アイルランドゴルフの第1ラウンドは、ジ・アイランドゴルフクラブ。
開場は1890年。アイルランドで最も古いゴルフ場の1つと言われています。
オリジナルの設計者は不明ですが、フレッド・ハウツリーとエディ・ハケットが改造し、その後、マーティン・ハウツリーも改造して現在の状態になっています。
アイランドゴルフクラブと名付けられていますが島にはゴルフ場がありません。かつては島だったのですが現在はアイルランド本島と陸続きになっている岬の先端に造られました。
マラハイドという対岸の町からゴルフ場に行くのに船を使って島に渡るように移動していたので、そのように名づけられたのだとか。
そして、昔はゴルフを終えたプレイヤーはクラブハウスから巨大な赤と白のディスクを掲げて対岸の船乗りに知らせて迎えにきてもらっていたようです。
古いクラブハウスはマラハイドから渡る船が着岸しやすいように岬の突端に造られていてましたが、1973年に新しいクラブハウスが現在の位置に建てられてホールナンバーがずれて今のレイアウトになっています。(現在の13番ホールがかつての18番ホール、現在の14番ホールがかつての1番ホールとローテーションするようにずれています。)
この写真は現在の13番ホールつまり、昔の18番ホール。このグリーンの先に旧クラブハウスがありました。そして対岸のマラハイドにゴルファーは帰っていきました。
こちらは現在のクラブハウス。
まずはブッシュミルズでハイボール。明日、北アイルランドに移動して、明後日に蒸留所見学に行く予定です。
記事中の距離はメートル表記(アイルランドではヤード表記のほうが多かったですがこのクラブはメートル表記でした)です。
ティーはホワイト(6271m)、グリーン(6003m)、レッド(5436m)とあり、グリーンからティーオフ。
1番ホール(Partrigde Hollow) 382m パー4
距離のあるパー4
グリーン奥から振り返った風景
2番ホール(Caul’s View) 338m パー4
ティーグラウンドから南東の海をみた風景。海の向こうにホウスという港町がある岬が見えます。
北東の海をみた風景。昨日、飛行機の窓から見下ろしたランベイ島が見えます。
3番ホール(Lambay) 380m パー4
右に海が続く距離のあるパー4
4番ホール(Skylark’s Nest) 356m パー4
5番ホール(Desert) 313m パー4
距離の短いブラインドのパー4
道の丘の上からグリーンを見た風景
6番ホール(Ridge) 303m パー4
距離の短いパー4
ティーショットが左に行きすぎると高い丘が邪魔になりグリーンが狙いにづらくなります。
7番ホール(Tower) 399m パー4
距離のあるパー4
8番ホール(Well) 268m パー4
距離の短いパー4
セカンドは打ちおろし
左の小山の上に登ってグリーンを見た風景。
9番ホール(Bowl) 145m パー3
フロント9、唯一のパー3
10番ホール(Quarry) 462m パー5
初めてのパー5。(フロント9にはパー5がありません)
グリーンは右サイドに配置されていて、右手前は窪地になっています。
グリーン奥には入り江が見えます。
グリーン奥から振り返った風景
11番ホール(Cricket Field) 362m パー4
右ドッグレッグのパー4
12番ホール(Valhalla) 384m パー4
左ドッグレッグのパー4
13番ホール(Broadmeadow) 197m パー3
距離のあるパー3。
開場時は18番ホールでした。
このホールをホールアウトして次の14番ホールに向かう途中に記念のプレートが。
当時、マラハイドから船に乗ってきたということと、この先にクラブハウスがあったと記していました。
14番ホール(Old Clubhouse) 315m パー4
距離の短いパー4。右は入り江。世界一狭いフェアウェイのホールと言われています。
フェアウェイから少し振り返って対岸のマラハイドを見た風景。
右サイドはずっと赤杭が続きます。
元々はこのホールがスタートホールでした。いきなり世界一狭いフェアウェイのホールから始まるのは大変だったでしょうね。
グリーンの奥から振り返った風景。このアングルで見るとフェアウェイの狭さがわかると思います。
15番ホール(Prairie) 474m パー5
ブラインドのパー5
グリーン奥から振り返った風景
16番ホール(Andes) 158m パー3
17番ホール(Ireland’s Eye) 355m パー4
18番ホール(Boulia Field) 421m パー4
距離のあるタフなパー4
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