オールドトムとコルトが造り上げた北アイルランドにある世界一のリンクス

[Royal County Down GC Chanpionship Links/ロイヤルカウンティダウンGCチャンピオンシップリンクス]
19.北アイルランドゴルフ
19.北アイルランドゴルフ

アイルランドゴルフ旅の第2ラウンドは北アイルランドのニューカッスルにあるロイヤルカウンティダウンゴルフクラブ チャンピオンシップリンクス。

 

1889年3月、ベルファストとニューカッスルを結ぶ鉄道の駅のそばに海沿いのリゾートコース(9ホール)として、カウンティダウンゴルフクラブの名前で開場。

同年の7月にオールド・トム・モリスが来場し、わずか4ポンドの報酬で追加の9ホールを設計し、18ホールになりました。

1908年にはハリー・バードンが改造を行い、同じ年にエドワード7世がロイヤルの称号を授けて現在の名前に。

そして1926年にはハリー・コルトが改造し、この時に世界的に評価の高い4番、9番ホールも誕生したという歴史があります。(4番、9番はThe 500 World’s Greatest Golf Holesに選出されています。)

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ゴルフマガジン社の2015年の世界ゴルフ100選では5位に、そして米国のゴルフダイジェスト社の最新のランキングでは1位にランキングされています。

ゴルフマガジン社の1位はパインバレー、2位はサイプレスポイント、3位はセントアンドリュース、4位はオーガスタナショナルで、その次にランクイン。

私は、今まで世界中の700コース以上ラウンドしてきていますが、自分がNo.1だと思うコースはゴルフマガジン7位のペブルビーチでした。

そのペブルビーチを抜かし、ロイヤルカウンティダウンは、私のNo.1のコースになった素晴らしいリンクスでした。

おそらくこの私の1位を奪うコースは、サイプレスポイントぐらいしかなさそうな気がしています。

 

そんな私にとってもゴルフダイジェストにとっても世界一のリンクス。いよいよティーオフです。

ロイヤルカウンティダウンにはもう1つ、Annesley Linksという距離が短いコースもあります。

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ティーはチャンピオンシップティー(ブルー7186ヤード)、メダルティー(ホワイト6878ヤード)、ステーブルフォードティー(イエロー6675ヤード)、レディースティー(レッド6249ヤード)があり、ステーブルフォードティーからティーオフ。

 

1番ホール 503ヤード パー5

ストレートなパー5

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グリーン奥から振り返った風景

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2番ホール 387ヤード パー4

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グリーンは正面に見えるバンカーのマウンドの向こう

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グリーン右手前からグリーンを見た風景

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3番ホール 455ヤード パー4

右に海が見える距離あるパー4

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ティーグラウンドから右を見るとアイリッシュ海が見えます。

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セカンドはマウンド越え。

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セカンドショットはグリーン奥にある白黒のポールを目標にショットします。

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グリーン左サイドからアイリッシュ海を見た風景

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4番ホール 202ヤード パー3

距離のある打ち下ろしのパー3。The 500 World’s Greatest Golf Holesに選ばれています。

同じくThe Most Scenic HolesとThe Most Penal Holesの18ホールの中の一つにも選ばれています。

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ティーグラウンドから左を見た風景。アイリッシュ海が見えます。

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5番ホール 419ヤード パー4

右ドッグレッグのパー4

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6番ホール 355ヤード パー4

右ドッグレッグのパー4

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7番ホール 125ヤード パー3

距離の短いパー3

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グリーンから左のアイリッシュ海を見た風景

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8番ホール 414ヤード パー4

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9番ホール 427ヤード パー4

距離のあるパー4。The 500 World’s Greatest Golf HolesのThe Eighteenに選ばれています。

同じく、The Single Best Holes by Number、The Lonset Holes、The Best Mountain Holes、The Best Links Holesの18ホールの中の1つに選ばれているホールです。

まずこのティーグランドに立つと景観のダイナミックさに感動を覚えます。

ティーショットは右の山すそ狙いで山越えのパー4。

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ティーグラウンドから左を見るとアイリッシュ海が見えます。

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そしてこのホールで二度めに驚くのがセカンドショット地点に向かう途中の風景。

右の山を越えるとこのような打ち下ろしになっています。

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さらにグリーン正面にはバンカーが。

私のティーショットはナイスショットでセカンドショットはこの位置からでしたが見事に正面のバンカーにつかまりパーオンならず。

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グリーン正面のバンカーからコースを振り返った風景。ティーショットはこの山を越えてきたわけです。

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とにかくこのホールは今までラウンドしてきたホールの中で一番感動したホールでした。

 

10番ホール 180ヤード パー3

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グリーン手前から見た風景

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11番ホール 430ヤード パー4

右ドッグレッグでブラインドのパー4

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12番ホール 469ヤード パー5

距離の短いパー5

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13番ホール 423ヤード パー4

距離が長い右ドッグレッグのパー4

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距離が長い上にセカンドはデューン越えになります。白黒のポールが見えるのでその方向に。

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フェアウェイは左に大きく傾斜しているのでショートすると右端のフェアウェイに落ちても左のラフまで転がります。

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14番ホール 202ヤード パー3

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グリーン手前からグリーンを見た風景

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15番ホール 454ヤード パー4

右ドッグレッグの距離のあるパー4

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グリーンの左手前には窪地があります。

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16番ホール 300ヤード パー4

距離の短いパー4

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17番ホール 402ヤード パー4

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コース中央にウォーターハザードがあります。

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18番ホール 528ヤード パー5

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ロイヤルカウンティダウンは、とにかく素晴らしく、私の中では世界一のゴルフコースだと思えるコースでした。

 

ラウンドを終えた後の感想は、過去、私がラウンドした700コースの中で一番ダイナミックで地形を活かしたコースとはこのコースの事だと思いました。

そして、少し時間をおいて3か月後にブログの更新をして再び、写真を見るとそこまでダイナミックに見えません。

また、私は海が見えるコース、海が近くに感じることができるコースが大好きです。

そしてロイヤルカウンティダウンも海は見えるし近いですが、海岸線沿いはデューンで海が見えるわけでもなく、海越えがあるわけでもなく、過去にラウンドしたコースでもっと海を感じることができるコースは他にもたくさんありましたが、それでもやはりロイヤルカウンティダウンは私の中で今でもNo.1だと言えます。

その素晴らしさは写真では伝わらなくて、このコースを訪れてショットをして歩いて初めてその壮大さ、楽しさを理解できると思いますのでぜひ機会を作ってラウンドしてほしいなと思います。

芝鳥 のぶあま

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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