サンタバーバラの東隣の町、モンテシートにあるモンテシートカントリークラブをラウンドしてきました。
モンテシートカントリークラブは1922年に開場。
設計はマックス・ハウエル・ベーア。その後、ずいぶんと後にジャック・ニクラスの設計事務所が改造したようです。
マックス・ベーアについて少し調べてみました。
マックス・ベーアはニューヨーク生まれでイェール大学ゴルフコースデザイン科の最初の卒業生。
スコットランド人の彼の祖父と父はアメリカ最古のゴルフクラブのセントアンドリュースゴルフクラブ(ニューヨーク州のヨンカースに1888年創設)のファウンダーだったようで、生粋のゴルフ家系に生まれました。
ゴルフの腕前もスクラッチプレイヤーで、1914年から1918年にかけてGolf Illustratedマガジン(1914年創刊)の最初の編集者として活躍。
その後、妻の死をきっかけに34歳でカリフォルニアに引っ越して、ゴルフコースの設計の仕事を開始しました。
彼が設計した主なコースを調べてみると
1922年 Hacienda Golf Club
1922年 Montecito Country Club
1922年 Oakmont Country Club
1924年 Lakeside Golf Club
1928年 Montebello Country Club
1929年 Rancho Santa Fe Golf Club
があり、1929年のランチョサンタフェゴルフクラブが最後の作品のようです。このランチョサンタフェも最初はアリスター・マッケンジーに設計の依頼がいったのですがマッケンジーはサイプレスポイントの設計で忙しかったので断り、その代わりにマックス・ベーアを推薦したり、1926年にはオリンピッククラブレイクコースの改造も担当したようで実力があった設計家だったようです。
ティーはブルー、ホワイト、レッドとあり、ブルーティーからティーオフ。
1番ホール 319ヤード パー4
距離の短い右ドッグレッグのパー4
コースは正面に見える木の右側がフェアウェイで、その左の部分は別のホールです。
なので、右にある大きな木がかなり邪魔になります。
コースは全体的に左に傾斜。グリーンもかなり左に傾斜していて難しかったです。
2番ホール 310ヤード パー4
右ドッグレッグで打ち下しのパー4
セカンドも打ちおろし。太平洋が見えます。
3番ホール 448ヤード パー4
ストレートなパー4
コースは全体的に左に傾斜しています。
4番ホール 423ヤード パー4
ストレートなパー4。
先ほどのホールを平行して折り返すので今度は全体的に右に傾斜しています。
5番ホール 189ヤード パー3
フラットなパー3
6番ホール 320ヤード パー4
距離の短いストレートなパー4
このホールは全体的に左に傾斜しています。
7番ホール 478ヤード パー5
ストレートなパー5
全体的に右に傾斜。
8番ホール 108ヤード パー3
打ち上げのパー3。
グリーン右に外すと右傾斜のため苦労します。
9番ホール 303ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
コース全体が右に傾斜しています。
10番ホール 374ヤード パー4
打ちおろしでストレートなパー4
コース全体が右に傾斜しています。
11番ホール 531ヤード パー5
ストレートなパー5
今度はコース全体が左に傾斜。
12番ホール 425ヤード パー4
ストレートなパー4
コース全体が右に傾斜しています。
13番ホール 347ヤード パー4
打ち上げでストレートなパー4
セカンドも打ち上げが続きます。このホールのグリーン、激ムズでした。ものすごい傾斜のところに傾斜のままグリーンが造られていたのでボールが止まりません。
こんなのあり?という今まで経験したことのないグリーンでした。
14番ホール 153ヤード パー3
打ち下しのパー3
15番ホール 376ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
コース全体が左に傾斜しています。
左を向くと太平洋が一望できます。
16番ホール 421ヤード パー4
ストレートで全体的に右に傾斜しているパー4
17番ホール 171ヤード パー3
左がブッシュのパー3
18番ホール 543ヤード パー5
ストレートなパー5
コースは全体的に左に傾斜しています。
三打目は打ち上げに。
高台の斜面に海に平行して造られているホールが多かったので常に海に向かってフェアウェイやグリーンが傾斜していて、その傾斜もかなりの勾配だったのでボールのコントロールが大変でした。
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