオフ。
1番ホール(スタートアップ) 400ヤード パー4
打ち下しのパー4
セカンドも打ちおろしが続きます。
2番ホール(岩) 348ヤード パー4
距離の短いパー4
ティーショットが左に行くと池につかまります。
※2022.8.23追記:バンカー内に岩が配置されていますね。更に今気づいたのですが池の左にもフェアウェイがあるので2ウェイのルートがあるホールでした。
3番ホール(丘) 494ヤード パー5
打ち上げのパー5
※2022.8.23追記:打ち上げの丘を越えていくというイメージでしょうか。
4番ホール(檜) 390ヤード パー4
打ち下しのパー4
コースが左に傾斜しています。
※2022.8.23追記:コースセンターにあるのが檜なのかもしれませんね。
5番ホール(飛翔) 127ヤード パー3
※2022.8.23追記:飛翔とは蜜蝋で翼を作って空を飛んだイカロスをイメージしたホールなのかもしれませんね。
6番ホール(トロイカ) 525ヤード パー5
3つのルートに分かれるパー5。
最短は真ん中ですが池越えで左右も池があり方向性が試されます。
左はその次に距離が短いですがグリーン周りにバンカーが多くあります。
右が一番、無難なルートですが距離が長くなります。
私は一番、無難な右ルートを選択。
右は距離が長い代わりにグリーン周りは何もありません。
グリーンからコースを振り返った風景。
こちらは左のルート方向を振り返った風景。バンカーがたくさん配置されています。
7番ホール(扇子) 174ヤード パー4
池の中央にアイランドグリーンがあり、その奥にもグリーンがあります。
この日は奥のグリーンでした。
アイランドグリーンにピンが切られているとプレッシャーがかかりそうです。
奥のグリーン横からアイランドグリーンを振り返った風景。
※2022.8.23追記 このホールはアポロンの池というホール名だと思っていたのですが、扇子というホール名のようです。アポロンの池は通称でしょうか。アイランドグリーンの手前の造形は扇子のような形でした。
8番ホール(鳥) 389ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
巨大な池はアトラスの池と呼ばれています。この池を迂回するようにフェアウェイが配置されています。
このバンカーの形は陰陽マークですね。
9番ホール(トモーナ) 383ヤード パー4
打ち上げで右ドッグレッグのパー4
10番ホール(山) 320ヤード パー4
ストレートなパー4
11番ホール(欅) 292ヤード パー4
距離の短いパー4
12番ホール(滝) 185ヤード パー3
池越えのパー3。グリーン奥には翼の形のバンカーが配置されています。
13番ホール(ブーメラン) 362ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
※2022.8.23追記:ブーメランのようにドッグレッグしているのとグリーン手前のバンカーがブーメランのような形のバンカーが配置されていました。
14番ホール(キャサリンアン) 573ヤード パー5
打ち上げでS字にドッグレッグしているパー5
※2022.8.23追記:このグリーン手前の複雑な形のバンカー、実はミュアヘッドの娘さんの横顔でホール名はこの娘さんの名前なのだそうです。
グリーンから振り返った風景。
15番ホール(魚) 331ヤード パー4
右サイドに池があるパー4
グリーン右手前のバンカー内にはイルカのようなデザインがされています。(※2022.8.23追記:イルカではなくて魚だったようですね)
※2022.8.23追記:国土地理院の航空写真を見るとグリーン手前のバンカーだけでなく、コース内のラフの部分にも魚の形がした起伏を確認することができますね。
16番ホール(剣) 188ヤード パー3
打ち上げのパー3
※2022.8.23追記:国土地理院の地図にはコース内にギリシャ神話でペルセウスがメデューサを倒した鎌状の剣のハルパーのようなバンカーがあります。バンカーが途中で途切れているのは写真では見えにくいのですが左のティーイングエリアから右のグリーン手前まで蛇のような造形があります。この蛇をハルパーで切りつけた様子を表現しているのかもしれません。グリーン手前に蛇の頭のようなものが見えますね。(本日時点でのGoogleマップでは蛇の形がくっきりと見えています。その代わり、剣の形のバンカーは窪地になっていてうっすらとしか確認できません。)
17番ホール(蛇) 393ヤード パー4
ストレートなパー4
※2022.8.23追記:最初16番ホールに蛇の造形があるのでなぜこのホールが蛇?と疑問に思いましたが、国土地理院の航空写真を見て、理由がわかりました。ティーイングエリアからグリーンに向かって蛇のようにくねりながらラフが延びています。最後はグリーンをぐるりと回り左サイドに蛇の頭があるのがわかりますね。
18番ホール(鳥のあとに続いて) 610ヤード パー5
距離のある左ドッグレッグのパー5
※2022.8.23追記:グリーン手前にバンカーが縦に6つ連なっているのですが航空写真で見ると5つは鳥の形のようにも見えます。最後の1つがロケットみたいな形をしていますね。
ミュアヘッドらしい奇抜なコースデザインでした。
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