予定ではルーブル、オルセー、オランジュリーと美術館をハシゴする予定でしたがルーブル美術館をなめすぎてました。
想定していた以上に時間を消化。
なんとかオルセーもオランジュリーも行きたいのですが時間切れになりそうなので、まずはオランジュリーに。
オルセーではなくオランジュリーを先に選んだのはオランジュリー美術館にはモネの遺作の巨大な睡蓮が展示されていて、今回の旅の行程でモネが晩年を過ごしたジヴェルニーの自宅にある睡蓮の池に立ち寄るのでぜひこの目に焼き付けてから訪れたかったからです。
ルーブル美術館を通過してカルーゼル広場に。目の前に見えるのはカルーゼル凱旋門。ナポレオンの戦勝を記念して建てられました。
しかしこの門の大きさにナポレオンは満足せずに一般的に認知されている大きなほうのエトワール凱旋門を建設させたらしい。こちらは2年ほどで建てられましたが、エトワール凱旋門は完成までに50年かかったようです。
カルーゼル凱旋門とエトワール凱旋門は一直線に繋がった場所に配置されています。
カルーゼル凱旋門を通過してテュイルリー公園に。
そしてオランジュリー美術館に到着。もともとはかつて存在していたテュイルリー宮殿のオレンジの温室だったのでオランジュリー美術館と名付けられました。
オランジュリーにはモネの遺作の8つの睡蓮の展示が有名ですがそれ以外にピカソ、セザンヌ、ルノワールなどの絵も収蔵されています。
そしてこちらが今回、私が見たかったモネの遺作の睡蓮が展示されている睡蓮の間。
楕円系の2つの部屋にそれぞれ4枚の横長の睡蓮の絵が合計8点、展示されています。
モネは生涯300点近い、睡蓮の絵を書きましたが、最後の8枚の睡蓮は8枚合わせると90mにもなる大作です。
天井からは自然光が入り、光の画家モネの遺作を暖かく包んでくれています。
ずっと何もせずボーっと眺めていたくなる素敵な空間でした。
6日後にモンサンミッシェルからのパリに戻る途中でモネが晩年を過ごしたジヴェルニーに訪れて、睡蓮の池の見学に行きます。
この絵を目に焼き付けて訪れたいと思います。
そろそろ、オルセー美術館に移動します。
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