アリソンが残した日本の至宝

[Hirono Golf Club/廣野ゴルフ倶楽部 ]

日本のゴルフの聖地と呼ばれている廣野ゴルフ倶楽部をラウンドしてきました。

米国ゴルフマガジン社が二年に一度発表するGOLF Magazine’s Top 100 Courses in the World 2013で37位に入っていて日本のコースでは最上位です(川奈富士コース72位、東京GC93位)。

名実ともに日本一のゴルフ場。

開場は1932年。

設計は当時、最高の設計家の一人と言われていた英国人のC・H・アリソン。

アリソンは1930年の12月に東京ゴルフ倶楽部朝霞コースの設計のために日本を訪れ、その後、川奈に移動して、川奈ホテルゴルフコース富士コースを設計。

そして翌1931年に関西に移動して廣野ゴルフ倶楽部を設計しました。

用地の視察を終えた後、三日間神戸のホテルに籠って設計したのだとか。

日本の滞在期間はわずか2か月半。

滞在期間は短かったのですが、日本のゴルフコース設計に大きな影響を与えました。

日本では東の井上、西の上田と呼ばれる二人の巨匠が日本国内に素晴らしいゴルフコースを残してくれてますが、この二人にも大きな影響を与えたのです。

東の巨匠、井上誠一は、アリソンが川奈の設計をしているときにアリソンの仕事を目にしたことがきっかけでゴルフコースの設計家を目指すことになり、いつもアリソンが設計した東京ゴルフ倶楽部朝霞コースの設計図を褒めたたえていたぐらい憧れの存在であった。

西の巨匠、上田治においては英国留学中にアリソンの事務所でコース設計を学び、廣野ゴルフ倶楽部の造成では助手として活躍し、1940~1954年まで廣野GCの支配人にもなっていました。

そんなアリソンが残した日本のゴルフコースの至宝。

15番ホールはThe 500 World’s Greatest Golf HolesのThe Hundredに選出されています。

適度にアップダウンがある起伏を活かした素晴らしいコースでした。

ティーはレギュラーティーからティーオフ。

2019年に原点回帰をテーマにリノベーションされました。リノベーション後の写真はこちら。

開場時の荒々しさを取り戻した日本の至宝

1番ホール 487ヤード パー5

ストレートな距離の短いパー5

グリーン左手前には深いバンカーが配置されています。

2番ホール 410ヤード パー4

ストレートなパー4

フェアウェイ左には広いバンカーが配置されています。

 

3番ホール 403ヤード パー4

ストレートなパー4

グリーン右側には池が配置されています。

 

4番ホール 395ヤード パー4

ほぼストレートなパー4

 

5番ホール 135ヤード パー3

距離の短い谷越えのパー3

 

6番ホール 394ヤード パー4

ティーショットで巨大なマウンドを越えさせるパー4

プレストウィック17番ホールのアルプスというホールの理論を取り入れたホール。

 

7番ホール 171ヤード パー3

窪地越えのパー3

右にショートすると深い窪地。

8番ホール 332ヤード パー4

距離の短いパー4

コース右側にはウォーターハザードがあるのでティーショットは左狙い。

グリーンが右奥に斜めに伸びていてケープ理論を再現しているとも言われています。

 

9番ホール 491ヤード パー5

右ドッグレッグのパー5

ティーショットのランディングエリアの左には巨大なバンカーが。

 

10番ホール 333ヤード パー4

距離の短いパー4

フェアウェイに右側にはバンカー群が配置されてます。 

 

11番ホール 390ヤード パー4

ストレートなパー4

 

12番ホール 567ヤード パー5

谷越えの左ドッグレッグのパー5

 

13番ホール 149ヤード パー3

打ちおろしで池越えのパー3

13SN3O0276.jpg

開場当時のティーグラウンドは写真の右側からの池越えになり、アングルが違ったようです。

かつては、バンカーがグリーン手前に位置していました。その時はレダンホールの要素も持っていたとも言われています。

(※2015年4月にラウンドしたときに旧ティーグラウンドからみたグリーンのアングルを教えていただきましたので掲載します。)

こちらは現在のアングル。右に見える石橋は現在使用されていない橋で旧ティーグラウンドからグリーンに向かうときに使用されていた橋です。

現在のティーグラウンドの前を横切る道を右に移動すると旧ティーグラウンドの方向に移動できます。

IMG_1670

旧ティーグラウンドの周辺は木々が生い茂っているのでそこからはグリーンを眺めることはできませんが、橋の辺りから撮影したグリーンがこちら。

IMG_1675

 このアングルに近い状態が開場時の13番ホールだったようです。旧ティーグラウンド、いつか復活してほしいですね。

14番ホール 336ヤード パー4

左ドッグレッグのパー4

フェアウェイが右から左に大きく傾斜しているのでティーショットのねらい目は右。

フェアウェイ中央から左にボールが行くと下り坂で左のラフにまでボールが転がります。

このホール、自然のスロープを上手に活用していて大好きです。

 

15番ホール 496ヤード パー5

左ドッグレッグのパー5。The 500 World’s Greatest Golf Holesに選出されています。

ティーショットのねらい目は中央に見える松狙い。

セカンドショットは窪地越え。

16番ホール 376ヤード パー4

やや左ドッグレッグのパー4

 

17番ホール 210ヤード パー3

池越えの距離のあるパー3

 

18番ホール 379ヤード パー4

左ドッグレッグのパー4

コースを歩いているだけで起伏の美しさを感じることができ、幸せな気分になれる素敵なコースでした。 

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