ベトナムは4月1日から新型コロナのために社会的隔離措置が実施されました。(その前から段階的にいろんな規制はありました)
そして4月23日から措置が緩和されて日常の生活が戻ってきました。26日には多くのゴルフ場が営業を再開しました。さっそくタンソンニャットゴルフコースをラウンドしてきたのでゴルフ場の様子を記事にしておきます。
まずは私がベトナムにやってきた2月11日から再開までのベトナムの政府やゴルフ場の新型コロナ対策を振り返ってみます。
2月11日 私はこの日からベトナム滞在を開始しました。この時、新型コロナのベトナム国内の感染者は15人。
2月21日 ダナンにあるモンゴメリーリンクスをラウンド。この辺りから過去14日間に中国、韓国などに滞在していた人はラウンドできなくなるゴルフ場がちらほら出てきました。パスポートを提出する必要があります。モンゴメリーリンクスはまだ大丈夫でした。
2月23日 ハロン湾のFLCハロンベイGCをラウンド。翌日の24日から併設のホテルに中国人、韓国人はチェックイン不可に。前日までにチェックインしていた該当者はコテージに移り、そちらに滞在することに。
3月1日 ビンズオン省のツインドーブズGCをラウンド。前日に日本からベトナムにやってきたゴルフ仲間とのラウンドでした。この時点でほとんどのゴルフ場は過去14日間に感染拡大国(日本も含む)に滞在しているとラウンドできなくなっていました。ツインドーブズは韓国系のゴルフ場だったのでこの時点では韓国人・日本人も受け入れていました。
3月9日 ダナンのバーナーヒルズGCが一時営業停止。3月2日にロンドンからベトナムにやってきた英国人が新型コロナに感染していて4日バーナーヒルズGCでラウンドしたのでゴルフ場関係者が全員隔離に。
3月13日 ベトナム国内の複数のゴルフ場が感染拡大を防ぐために営業停止に。ハノイのバンチーGC、クアンナム省のビンパールゴルフナムホイアンなどが営業停止を発表。ニンビン省のロイヤルGCは外国人の受け入れを停止。
3月16日 ホーチミン市人民委員会は市内のカラオケ店やディスコ、バー、ビアクラブ、マッサージ店、映画館、インターネットカフェなどの営業を一時停止に。
フック首相は、ベトナム人と外国人を問わず全ての人々に対し、公共の場でマスクを着用するよう命じました。これにより、3月16日からスーパーマーケットや空港、バスターミナル、駅、バスなどの公共の場や、公共交通機関を利用する全ての人々にマスクの着用が義務付けに。
3月18日 ベトナムに入国する外国人に対するビザの発給を停止。
3月21日 日本政府に対し、21日正午から日本に対する査証(ビザ)免除措置を一時停止することを通知。日本以外にも、ベラルーシとロシアが同日付で査証免除措置が停止。事実上、外国人の入国が困難な状態に。
そして全ての国からベトナムに入国する者に対して14日間の集団隔離措置を適用。
3月22日 ベトナム政府は全ての外国人のベトナム入国を一時停止すると決定。ベトナム系の人や親族訪問者に対する査証免除書の保有者の入国も停止。
3月24日 ホーチミン市人民委員会は、18時から市内における30人以上の規模の飲食店、ビリヤード場、ジム、スパ、理髪店など全てのサービス施設を営業停止に決定。
3月28日 フック首相は食料品販売店や薬局などを除くすべてのサービス施設の休業を発表。この時点でベトナム国内のゴルフ場はすべて営業停止に。
3月30日 国際旅客便の全便の受け入れを停止。
4月1日 フック首相は4月15日まで全ての世帯および行政区を対象とした「社会的隔離措置」を適用するよう指示。これにより長距離バス、路線バス、タクシー、配車アプリをプラットフォームの運行を停止。この時点でのベトナム国内の感染者数は212人。
4月15日 社会的隔離措置の1週間延長を決定。
4月23日 社会的隔離措置の緩和に。 8日間連続、新規感染者ゼロ。3月23日以前の生活に戻りました。
タンソンニャットゴルフコースに来てまず驚いたのはゲートに入ったところで車に消毒液を左右からかける機械が設置されていました。
そしてクラブハウスの前で下車すると受け付けは屋外に。健康状況や過去14日間に海外に行っていないかを申告する用紙を記入して検温してから受付。
ゴルフは一人一台のカートだと思っていたら二人で一台使えました。バンカーレーキはキャディが常に携帯(初めのコースなのでいつもそうなのかもしれません。)
ロッカールーム・シャワーは使用不可。
会計は端末の問題があるのでクラブハウス内に。そこでもきちんとソーシャルディスタンスの目印が張られていました。前の左の人、守ってないけど(笑)
このようにベトナムはウイルスへの警戒感は弱めずに、生活は元に戻ってきています。
今後、海外からの人を受け入れれば第3波がやってきます。その時に、どう対応するのかが重要ですね。
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