以前から一度、伺いたかった金沢のお寿司屋さん、小松弥助。
今回、運よく訪れることができました。
席はカウンターの正面。
森田さんがイカを素早く3枚に薄く切り分けてます。
まずはアワビの酒蒸し。後でわかりましたが今回は通常のランチではなくちょっぴり豪華な内容になってました。
マグロの漬け、トロリとして美味しいです。
お刺身の盛り合わせ。
一番感動したのは、このイカ。
食感が素晴らしかった。シャリには胡麻が。この胡麻がいい仕事しています。
森田さんからの手渡しで、受け取る度にいろいろと話しかけていただけて美味さアップ。
炙りトロ
甘えび。プリプリではくプリトロな感じで美味しいです。
箸休めの水ナス
ひらめ、上にはエンガワが、更に梅肉ソース。
煮はまぐり
森田さんは今年で87歳。小気味良いリズムでお寿司を握る姿を見ているだけでも楽しくなってきます。
来年引退されるとかいう噂も。店を二度閉めて、二度再開されているから三度？と思いますが年齢的に厳しいかもしれません。最近はよく体調不良で休まれてお弟子さんたちが代わりに握っていることも多いので。
少しでも長く美味しいお寿司を握ってください。
こちらが、白山というマグロとウニととろろのお寿司。
バカラのグラスに盛られていて美しいですね。
イカと同じく感動したのが、うなきゅう。
熱々のシャリに熱々の鰻で美味しかった。
コハダ
うしお汁
穴子。ホロホロに蒸された穴子。香りが素晴らしかった。
梅貝
そして締めはスペシャリテのネギトロ。お弟子さんが丁寧にマグロとネギをたたいていました。
とにかく大将の森田さんの人柄が素晴らしい。
人柄って大事やなと思いました。
ここより、高級なネタ、美味しいお寿司は食べられるところはたくさんありますが、森田さんの人柄を最後の調味料にした小松弥助の寿司は唯一のお寿司だと思います。
素晴らしいお寿司屋さんでした。
ぜひカウンターで森田さんから直接、お寿司を受け取っていただいてみてください。
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