フーコック島北西部のエシュリブンバウでのゴルフを終え、宿泊先の南部サンセットタウンへ移動した。移動は約1時間ほど。
フーコック島南部に位置する大規模開発エリア「サンセットタウン」は、ベトナムのSun Groupが手掛けるリゾートタウンだ。イタリアのアマルフィを模したカラフルな建物群と、海に向かって広がる階段状の街並みが特徴である。


サンセットタウンが造られる前の南西部・アン・トイ周辺は、港町と漁業の空気が残るエリアだった。そこにSun Groupがケーブルカー駅周辺の開発を起点に、地中海風の観光タウンとして街並みごと作り替えた。現在も開発は続いており、地価も高騰している。


中心にはキス・ブリッジ(Kiss Bridge)がある。夕暮れ時になるとその名の通り、海に沈む夕日と橋のシルエットが象徴的な風景をつくるようだ。夜にはライトアップや噴水ショーも行われる。

宿泊した La Festa Phu Quoc はそのサンセットタウンの真ん中にあるホテルで、街の雰囲気と一体化するような造り。時計台を中心に部屋が両サイドに広がっている。


シービューの部屋からはしっかりと海が見ることができた。

サンセットタウンは「作られた街」という印象が強い。素晴らしいベトナムの文化の中に、なぜイタリア風の街を作るのか――最初はそう思った。けれど日本も、志摩スペイン村やハウステンボスが1990年代に造られたように、ベトナムはいま日本の30年前と似たフェーズに入っているのかもしれない。
本物ではないという違和感はやはりある。ただ、幼児がいる若い家族連れが気軽に海外気分を味わうには、ぴったりな場所だとも思った。
チェックイン後、街を散策してみた。ホテルからも見えていたキス・ブリッジを見に行く。島の西側の砂浜に沿って海の上に造られた橋で、北側と南側の陸地から弧を描くように中心部へ伸びている。最後は数十センチだけ繋がらず、恋人たちがキスをして“繋ぐ”というコンセプトの橋だ。


ズームして橋を動画で撮っていたら、偶然にもカップルがキスをするタイミングが撮影できた。

街を歩くと、やはりアジアの島にアマルフィの街並みという違和感はある。ただしばらく歩いていると、この違和感というかチープさも、だんだん味に感じてきた。


ナイトマーケットのエリアも、夕方ごろから開店準備を始めていた。夜に訪れた話は、また後ほど紹介する。







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