アメリカ東海岸ゴルフ旅の第13ラウンドはペンシルバニア州のピッツバーグにあるフォックスチャペルゴルフクラブ。
1923年に設立されて、セス・レイナーがコース設計を担当。コースがオープンしたのは1925年になります。
開場後、幾度となく改造されてきましたが、1990年代の半ばからブライアン・シルバがレイナー設計のオリジナルのレイアウトに復元しています。
ゴルフマガジン 2015年USランキング95位にもランクインしていて、6番ホールはThe 500 World's Greatest Golf HolesのThe Five Hundred(世界のベスト500ホール)にも選ばれています。
ティーはチャンピオンシップ、バック、ミドル、フォックスチャペル、フォワードとあり、バック(6237ヤード、パー70)からティーオフ。
1番ホール(Away) 382ヤード パー4
緩やかに右にドッグレッグしているパー4
2番ホール(Punch Bowl) 460ヤード パー5
距離の短くグリーンがパンチボウル状のパー5
コースは左から右に傾斜しているので常に左狙いがベスト。
グリーン奥から振り返った風景
3番ホール(Eden) 159ヤード パー3
池越えのパー3
4番ホール(Long) 434ヤード パー4
距離の長いパー4
グリーン奥から振り返った風景
5番ホール(Cape) 324ヤード パー4
ケープホール。クリーク越えです。
フォックスチャペルのケープホールと同じレイナーが設計したくフィッシャーズアイランドクラブのケープホールをラウンドして思ったことはどちらのケープホールも今まで私が理解していたケープホールの要素とは少し違うということ。
そこでコース設計でよく語られるクラシック理論って何だろうとふと思いました。これについてはこの旅の最後の記事でまとめてみたいと思います。
グリーンから振り返った風景
6番ホール(Redan) 182ヤード パー3
リバースレダンのパー3
リバースレダンなので左手前から右奥にグリーンは流れています。
こちらは左手前から見たグリーン。
右手前から見たグリーン。
左手前から右奥にみたグリーン。
7番ホール(Alps) 269ヤード パー4
距離の短いパー4
アルプスというホール名が付いていますがアルプスをイメージするような小山は見当たらず。
どうやらグリーン右手前に盛り上がっている起伏のことをさしているようです。
グリーン奥から振り返った風景
8番ホール(Plateau) 432ヤード パー4
やや右ドッグレッグで距離のあるパー4
グリーンは砲台グリーン
左手前からグリーンを見た風景。右側はアゴの高いバンカーが配置されています。
9番ホール(Dustpan) 410ヤード パー4
距離のあるストレートなパー4
オリジナルはグリーン手前の真ん中にライオンズマウスと呼ばれるバンカーが配置されていました。近々、リストアされる予定です。
10番ホール(Spring House) 394ヤード パー4
左から右にフェアウェイが傾いているパー4
11番ホール(Short) 138ヤード パー3
ショート理論のパー3
12番ホール(Leven) 321ヤード パー4
距離の短いパー4
13番ホール(Corner) 415ヤード パー4
距離のある右ドッグレッグのパー4。右サイドはOB。
右のOBラインをギリギリ狙うとベストポジション。
14番ホール(Roders Field) 380ヤード パー4
右OBのパー4
15番ホール(Step) 365ヤード パー4
セカンドがクリーク越えのパー4
16番ホール(Raynor's Prize) 412ヤード パー4
17番ホール(Biarriz) 223ヤード パー3
距離のあるパー3。ビアリッツグリーンのホール。
グリーン左サイドからビアリッツのスウェル部分を撮影した風景
フォックスチャペルのビアリッツは、かなり深くて大きなスウェルがあるビアリッツグリーンでした。
18番ホール(Glade Run) 537ヤード パー5
セカンドショットがクリーク越えのパー5
右側にはクリークが続いています。
コメント
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