第九話「エメラルドの島、アイルランドゴルフ旅」

6章.アイルランド北西部のコノート地方へ

コノート地方はアイルランドの北西部に位置して、アイルランドの自然を他の地域以上に楽しめる地方である。

アイルランド14日目

今日の目的地はコノート地方のスライゴー州に。

その途中に少しだけ寄り道。レンスター地方の端にあるウェストミーズ州のアスローンという人口2万人ほどの小さな街に立ち寄った。二日前の夜に食事をしたリムリックの街に流れていたシャノン川がアスローンにも流れている。(こちらが上流になり、全長はなんと386kmもある。)

アスローンに立ち寄った目的はこの町にアイルランド最古のパブ、ショーンズバーがあるから。朝10時半の開店を待って入店。

とても古く雰囲気もあるのでゆっくりと時間を過ごしたいが、昼過ぎにスライゴー州に到着する必要があるので軽く一杯だけいただくことにした。

飲んだことないビールなどいろいろとあり、目移りしたが、私が選んだのは900 AD Beer

こちらのパブが900年頃から営業していたことから名づけられたビール。

喉を潤しながらバックバーに何か珍しいお酒がないか探していて見つけたウイスキーのフラミング・ピッグ。直訳すると燃える豚。

ダブリンのマーロンズウイスキーカンパニーが販売しているシナモンと黒胡椒とクローブで風味付けしたスパイスド・アイリッシュウイスキー。シナモンの香りと黒胡椒の刺激が心地よいフレーバード・ウイスキーだった。

そろそろスライゴーに移動する。

詩人イェイツの心の故郷に造られたコルトの傑作リンクス

アイルランドゴルフ旅の第16ラウンドはアイルランド共和国のスライゴー州にあるカウンティスライゴーゴルフクラブ

開場は1894年。開場時は9ホールで開場。その後、18ホールに拡張され、1927年にハリー・コルトが再設計して現在にいたる。

Bomoreコースという9ホールのコースも1999年に追加され、そのため18ホールのコースはチャンピオンシップコースと呼ばれるようになった。

スライゴーは詩人イェイツの母が生まれた地で、イェイツが心の故郷として愛した大西洋やベンブルベンと呼ばれる平らな山に囲まれた美しい土地。

7番ホールはグリーンがクリーク越えの距離のあるパー4で正面にはイェイツが愛したベンブルベンという平たい山が見えた。

10番ホールは、ホール名の名の通り、ベンブルベンが一番近くに見えた。

どのホールも視界が広く、気持ちがよい。

カウンティスライゴーゴルフクラブは、コノート地方のエメラルドの美しい土地に造られたコルトの傑作リンクスの1つだった。


カウンティスライゴーGCでのラウンドを終えて、ダブリンに戻る前にスライゴーで夕食を食べてから帰ることにした。

ベストレストランスライゴーに選ばれたこともあるこちらのCoach Lane(コーチレーン)で。

緑に覆われた小道を通り過ぎて入店。一階はパブで二階がレストラン。

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店内の風景
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ラムのレバーの骨髄煮込み

まずはシュリンプカクテル。サイドは、やはりジャガイモの国。たっぷりの2種類のジャガイモがサーブされた。

私が頼んだのはカネマラ地方のラムのレバーをマッシュルーム、ベーコンの脂部分をラムの骨髄とシェリー酒で煮込んだものをいただいた。

これがレバーの風味を殺さずに上手に調理されていて本当に美味しかった。

次回スライゴーを訪れた時もこれをオーダーしたいと思う。


スライゴーの町の素晴らしいレストランで夕食を終えて、あとはスライゴーからダブリンまで200㎞、約2時間半の移動。アイルランド島を時計回りにほぼ一周する旅の最後の移動だった。

しかし、レンタカーのエンジンをかけても全くかからず。その後、いろいろと調べてみるも状況は変わらず。。

すぐ近くにバスの営業所があったので事情を説明して整備士の方に協力をしてもらい、いろいろ試してもらったが、エンジンはかからなかった。

レンタカー会社に連絡をして提携のカーレスキューに来てもらうことになった。19時半にはスライゴーを出発できていたはずが、この時点で21時過ぎ。

カーレスキューも苦労しているようだ。

今まで、私が経験した海外でのトラブルは色々あったが、その都度、延泊を覚悟して行動すれば、そこからの時間はオマケの時間と思えるので更に旅が楽しめた。

ということで。。

運転を友人に任せて、修理はプロに任せるしかないので先ほどのコーチレーンに戻り、軽く一杯飲みながら待つことにした。

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バスの整備士が見てくれた
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コーチレーンの1Fのパブ

Cute Hoorというハイネケンアイルランドのアイリッシュペールエールをいただいた。

一杯いただいて、車に戻ると、まだまだ復旧せず。

レンタカー会社と協議した結果、この車はこのままここに置いておくことになり、キーをレンタカー会社の指定の近くのホテルに預けて、タクシーを手配してくれることになった。

狭いタクシーに揺られながら移動し、結局、ダブリンのホテルに到着したのは日付が変わった午前2時。

久しぶりにヘトヘトになった移動だった。

翌日は本当は早朝からポートマーノックホテル&ゴルフリンクスをラウンドしてから昼からロイヤルダブリンという予定だったが、レンタカー会社にタクシー代などのリファンドと車の借り換えなどの手続きが必要なので、午前中のラウンドをキャンセルすることになった。

     
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