ベトナム人スタッフと機材の購入についてメッセージのやり取りで知った文化の違い
ベトナム人スタッフ
「値段は3.536.364,0ドンです。」
私
「3.536.364,0
.と,がおかしいです。
3,536,364ドンですか?」
ベトナム人スタッフ
「はい、一台3.536.364,0ドンです。
2つの値段は7.072.727,0です。」
ん?
先日、ライムをベトナム人はレモンと呼ぶという話をアップしました。
これももしかして。。
と思って調べるとベトナムは日本と小数点と桁区切りの記号が逆なのがわかりました。
日本は小数点は「.」で桁区切りは「,」に対してベトナムは小数点は「,」で桁区切りは「.」もしくは空白で表します。
さらに調べるとフランスなど欧州大陸の表記がそうらしい。ベトナムは元フランス領、なるほど。
そういえばレシートなどを見た時に違和感を感じていた理由がこれだったわけです。ベトナムで金額で小数点以下が出てくることはまずないので、おそらく過去にフランスを訪れた時にユーロとセントの表記で違和感を感じていたのだと思います。
ヨーロッパにしょっちゅう行ってる方からしたら常識なのだと思いますが、私は知りませんでした。
勉強になりました。
小数点の元祖がピリオド(.)かカンマ(,)かどちらなのか気になり調べてみました。
小数の概念は古代バビロニアの時代からありましたが、現在のような表記になったのは1600年頃かららしい。
小数点は、対数を生み出したスコットランドの数学者ジョン・ネイピアが生み出しました。
彼の死後の2年後の1619年に息子が遺稿を出版して世界中に広まったらしい。
となるとなぜ欧州大陸は小数点を.ではなく,を選択したのか気になる。。
※国際商取引上では、桁区切りは空白、小数点はコンマまたはピリオド
らしい
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