明日一緒にラウンドする友人が小田原に到着したと連絡があったので、二軒目に移動。
小田原おでんをいただきます。
小田原は昔から蒲鉾などの練り物が有名でしたが、2003年から小田原市の蒲鉾店を中心として「小田原おでん会」を立ち上げて13社の蒲鉾店がそれぞれ1品ずつ小田原おでん種を作り、提供しています。
その13店舗のおでん種をいただけるお店がこちら。
小田原おでん本店
蒲鉾店以外に豆腐屋、八百屋、精肉店なども協力しておでん種を提供しています。
小田原おでんは、小田原の特産の梅をつかった「梅みそ」をつけて食べるとしているようなのでテーブルには辛子、柚子胡椒以外に、梅みそもセットされています。
日本酒は「ご縁満開」、箱根山の井上酒造に小田原おでん本店が依頼して造った日本酒。
まずは金目なると、しらす団子、珍味揚げ(籠清)、いか墨つみれ(鈴廣)を。
小田原おでんの面白いところは、蒲鉾店、豆腐店などの業者だけでなく年に一度、一般公募のおでん種コンテストを開催していてそこで人気があったものをメニューに加えていっているところです。
金目鯛をつかったモチモチの金目なると、そしてこのしらす団子は、おでん種コンテストの受賞作品です。
こちらは、創業1814年の蒲鉾屋さんの籠清(かごせい)が製造している珍味揚げ。
山海の珍味を盛り込み、短冊状にほぐれる身が出汁をたっぷりと含んで美味しいです。
小田原おでん店のオリジナルおでん種の牛すじ。
追加で、1892年(明治25年)創業の鈴松の浜のお月見
練り物の中には、うずらの卵が入っています。
最後に、金目鯛の揚げ揚げ包み。こちらもおでん種コンテスト受賞作品。
中に、金目鯛の竜田揚げが入っていました。
小田原おでんは、毎年新しいおでん種を追加していく、地域住民と一緒に進化していくおでんと言えますね。
小田原おでん本店
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