2012年全米オープン開催のゴルフクラブをラウンド

[オリンピッククラブオーシャンコース ]
07.米国ゴルフ
07.米国ゴルフ

カリフォルニアゴルフの第一ラウンドは再来年の2012年に全米オープンが開催されるオリンピッククラブでのラウンドでした。

オリンピッククラブは今までも1955年、1966年、1987年、1998年と四度、全米オープンの会場になっています。

オリンピッククラブは1860年にサンフランシスコ市内に設立されたアメリカでは最も古い歴史あるアスレチッククラブで、1918年に経営的に苦しんでいたレイクサイドゴルフクラブを買収して、ゴルフコースも所有するようになりました。その後、1924年にウィリー・ワトソン氏を招聘してレイクコースとオーシャンコースの2つのコースに造り変えました。(両コース共に18ホール、パー71のコース)

全米オープンはレイクコースで開催されています。このレイクコースは私の愛読書の「THE 500 WORLD’S GREATEST GOLF HOLES」(世界中のゴルフコースの中から500ホールをピックアップして紹介している本)に以下の3ホールも掲載されています。

オリンピッククラブ レイクコース 3番ホール 223ヤード パー3

オリンピッククラブ レイクコース 7番ホール 288ヤード パー4

オリンピッククラブ レイクコース 18番ホール 338ヤード パー4

今回、ラウンドしたのはそのレイクコースではなくオーシャンコースのほうでしたが、こちらも素晴らしいコースでした。

オーシャンコースは開場後、地滑りにより、いくつかのホールが太平洋に沈んでしまったので1927年にサム・ホワイティング氏が改造・再建をしました。このときレイクコースも改造されたようです。

更にレイクコースは1955年の全米オープン開催に向けてロバート・トレント・ジョーンズ・SR氏の手によっても改造されたようです。

オーシャンコースはその後、1996年の嵐によりダメージを受けて2000年にトム・ワイスコフ氏が改造・再建を行ったので両コースとも、開場当時よりかなり改造されているみたいですね。

そしてパー3のクリフスコースというコースが1994年に新設されていてこちらの設計はオーシャンコースを改造したトム・ワイスコフ氏とジェイ・モリッシュ氏。この二人の組み合わせはどこかで聞き覚えあるなと思い、思い出してみるとハワイ島でよくラウンドするワイコロアビーチリゾート・キングスコースの設計者でもある二人でした。

メンバー制の名門のオリンピッククラブ。クラブハウスには入れないかなぁと思ったのですが、入れていただくことができて、まずはランチ。

クラブハウス内では現金のやり取りは一切行われていません。メンバーさんの名前を書いてメンバーさんへのツケ払い。

そんなオリンピッククラブのオーシャンコース。お腹も一杯になったのでスタートすることに。

ティーはブラック、ブルー、ホワイト、グリーンとあり、本日はブルーティーからのキャディさんを一名付けてティーオフ。

アウトはパー36でインはパー35。

ブルーからはコースレート71.0、スロープレート129なので、私のとっては手ごろな感じ。

1番ホール 535ヤード パー5

左ドッグレッグのパー5

2番ホール 176ヤード パー3

右サイドに複数のバンカーが口を開いているパー3

3番ホール 382ヤード パー4

両サイドに木が続いているパー4。右サイドは特に木が迫ってきているので狙うなら左狙い。

ティーグラウンドから右側を見るとサンフランシスコゴルフクラブが見えました。

サンフランシスコゴルフクラブも名門コース。先ほどの「THE 500 WORLD’S GREATEST GOLF HOLES」にも7番ホール 190ヤード パー3と9番ホール 570ヤード パー5が掲載されています。

この写真の左側を見ると去年のプレジデンツカップが開催されたハーディングパーク・ゴルフクラブも見ることができました。(こちらはサンフランシスコ市営のパブリックコース)

4番ホール 526ヤード パー5

真っすぐでティーショットがやや打ち上げのパー5

5番ホール 162ヤード パー3

打ちおろしのパー3

6番ホール 306ヤード パー4

真っすぐで距離の短いパー4

7番ホール 431ヤード パー4

左に傾斜している長いパー4。右の土手のラフは深くてロストしやすいです。

8番ホール 396ヤード パー8

真っすぐなパー4。このあたりから雨が強くなってきました。

9番ホール 377ヤード パー4

やや左にドッグレッグしているパー4

10番ホール 171ヤード パー3

グリーン手前に深くて大きなバンカーが口をあけているパー3

11番ホール 504ヤード パー5

右ドッグレッグのパー5

12番ホール 376ヤード パー4

平坦なパー4。右のラフにボールが入るとロストの可能性大。

13番ホール 354ヤード パー4

左ドッグレッグのパー4

14番ホール 334ヤード パー4

距離の短いパー4。グリーン周りのバンカーが厄介な感じ。

15番ホール 445ヤード パー4

距離のあるパー4。

16番ホール 406ヤード パー4

距離のあるパー4

17番ホール 187ヤード パー3

グリーン左右にバンカーが配置されているパー3

18番ホール 392ヤード パー4

やや右ドッグレッグで途中で下っているパー4

次回、オリンピッククラブをラウンドする機会があれば、ぜひレイクコースもラウンドしてみたいと思います。

2013年にレイクコースをラウンドしてきました

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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コメント

  1. […] コースの設計や歴史についてはこちらの記事をご覧ください「オリンピッククラブを再訪」 […]

  2. […] 朝食後は再びPIER39に   アザラシを見に行ってみました 2012年全米オープン開催のゴルフ場をラウンド   メンバーコースのオリンピッククラブのオーシャンコースをラウンド […]