カリブ海に浮かぶ仏領マルティニーク島と英連邦セントルシア島へのゴルフ旅

01.ゴルフの話題
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アメリカのゴルフダイジェストのサイトでセントルシア島という島にクーア&クレンショーが新設コースを造成中で2021年に開場予定という記事を読んだ。

カナダのノバスコシア州のカボットクリフスを運営している同じ会社がカボットポイントという名前で開場するようだ。この会社にはバンドンデューンズを成功に導いたマイク・カイザーも関わっているのと、このセントルシア島の写真を見ると、素晴らしいシーサイドコースになるのは間違いない。

セントルシア島ってどこにあるんだろうと調べてみた。カリブ海に浮かぶ西インド諸島にあるイギリス連邦の独立国のようだ。

そして、セントルシア島のすぐ北には私がいつか行きたいと思っていた島のマルティニーク島があることに気づいた。

なぜマルティニーク島に行きたいのかを説明すると長くなるが、マルティニーク島では世界で5%以下しか生産されていないアグリコールラムという種類のラムが生産されている。その他のラムはインダストリアルラムと呼ばれ、サトウキビから砂糖を作るときに作られる副産物の糖蜜からラムを造るのに対して、アグリコールラムはサトウキビの搾り汁からそのまま造るのでサトウキビの風味が味わえるラムなのである。

そのアグリコールラムを初めて知ったのは沖縄の南大東島のグレイスラム社が蒸留しているコルコルというラム酒。那覇から東に400㎞先の島でひっそりと造られているアグリコールラムに感動したのを覚えている。

そしてマルティニーク島を知ったのは去年の10月のラムが豊富な函館のバー、モヒートだった。カウンターに置いてあったラムで気になるラベルのラムをオーダー。そのラムがフランスの海外県のマルティニーク島で作られているラムだった。

ボトルを見ながら味わっているとラベルにアグリコールラムと書かれていて、マスターに「アグリコールラムなんですね。アグリコールラムと言えば南大東島のコルコルも飲みに行ったことがあります」と話をすると「アグリコールラムはもともと、このあたりのフランスの海外県の島で造られたのが始まりなんです」と教えてもらった。

そんなこともあり、マルティニーク島について調べてみると、Golf des Trois-Îlets( 1976年開場、R.T.Jones SR設計)という海が見えるゴルフ場もあるのでいつか行ってみようと思っていたのだ。

Golf des Trois-Îlets

そして、そのすぐ南の島のセントルシア島にクーア&クレンショーの新設コースが造られるとなると旅の候補地の優先順位が大幅にアップ。

カボットポイントがどのあたりに造られるのかを調べてみた。

島の北部にあるCap Estateのエリアの近くの島の北東の海岸線に造られるということなのでまずはCap Estateを検索。

島の北部がCap Estateというエリアのようで、真ん中あたりにゴルフ場が見える。

調べてみると、既存のコースでSandals St. Lucia Golf & Country Club(2001年開場、John Ponko設計)という18ホールのコースで現在、グレッグ・ノーマンが改造中で9ホールのみの営業している。その他、セントルシア島にはSandals Golf Club at Sandals Regency La Tocという9ホールがあり、Jalousieという南西の場所にも9ホールのコースがあったが、こちらは閉鎖されているっぽい。

Sandals St. Lucia Golf & Country Club

そしてカボットポイントが造られているエリアを記事の海岸線の写真を見ながら特定することができた。

Sandals St. Lucia G&CCからそのまま東に進んだ海岸線沿いに造られるようだ。最新の4月13日の衛星写真で見るとゴルフコースのルーティングらしき部分が一部見られる。衛星写真の右下あたりがゴルフダイジェストの記事の空撮のエリアだと思う。(衛星写真の左下のコースはSandals St. Lucia G&CCの一部)

セントルシア島にはアトランタの空港からデルタ航空が飛んでいる。

イギリス連邦のセントルシア島でカボットポイントをラウンドして、世界遺産のピトンを見学。

ピトン管理地域 – (2004年、自然遺産)
CC-BY-SA-3.0

そして船でフランス海外県のマルティニーク島に移動してアグリコールラムの蒸留所巡りとゴルフ・デ・トロイジレットをラウンドというカリブ海ゴルフ旅をプランしているとワクワクする。

2023年1月時点での開発状況

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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