サンセットタウンを散歩中にナイトマーケットの一番端っこにVietnam Selectというスーパーマーケットがあったので入ってみた。


中に入ると警備員がいて万引き防止で入店者のカバンを結束バンドで会計時までくぐりつける。日本では、こういうことはまずないが、ベトナムでは入り口にロッカーがあり、カバンを預けたりすることも多いので慣れている。


地上階と地下の2フロアで営業していて、地下には生鮮食品や衣料などが、そして地上階には食品、日用品、お菓子、飲料などが販売されていた。


お酒の品ぞろえがかなり豊富で海外のお酒だけでなくベトナム国内中の蒸留酒やビールなどたくさん販売されていた。
フーコック島のスーパーで「ISC」と書かれたラムを見かけた。
そういえば、以前ニャチャンの街のスーパーでも、ISCのジンやラム、ウイスキーが棚に並んでいたのを思い出した。
気になって調べてみると、ISCは International Spirits Corporation というベトナムのメーカーのブランドで、南部ビンズオン省に拠点を置くスピリッツ会社だということが分かった。ラムだけでなく、ウイスキーやジン、ウォッカなども造っている。


ただ、これまでベトナムのバーを数多く訪れてきたが、ISCの酒をバックバーで見た記憶がほとんどない。少し不思議に思って調べてみると、ISCはバー向けのプレミアムブランドというより、家庭用や製菓用、カクテルベースとして流通している低価格帯のスピリッツとして広く使われているようだ。
そのため、スーパーではよく見かけるのに、バーではほとんど見ないという状況になる。イメージとしては、日本でいうところのトリスウイスキーがバックバーに並ばないのに近い感覚かもしれない。
ベトナムにもクラフトスピリッツや高品質なラムが少しずつ登場しているが、ISCはそれとは別の立ち位置の酒だ。地元の家庭や菓子作り、あるいは手軽なミキサー用として流通している、いわばベトナムの日常酒の一つと言えるのだろう。
前回、フーコックを訪れた時に飲んだシムのお酒も、もちろん販売されていた。
ベトナムのビールもクラフトビールが流行り、Pasteur Street Brewing、Heart of Darkness Brewery、East West Brewing Co.など今まで私も飲んできたが、まだ飲んだことがないメーカーがあったので部屋飲み用に購入した。

購入したベトナムのビールは左から、
・TOUCAN Vietnam Pale Ale
・5 Elements Brewing 「Thổ」Black Forest Ale
・5 Elements Brewing「Mộc」Pacific Pale Ale
・SUN KRAFTBEER PHU QUOC “Signature” HELLES LAGER

部屋で飲んだ順番にどんなビールなのか紹介する。
Mộc – Pacific IPA Ale
モック・パシフィックIPAは、ダナンの5 Elements BeerのパシフィックIPA
5 Elements Brewing Co.(Bia Ngũ Hành)は、五行「Kim(金), Thủy(水), Mộc(木), Hỏa(火), Thổ(土)」の哲学にインスピレーションを得た、ベトナムのダナン発のプレミアム クラフトビール ブランド。
パッションフルーツやマンゴーのトロピカルフルーツっぽい香りがするIPAで軽くゴクゴク飲めるタイプ。

Thơ – Black Forest Ale
トー・ブラックフォレストエールは上のMộcと同じダナンの5 Elements Beerのダークエール系のビール。
チョコレートやコーヒー系の香りがして、少し甘みがあり、じっくり飲むのによいタイプのビールだった。

TOUCAN “Vietnam Pale Ale”
トゥーカンズ・ベトナム・ペールエールのラベルに描かれているのは南国の鳥「トゥーカン(オオハシ)」。
ホーチミンのToucan Brewery(トゥーカン・ブリュワリー)のペールエール。柑橘系のトロピカルなニュアンスの飲みやすい南国のペールエールだった。

Sun KraftBeer – Helles Lager

サン・クラフトビール ヘレスラガーはフーコックのサンセットタウンを開発しているSun Group(サングループ)がサンセットタウン内に醸造所を作り、生産しているドイツ・ミュンヘン式の伝統的なラガー。
苦みは弱く、モルトの甘みがきれいに出ていて非常に飲みやすく完成度の高いラガーだった。





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